宏鈴法師のブログ

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第6話 ナイターの激戦 延長タイブレーク逆転サヨナラゲーム

8/13 8日目第4試合 おかやま山陽(岡山)-大垣日大(岐阜)18:34~20:38 17:33点灯

    一二三四五六七八九十計HE
大垣日大0100000101381 山田-高橋
山  陽2000000002x472 三宅、西野、井川-土井

   第一試合  第二試合  第三試合
   履 正 社10 智弁学園12 花 巻 東2 
   高知中央2  徳 島 商6  クラーク1   

 中四日で甲子園のスタンドに戻ってきた。この日は3塁内野席で観戦だったので昼下がりの直射日光にどれだけ耐えられるかが課題だったが。。。。。

熱いのはダイスキだが、体力がないので真夏の直射日光を浴びて4試合スコア付けというのはよほどの気力がないと難しい・・・・・。
コロナ前まではネット裏中段で日陰で浜風が吹きすさび涼しい顔して観戦していたのだが・・・・・。

1塁側内野席だと朝日にやられて午前中から体力を消耗してバテてしまうので、まだ3塁側だったら午前中は涼しいし、夕方になれば太陽の勢いも夕暮れと同時に弱くなるだろう。あわよくば曇り空なら・・・・・と考えていたが。

第3試合開始直後くらいから陽射しが入ってきたが適度に曇って観戦環境良かったが、余裕をかましているとどこからともなく雷雲が接近し16時01分から中断↓↓
阪神園芸の職員さんが同20分に 整備開始したのもつかの間・・・そこから16分後にまた大雨で園芸さんも撤収してしまった!!せっかく16時33分内野点灯したのに。

4試合日に観戦に来ているのでもちろん全試合観戦は当然としてあわよくばナイターという考えはいつもあるのでまさかの継続試合なんてことになるとショックは大きい。
ゲリラ豪雨の激しい夕立ゆえに辛抱していたら止むと信じていたら本当に止んで17時09分自宅に帰ったと思われた園芸さんが再登場して94分間の中断を経て試合再開し日程をこなしていよいよ第4試合あの大垣日大・阪口監督が登場。

完全ナイターゆえに80歳近いご老体にとっては優しい環境かもしれない。願わくば近江-おかやま山陽のカードを見越してこの日前売り券を入手したのだが。。。。。
まさかの中断94分のオマケつきで18時34分プレーボール。

東邦時代は後攻派だった阪口監督も近年は先攻を好むようになり、近江戦に続いての先攻。
おかやま山陽は1回戦はエース・井川が先発だったがこの日は背番号18の2年生三宅が先発。
1回表1死から2番・権田にセカンドがライナーをはじくヒットで出塁許すもピッチャーゴロゲッツーで無難な立ち上がり。
するとその裏、同じように1死から2番・湯浅が四球を選ぶと堤監督は3番・渡辺の初球ファールの後にエンドランを仕掛けセンター前ヒットで1・3塁とチャンス拡大。
大垣日大はセカンドゲッツーシフトを敷くも初球ストライクの後にスクイズ警戒してウエスト。堤監督は無策で4番に任せ2-1と追い込まれてからランエンドヒットも空振り三振・・・。盗塁は成功して2死2・3塁として5番・入江が初球レフトへ2点タイムリーヒットを放ち初戦と違って初回から鮮やかに先取点をもぎ取った!!

しかし喜びもつかの間。2回表大垣日大も1死から連打で1・3塁と反撃を試み、7番・岩本2ボールからスクイズ敢行するもファール・・・。もうスクイズはないと思い込み勝負を見守っていたが、カウント2-2からファールを挟んでの6球目まさかのスリーバントスクイズが決まって阪口監督の百戦錬磨の采配を見せつけられた。
その後は両投手立ち直り2回裏~4回表までいずれも三者凡退でサクサクと試合は進んでいった・・・・・。3回裏にちょっぴり雨が降ったのもご愛敬だろうか?次の1点が大きな意味を持ちそうな重苦しい展開の中、4回裏2死から6番・飯田がヒットを放つも突破口開けず2-1のまま試合は中盤に入る。

