長女から学ぶ愛・思いやり・生きる姿勢 | キラキラ輝くいまを!!~ひろみんは生きている~

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ここは天国です。ここは愛と光に溢れたとても素敵な世界です。
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いま自分はどんな周波数を放っているかな~それが私の最大の関心事です。
レインボーチルドレンの娘がいます

こんにちは ひろみんです

 

我が家には娘が2人います。エネルギーのわかる役者志望の次女と、もう1人高校2年生の長女です。

最近次女の事ばかり書いていたので、長女の事も書いてみようと思います。本人はとっても迷惑そうですが・・・

私の闘病中は家の中の事をリーダーとしてやってくれていました。部活も辞めてくれて長女のサポートが本当に助かりました。私もすっかり甘える事が出来たのは長女の愛、大きな器のおかげです。

 

長女は次女とは正反対の性格で、それぞれ個性的で面白いです。人の前には出たくない、目立ちたくない、構われたくない、ほっといてほしいそんな子です。小さい頃から落ち着いていて、親子の会へ行っても私の膝の上にちょこんと座り、周りの子が遊ぶ様子を見て、それで満足だった様です。いつもニコニコとじーっとしているので、よくおばあちゃんみたいな子だねってママ友たちに言われていました。

 

長女はとても落ち着いていて、ゆったりのんびりマイペースな子で一緒にいると癒されます。そして作り物が大好きで、一時期は料理人を目指していたくらいお料理が得意です。

長女の淹れてくれたお茶は特別美味しく感じます。それは長女の優しい癒しの波動がお茶に伝わるからだと思います。小学5年生くらいから『お茶にしない?』とお誘いがあり、美味しいお茶を淹れてくれて、これがお話聞いてねの合図でした。

長女が生まれてから、私の無知でこの子の足を引っ張らない様にと、スピの勉強を始めたので、彼女が私の霊性を育ててくれています。

 

私がまだ退院したばかりの頃、1日のほとんどをソファーで横になり過ごしていました。宅配の冷凍商品が玄関先に届いたので、保冷材は入っているけど早く冷凍庫へ入れたいと思っていました。

その頃、まだ身体が思う様に動かず、重いモノも持てないし、リビングから玄関へ行きキッチンの冷凍庫へ行く作業がとても億劫でした。そこで次女に『玄関にあるのを冷凍庫に入れてくれない?』とお願いしました。次女はいつもの様に調子よく『は~い』と言いながら、遊びに夢中でした。私は3、4回『先にやってよぉ』とお願いしましたが、なかなかやってくれませんでした。

そこへ長女が学校から帰ってきました。『あれ?なんで冷凍品が出しっぱなしなの?すぐにやらないと、何で放置してるの?』と次女に聞きながら、ササッと片づけてくれました。ずっと気になっていたのでホッとしました。

 

次女に対して長女は『ねぇ、なんですぐにやらないの?こんな事1分もあれば出来るでしょ。ママは本当は自分でやりたいんだよ、でも出来ないからお願いしているんでしょ。そんな風にいつまでもやらないって、嫌々お手伝いしてるって事?嫌々やられたらママはどんな気持ちだと思う?気を使うでしょ。あぁいつもイヤなんだなって思うと思わない?そう思わせたら次からママは頼めなくなるのわからない?

あなたにママを手伝う資格ないよ。私はね一度だって嫌々お手伝いした事はないよ。イヤだなぁって感じるくらいだったらやらないの。だってママがそれを見たら悲しいと思うから、ママにそんな思いはして欲しくないの。ママはやりたくても出来ないんだよ。私だって学校から疲れて帰って来て、家の事やる事いっぱいあるけど、すぐに出来ない時は「ちょっと待ってて」って言って、気持ち良くやろうって思うまではやらないの。私は一度だってやってあげてるなんて気持ちでやった事ないよ。ママのお手伝いが出来て嬉しい、ママの役に立てて嬉しいって思っていつもやってるよ。それが出来ないなら、嫌々ならやるんじゃない。思いやりってそういうモノでしょ。相手に気を使わせない、労わるってそういう事でしょ。愛ってそういうモノなんだよ。さりげなく、気付かれない様に気を配る、それが思いやりってモノでしょ、あなたにそれがわかる?』と。

 

本当にそうでした。今まで学校から疲れて帰って来ても、家事や料理をやる時は鼻歌を歌って楽しそうにやってくれていました。思春期で学校でもいろいろな事があると思います。それでも家に帰ってから気持ち良くお手伝いをしようと、長女なりにがんばってテンションをあげてやってくれていたんですね。たしかに私が長女に気を使う事はあまりなかったです。しっかりとそう意識してやってくれていた事を初めて知り、長女の愛の深さに感動しました。それを妹にしっかり伝えてくれる、そんな所も有難いです。

お互いがやってあげたいと思う事をやるのが本当の優しさ、やってあげるは大きなお世話、やりたくてやるのが愛情のかけ方、それを言わなくても気付いて学んでいるのですね。素晴らしいと思いました。

 

