こんばんは

 

前回は、2日目の早朝、自転車で居眠り運転をして、顔から田んぼに突っ込んだところまで話しました。

 

おかげで眠気は吹っ飛びました。福井県の武生を過ぎると国道8号は山地帯に突入します。

 

国道というものは、紳士的で、山とかあっても勾配2%くらいなはずだ、

という現実離れした認識を持っていましたが、間違っていました(笑)。

 

上って、下って、また上って海抜200Mまで上ります。

しかもそこは山中から、いきなり日本海沿いの断崖になっていました。あの光景は今でも忘れられません。

 

その途中パンクしてしまいました。しかし、こういう時も想定し、父からパンク修理を教わってきました。

 

マイナスドライバーでタイヤを外し、穴にパッチを貼り付け、タイヤをはめ、空気を入れます。

 

あれ?おかしいぞ〜、直したばかりなのにまた別の場所から空気が漏れているぞ〜

 

?でしたが、もう1度同様の方法で修理します。

 

なんとか大丈夫でした。

 

ところが走ってる間は大丈夫ですが、休憩するごとに空気が抜けます。

 

原因はマイナスドライバーでした。

ドライバーの角でごく小さな穴を開けていたのです。

しかし当時はそれに気づきませんでした。

タイヤレバーという便利なものがあることも、全く知りませんでした。

 

父としては、タイヤレバーが無い時の裏技のようなつもりで教えてくれたのかもしれませんが、私はそれを真に受けて・・・|||(-_-;)||||||

 

これ以来「パンク修理は難しい」と脳裏に刻み込まれ、何年もトラウマのようになってしまいました。

 

だましだまし敦賀市街まで行き、サイクルショップでパンク修理と、出発時からのホイールのぐらつきを抑えてもらいました。2箇所パンクしていました。

 

これでようやく一安心です。

 

③へ続く