2年生三宅投手は快調に飛ばし5回はわずか4球でツーアウト。しかし8番・山口のサードゴロをサード田内が弾くエラーでリズムが崩れ9番・袴田初球ファールを打ったところで突然、阪口監督が代走を起用。すかさず山陽バッテリーはウエストして様子を伺うが特に動きもなく結局四球で傷口を広げてしまった。。。しかし1番・高川をレフトフライに抑えなんとか1点リードをキープできたがまだ安心できない。
その裏、堤監督はまだ3安打1失点と好投している三宅投手に代打・焔硝岩を起用。えんしょういわクンに期待するもセンターフライ。2死から先ほどのエラーを取り返すべく田内が左中間ツーベースを放ったが、すかさず阪口監督がタイムを要求し選手を落ち着かせキャッチャーフライでスミ2で凌いで5回終了。

本来ならばここでクーリングタイムに入るはずだが、すでに時刻は19時30分を回っているので高野連は焦りからか?クーリングタイムを取りやめ通常の整備タイムで試合進行を早めてきた、、、、、もうゲリラ豪雨の来襲はないと思うのだが。

6回から山陽は背番号10の西野を投入。まだエース・井川は温存だ。簡単に2死まで取ったものの5・6番に連打を浴びてヒヤヒヤしたが6番・日比野を2球で追い込み3球勝負はショートゴロで凌いだ。
その裏3番・渡辺のライトへのツーベースとパスボールで無死3塁と願ってもないチャンス到来!堤監督は4番・土井に任せたものの1-1からショートゴロで3塁走者釘付け。
ここですかさず阪口監督は早くも3度目のタイムを取ってきた。もう1点もやれないという覚悟が見えてきた。
5番・入江の初球ウエストしてスクイズ警戒するも2球目デッドボール。すると大垣日大内野陣はセカンドゲッツーシフトを敷いてきた。
思い切ってスクイズでもよかったが、初球から手を出しファール。2球で追い込まれ最後は高めのボール球に手を出しまさかの3球三振・・・・・。
7番・藤井は2球で追い込まれたが盗塁を決めプレッシャーをかけたが最後は外135km直球に三振で大チャンスを連続三振で逃してしまった、、、、、

7回も2死から9番・藤田にライト前ヒットを浴び、1番・高川に7球粘られた末に左中間に痛恨の打球を飛ばされあるいは同点タイムリーツーベースかと色めき立ったが、センター山崎が好捕。
喉から手が出るほど欲しい3点目を取るべく山陽はその裏西野投手自らライト前ヒットを放ち定石通り送りバントで得点圏へ・・・と堤監督と考えが一致したが、まさかのピッチャー正面のフライでダブルプレーで自ら流れを手放してしまった・・・・・。

8回表も簡単にツーアウト。打席には阪口監督のお孫さん。6回以降の傾向を考えると出塁を許してもやむなしと思っていたが3ボールと苦しくなり相手も四球狙いかフルカウントまで1度も手を出さず勝負の6球目・・・・・・ライトへ大飛球が夜空に舞いそのままスタンドに吸い込まれまさかまさかの同点ホームランで試合は降り出しに・・・・・。
5番・山田も右中間へ痛恨の打球を放つもライト・湯浅が追いつきなんとか最少失点で夢をつないだ。
その裏2番・湯浅の快心の打球はサード正面のライナーとツキもなかった。。。
3番・渡辺がレフト前ヒットを放つとここまで3打数ノーヒット2三振の4番・土井に初球からバントエンドランのサインを出して2死2塁と1点を取りに行ったが5番・入江キャッチャーフライで2回以降ホームが遠かった・・・。