病気がわかった当初私は家族に申し訳ないなぁと思っていました。でもある方に『今、あなた方家族は貴重な学びをしている時、普通ではなかなか体験出来ないとっても貴重な学び。家族全員でそれを体験しているところ。だから申し訳ないなんて思う必要は全くない。むしろその体験が、これから先子供達に絶対に役に立つから。周りの子より少し早くその学びのタイミングきただけ。愛や思いやりのかけ方を学ぶ貴重な機会です。』と言われました。

私はこの方のこの言葉でとても気が楽になりました。そっかぁ悪いなぁって気を使うのではなく、何かしてくれた事に対してごめんねではなく、ありがとうなんだなぁって思いました。ごめんねって自分を小さく見せるのではなく、ごめんねってそこで止めてしまうのではなく、ありがとうって言われたら嬉しいし、役に立ててるって思えるし、ありがとうは次に繋げていけるんですね。大切な事に気付きました。
そして自分が辛い時にはきちんと口に出す。『ママ辛いから助けてね』って、そうしたら子供達も辛い時に辛いと言える子になる。助けて欲しい時に助けてって言える事ってとても大切な事だと思います。

親である私が悪いからと遠慮して、苦しいのに苦しいと言えずにムリしている姿を子供達に見せていたら、きっと子供達も苦しい時に我慢をしてしまう子になってしまうでしょう。でも苦しい時に苦しいと言える、素直に表現する、それで良いんだという事をこの病気を通して子供に伝えていける素晴らしい機会だと思いました。

そして何かしてもらった事に対して素直に『ありがとう』。心を込めて『ありがとう』。何かした事に対してごめんねよりありがとうと言われた方が嬉しいですね。

母親が死にそうな病気のこの時期が悪いではなく、あの時があったからこそと言える時が来る。全て素直な気持ちを出す。苦しい時辛い時は支え合える喜びがある、家族でそんな事を学びました。

 

それから長女は体験を楽しむために生まれてきた事を知っています。何かを目指す必要もなく、ありのままそのまんまで日々その瞬間の体験をゆっくりじっくり楽しんでいます。

目標を決めても結果には一切こだわりません。結果はどうでも良いと言います。例えばダイエットするって決めても、ダイエットする過程を楽しみたいだけで、結果痩せたらラッキーだし、痩せなくてもいいそうです。炭水化物抜きをしてみる、何か取り入れてみる、ダイエットという事をしてみる事に意味があると楽しんでいます。

私は今まで目標を決めたら、いかに早く最短で楽に到達するかを考えてきましたが、そうではない事を教えてくれました。この瞬間に生きるってそういう事ですね。思考ではなく感じる事の大切さを長女から学ばせてもらっています。

 

私はいろいろなワークや勉強会へ行っては帰ってから『ねぇねぇ○○云々これってこうなんだってよ~』と、学んだ事をシェアしても、長女は『あ、そうだよ~私も最近こんな事があってね、これってこうなんだって気付いたの』と、私『な~んだ、知ってるんだったら教えてよぉ、ママお金払って学んできちゃったじゃ~ん』。長女『え?だってママがそんな事知らないなんて知らなかったもん。だいたい人の話を聞いて何が楽しいの?自分で体験して気付いていく事に意味があって、それが楽しいのに。安易に人から何かを教えてもらおうっていう考えがそもそも私にはわからない。』と、確かに・・・撃沈。。

自分で体感して気付く、そこに意味があると教えてくれたのは長女でした。私は真実や答えを求めて外に探していました。だけど娘の日々ゆっくりのんびり丁寧に体験してそれを楽しんでいる姿をみて、他の人の体験はあくまでもその人のモノ、その人の世界観。参考にするのは良いけど自分が体験するのとは別。それを外で学ぶという事はうっかり自分が体験した気になってしまうけど、そうではない。知識や思考で捉えようとしてしまうのでかえって遠回りになる事もあると。長女の背中が教えてくれています。

 

そんなマイペースな長女の生きる姿を見て私は成長しています。あれ?親子が逆だけど・・・本当にそうなんです。

彼女はクリスタルチルドレン、瞳がとっても美しいです。愛と調和と癒しの女神。毒舌なのが玉に瑕ですが、多くを語らず短い言葉で表現されるその毒舌が確信をついていて笑ってしまします。

赤ちゃんの頃から〔1日1善〕ならぬ〔1日1大笑い〕をと、毎日1回はゲラゲラ笑う仕掛けをしていました。その甲斐あってか?今でも長女はよく笑い、長女の部屋から夜中でもゲラゲラ、ゲラゲラと笑い声が聞こえてきます。

クラスの子のくだらないギャグも長女には笑いのネタ、担任の先生に彼女だけ笑ってあげてますなんて言われますが、長女からしたら心から笑っているはずです。

 

我が家の子供達は確実に私を育ててくれています。私が一番ペーペーです。長女からは肉体を持ち生きるという事体験する事の喜びを学び、次女からは見えない世界の事を教えてもらっています。

私の大切な2人の娘、これからどんどん大きくなってどんな風に成長するのか楽しみです。いつまでもゲラゲラ笑う毒舌娘とキラキラ表現する娘でいて欲しいと思います。

 

 

長女が中学1年生の時に書いた作文です。良かったらお読みください。

優しくも冷静な温かい娘の視点で祖母の病気を見守る姿が描かれています。

 

お読みいただきありがとうございました。

ステキないまをお過ごしください♪