この流れだと9回に勝ち越されておとなしくクニに帰るパターンがありがちだったが、西野投手が4イニング目にしてようやく三者凡退に抑えサヨナラの機運も高まってきた!
しかし大垣日大・山田投手も100球を超えてもしり上がりに調子は上がるばかりでこともなげに連続三振などで三者凡退に抑えとうとう延長タイブレークに突入・・・・・。

堤監督は悔いのないようにと思ったのか?延長突入して即エース・井川をリリーフ。
いきなり無死1・2塁からのスタートゆえに不安は大きかったが、カウント1-2から送りバントキャッチャーフライに助けられ、1死後1番・高川を2球で追い込んだところで老獪な阪口監督がダブルスチールを企てこれが土井捕手の3塁悪送球を誘い3点目をもぎ取った!!!度肝を抜かれ直後に痛恨の一撃もレフト正面のフライでツーアウト。もうひと踏ん張りといったところで、2番・権田がレフト前ヒット。2点取られるとしんどくなるところだったが、2塁走者7-5-2の完璧な中継でホーム寸前タッチアウト!なんとか1点に抑えて首の皮一枚残った。
その裏山陽は9番からの攻撃。まずバントで送って上位打線が2点タイムリーヒットを放って逆転サヨナラと行きたかったが、9番・山崎が猛烈なバントシフトに屈して3塁封殺。。。1番・田内も初球ファーストフライでわずか2球で土俵際まで追い込まれた。
しかし、2番・湯浅に対して山田投手が勝ちを意識したのか?3ボールと制球見出し湯浅は1度もバットを振らずフルカウントから四球をもらって派手なガッツポーズを決めた!
今考えたらあのポーズだと、ど真ん中のストレートでさえ見逃していた気もするが。。。。。
こうなればなりふり構わず押し出しで追いついて後はもう流れで・・・と考え「とにかく振るな!立っとけ!!」とスタンドから叫んでいた。

3番・渡辺初球ボールになったところで堤監督が伝令を送った。同じことを伝えたのだろうか?あるいはこの日3安打していたので「ストライクは何でも振れ!」の指示なのかは当事者でないと分からない。
そして運命の2球目も大きくストライクゾーンを外れ、阪口監督のお孫さんがまさかの後逸・・・・・3塁走者が脱兎のごとくホームを駆け抜け同点!!!ホッとしたのもつかの間ホームへの返球がそれて1塁方向にボールが転がっている間隙を突いて2塁走者・山崎までホームに滑り込みドラマチックな幕切れだった。

阪口監督そしてお孫さんにとっては悲痛な幕切れとなってしまい、生きている限りは永久監督と思われた阪口監督だったが秋の公式戦で敗戦しセンバツ絶望的となったタイミングでまさかの勇退会見が行われ人知れず引退されてしまった。。。。。

それにしてもここ数年低迷を続けていた岡山県勢が甲子園2勝を果たし、いつもだったら逆の展開で競り負けるのが定番だったが、相手のスキを突いて僅差の試合を制してまた勢いがついた。

翌日は3試合日だが8時から3試合。以前は9時30分から3試合だったので朝は1時間遅く起床で楽だったし、16時30分頃まで野球を楽しめたが、8時から3試合だと毎日7時には起床しなければならないし、15時頃終わってもヒマを弄ぶしかなかった・・・・・。

1回戦辛くも逃げ切った市和歌山と2ケタ得点で圧勝した神村学園の勢いがそのまま出た試合は次回の講釈で。

⚾今日の投手陣
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 本塁打 犠打 四球 死球 三振 失点 自責
大垣日大 山 田  9 2/3 39 117  7   0   1  2  1 10  4  2

山  陽 三 宅  5  19  64  3  0   1  1  0  2  1  1
山  陽 西 野  4  16  61  4  1   0  0  0  1  1  1
山  陽 井 川  1   3  11  1  0   0  0  0  0  1  0   

             (完)

           🌟次回予告🌟
 8/14 9日目第2試合 市和歌山(和歌山)-神村学園(鹿児島)

第5話 今年も山陰に深紅の大旗は来ず・・・・・

 8/11 6日目第2試合 立正大淞南(島根)-広陵(広島) 10:21~12:46

    一二三四五六七八九十計HE
立正淞南010020000 362 山下、日野-勝部
広  陵00020510X 8111 高尾、倉重、堀田-只石

   第一試合  第二試合  第四試合
   沖縄尚学3 慶応義塾  文芸大付  
   いなべ総0 北  陸  宮崎学園

 ここまで順当に日程が消化され6日目に突入。
この日はいなべ総合・立正大淞南・北陸が登場していたので、コロナ前の低価格だったら現地観戦していただろうが、入場料高騰の影響を受けて自重して自宅観戦。

いなべ総合が沖縄尚学相手に善戦するも0-3の完封負けで1時間41分で風のように甲子園を去っていった。。。。。

続く第2試合。江の川・開星・益田東といった私学の強豪を相次いでなぎ倒し島根代表として堂々と甲子園に乗り込んだ。
同じ山陰の鳥取商は2年連続初戦完封負けでいち早くクニに帰ったが、淞南は2回戦からの登場でずいぶん長く関西にとどまっていた!!
しかし、相手は同じ中国地区で王者の広陵。前年春の中国大会で0-9と7回コールド負けを喰らっているのでその二の舞だけは避けたいが、限りなく勝機は薄かった・・・・・。

淞南は県大会から背番号3の山下が先発してエースの日野がリリーフで締める必勝リレーで勝ち上がってきた。
広陵は1年春からエースナンバーをつけている福岡から来た高尾投手が2年生ながらセンバツ4強入りの原動力となっていたし、打線も3番・真鍋を筆頭に全国屈指の破壊力を持つだけに試合前から怖くて仕方がなかった。

しかし、案ずるより産むがやすし とはよく言ったもので・・・。
1回表淞南は高尾投手の前に三者凡退だったが、1番・酒井は三振したものの7球粘りファール2球を放ちその後もセカンドゴロ・レフトフライで終わっただけにバットにボールが当たらないというほどの重症ではなく、外野にもボールが飛んだのでなんとか形にはなるかなと。
その裏、先発の日野投手が快調に2死を取り安心していたら、3番・真鍋にレフト前ヒット。4番・小林もヒットで続き四球で2死満塁といきなりの大ピンチ!!しかし6番・浜本がファーストライナーに倒れ初回無失点で凌いだので山陰球児の見せ場を作れる運びとなった。

2回表1死から5番・木下がファースト内野安打でノーヒットノーランを阻止すると、太田監督はエンドランを仕掛けまんまと成功しライト前ヒットで1・3塁とチャンス拡大。
昨春、地元・浜山で広陵と対戦し完封コールド負けした屈辱を晴らすべく最初の1点は自分の采配で・・・と太田監督は胸に秘めていたのかもしれない。
広陵は余裕の内野中間守備ということもあり、7番・新地カウント1-1からセーフティ―スクイズを敢行するもホーム封殺・・・・・。完全に僕は意気消沈したが、直後に8番・竹内が起死回生のライト前タイムリーでなんと淞南が先取点!さらに四球で2死満塁とボルテージは高まったが、1番・酒井がサードゴロに倒れやはりそう多くの得点は取れなかった。

山下投手は先取点をもらいだいぶ硬さも取れたのか?2回は三者凡退に抑え行けるところまで行って欲しいと。
しかし、高尾投手も体制を立て直し3回は三者凡退に抑えリズムをつかみその裏、1番・田上がショート内野安打とエラーも絡んで無死2塁。すかさず太田監督はタイムを取って内野を集め落ち着かせ、2番・谷元の送りバントで1死3塁と形を作られると、早くもエース・日野を投入して逃げ切り体制に入った。
いきなり甲子園初登板で1死3塁のピンチ最初の打者が真鍋と苦しい局面だったが、1-1から浅いレフトフライに抑え、4番・小林もセンターフライと立正大淞南のエースの貫録を見せつけたマウンドだった。

追加点が欲しい淞南は4回2死から7番・新地が四球で出塁すると思い切って盗塁が成功しチャンスをつかみかけたが8番・竹内ボール球のスライダーに手を出し三振。
すると序盤3回まで燻ぶっていた広陵打線がようやく目覚め、その裏2死ランナーなしから7番・高橋がセンターへツーベースを放ち反撃のノロシを挙げると、高尾投手がストレートの四球を選び、9番・松下がカウント2-2から右中間を破る逆転タイムリースリーベースで重苦しい雰囲気を一掃し、広陵ペースになると思われた。

しかし、今年の淞南はいつもの島根県勢とちょっと違う!
失点直後の5回表に先頭打者がエラーで出塁し、太田監督は1番・酒井を信頼してフリーに打たすも外142kmの速球に三振。すると一転して手堅くバントで2死2塁と形を作り、3番・坂川に託した。カウント1-2からボール球に手を出し追い込まれここも無得点と覚悟した時に、まさかの左中間突破のタイムリースリーベースが飛び出し2-2同点。さらに4番・山下もセンター前タイムリーヒットを放ち3-2と逆転に成功!!!
これで勇気づけられたエース・日野。5回裏1死から3番・真鍋にセンターバックスクリーンに放り込まれるか???という大飛球を放たれたがあと1m程足りずセンターフライになるなどこの試合初めて三者凡退に抑えて整備に入った。

昨春の浜山で何もできずに0-9で7回コールド負けしたことを思えば、1年と少しの間に大きく成長した立正大淞南。
あるいはこのまま大金星を挙げるか?!といい夢を見ながらのクーリングタイム。
ただ、この10分間が夢の中で過ごせていたが、無情にも至福の10分間が過ぎ去ってこの後現実を思い知らされる運びとなった・・・・・。

6回表あえなく三者凡退に終わると、その裏5番・只石のヒットと送りバントで1死2塁。7番・高橋にセンター前ヒットを喰らい1・3塁のピンチを招き暴投で2・3塁とピンチ拡大。。。。。このピンチで高尾投手をフルカウントから高めのボール球振らせて三振。さらに9番・松下を2球で追い込みここを辛抱したら勝てるかも???と色気が出たところでまさかのパスボールでやらずもがなの3点目。
さらに9球粘られ四球をもぎ取られすかさず盗塁。1番・田上のタイムリー内野安打で勝ち越されると中井監督は容赦なく盗塁のサインを連発し、また四球を出し2死満塁から3番・真鍋に走者一掃のツーベース・・・というよりも左中間に高く上がったフライをレフトが取り損ねただけでパスボールも含めて4点プレゼントした格好となり気が付けば3-7と大きく突き放されてしまった、、、、、

こうなると立正淞南は戦意喪失ぎみで7回あっさり三者凡退。その裏にはヒット~盗塁~送りバントで1死3塁と形を作られ7番・高橋にセンター前タイムリーヒットを喰らい5点差。県大会ならコールドもちらつく展開だが、中井監督は別に勘違いしたわけではないと思うが代走そして高尾投手に代打を送り試合を決めに来たが盗塁失敗にレフトフライで1点どまり。

8回表代打の関係で2番手・倉重が調整登板。もうこの試合エースは登板できないので怒涛の猛追を期待するも1死後4番・山下がヒットを放っただけで無得点。
その裏ショートゴロトンネルに連続四球などで2死満塁のピンチを招いたが、日野投手も最後の最後で意地を見せ5番・只石を外141km見逃しの三振に仕留め最終回。

太田監督は先頭打者に思い出代打を起用も1球で凡退。すると中井監督も思い出登板で1年生・堀田をマウンドへ。完全に見下されたような用兵をしてきた相手に一矢報いたいがライトフライ。2死ランナーなしからデッドボールもらうも最後はスライダー見逃しの三振で試合終了。

戦前から勝敗予想はたやすくもっと大差がついてもおかしくないと覚悟していたが、序盤は先取点を奪いいい夢を見させてもらって最終的に5点差での敗戦なんで春の中国7回コールド負けを考えるとずいぶん成長した立正淞南。

ただ悲しいかな島根県内で強豪を連破しても全国では力の差を見せつけられる格好となりことしもまた山陰に優勝旗はこず、1つも勝てなかった・・・・・。

この悔しさを胸に来年のセンバツで山陰両県でどこか晴らしてくれたらという願いも虚しく出場校ゼロといつもと同じ傾向は変わらなかった。

さて4日間の沈黙を破って大会8日目にも甲子園にはせ参じたが、午前中~昼間の夏空から一転してゲリラ豪雨が甲子園襲い長時間中断を喰らった・・・・・。それは次回の講釈で。

⚾今日の投手陣
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 死球 三振 暴投 失点 自責
立正淞南 山 下  2 1/3 11  43  3  1  1  0  1  0  0  0
立正淞南 日 野  5 2/3 30 122  8  2  4  0  3  1  8  7

広  陵 高 尾  7  29  94  5  1  1  1  5  0  3  1
広  陵 倉 重  1 1/3  5  14  1  0  0  0  1  0  0  0
広  陵 堀 田     2/3  3  10  0  0  0  1  1  0  0  0   

         (完)

            🌟次回予告🌟
8/13 8日目第4試合 おかやま山陽(岡山)-大垣日大(岐阜)

①福 山 大16-0鳥 取 大(5回コールド)   8:38~10:03
②岡山理科大14-1島 根 大(5回コールド) 10:29~12:00
③広島文化大13-1島根公立大(7回コールド) 12:29~14:41

前日夕方から降り出した雨が小康状態を保ちつつもしぶとくぐずつき、7時40分頃新幹線で到着した折には岡山駅霧雨が・・・・・。

無事に駅前の自転車屋でレンタサイクル借りて19時45分が返却期限なんでなんぼ延長などで試合が延びても大丈夫だろうと。

9時過ぎに中抜けして岡山珈琲館PLUSで あんバタートーストモーニング。
第2試合途中でうどん屋のこころ亭で昼食を。
18時02分の姫路行き鈍行を軸に乗れなかったら岡山駅で夕食。余裕出来たら岡山城と後楽園までサイクリングと。

黒土のグラウンド全く問題なく3試合消化はいいが、運営サイドの焦りか?サイドノックで軽く済ませなんと定刻よりも22分早いプレーボール。
準備不足か実力不足か?昨日12失点で6回コールド負けした鳥取大だが今日も初回から3失点。2回は2死ランナーなしからまさかの5者連続四球で連続押し出しなど2回表終了8-0となった時点で5回コールドを悟り、2回裏の攻撃を待たずしてブチキレ小休止。。。

やはりあんバタートースト食べているうちに試合終了。
そして霧雨が小雨に代わり「第2試合以降中止宣告していないか」大いなる不安を抱えて自転車爆走。

岡山は踏切が少ないのか?車道と同じ急な坂道を漕いだり、道を間違えロスタイムが多かった・・・・・。
西川原就実は遠かった・・・でも喫茶店は最高だった!

今回もパンフレット無料でいただいたが、山陰のチームは選手が監督代行したり部員10人ちょっとでライバルチームの100人近い選手層にとても及ばない↓↓

わずか26分のインターバルで第2試合はすでに始まっており4回まで1-3と善戦するも5回まさかの11失点で12時ちょうどに試合終了とまだお腹もすかないのでしゃーなしにサテライトシティスタジアムに顔を出したら環太平洋大ー三菱自工水島の試合が13時キックオフという。

14時には終わるだろうからサッカーに行こう!と切り替えて津島遺跡見学。

第3試合も1回表2死2塁なんでもないセカンドゴロ正面の打球をセカンドが1塁へ大暴投してここから5失点と。もうブチ切れる元気もなく、うどん屋へ向かったが生来の方向音痴がまた発動し、3分で行ける店を30分以上彷徨い自分に腹立って仕方なかった・・・・・。

鬼の形相でケッタ漕いでようやくたどりついたこころ亭のうどん定食はボリューム満点で完食したら1日で1.4kg体重増量するわなと。夜は元町で徳島ラーメン完食したし。

球場に戻ったらノンビリ5回のグラウンド整備をしていた!
今日は1度も見れないと覚悟していただけに感激もひとしお。
なんとか浜田から来た島根公立大が意地を見せ未知の7イニング突入し試合時間2時間12分と粘って14時41分まで球場逗留し取り急ぎ桃太郎スタジアムへ!!

立派な屋根に助けられ、表彰式の際には兵庫大会の日程変更チエックしていたらいつの間にか濃霧と本降りの雨が!!!
20分程度雨宿りして頃合いを見て岡山城に向かうがその頃広島・マツダスタジアムは雨天中断~降雨コールドゲーム。

それでも烏城みたさに自転車は岡山駅西口の自転車屋を素通りして岡山城と後楽園へ・・・まだ16時前だったし2時間の余裕が・・・しかし、米子駅もそうだが駅の南北縦断がなかなかできない。。。。。ようやく踏切見つけて桃太郎の銅像を写真に撮ったが、、、、、いつもは簡単に遊歩道と階段で行き来しているが自転車だとこんなに不便だとは・・・。

昨秋の岡山宿泊観戦2日目でエクセルホテルに泊まったが、自転車漕いでも中々つかない・・・。次第に雨は霧雨から小雨と変わっていく。疲労困憊で岡山城と後楽園写真に撮って引き返すも雨が邪魔するし来た道と全然違う地下道で線路をくぐった時には本降りの雨が!!

ホウホウの体で西口にたどり着き16時50分には自転車返却で予定より52分早く鈍行で姫路へ・・・・・。

僕は岡山県だと倉敷派だが、岡山も悪くないと。屋根があればもっと良いのだが。。。次の機会があるとするならば今回の教訓を活かして最短距離で移動できるようにしたいと強く願って兵庫に戻った。

3月の1ヶ月間・・・のべ261人の方々から閲覧履歴があり859アクセスしていただき感謝申し上げます。
そして15日にようやく通算78万アクセスいただきました!

“みんなが主役”『チーム宏鈴』掲示板 (wox.cc)

さて、今後の観戦記は以下の順で執筆予定です。

・さぁ行こう、僕らの夢へ 105回選手権記念大会観戦記(残5話)

・R5年度和歌山大会新人戦観戦記(3話)

・【り ん☆】ミエない糸に導かれ~美し国 清楚な女(ひと)~秋季三重大会in松阪【かれん】(2話)

・R5年度秋季近畿地区高校野球大会和歌山二次予選観戦記(2話)

・R5年度秋季近畿地区高校野球大会兵庫予選観戦記(6話)

・大阪-福井最後のサンダーバード直行 R5年度秋季北信越大会観戦記in福井(4話)

・晴れの国岡山で落雷 R5年度秋季中国大会観戦記in倉敷(6話)

・熱闘大阪シティ 関西万博の対岸で 来春の夢を叫ぶ(9話)

ちなみに『春の野球観戦予定と目当て』ですが、現時点ではこのように考えてます。

4月 20日 ウイ ンク  (ついに待望の照明塔が設置された風景を楽しみに三田学園の試合観戦)
     21日 岡山 県営 (過去2回球場前に足を運んだので初めてスタンドに入りたく中国大学2部観戦)
   27日 紀三 井寺 (僕だけの聖地で久しぶりに1日4試合開催) 
   29日 ウイ ンク  (明石で近畿大会4日間開催されるので姫路を優先したい)

5月 3日 HMF神戸 (昨年春秋連続降雨ノーゲームに泣いた阪神大学野球を懲りずに観戦)
   5日 明石 トーカロ (兵庫大会最終日観戦後に明石焼きで打ち上げ)
   6日 マイネット (琵琶湖の風に吹かれるべく皇子山で滋賀野球を堪能)
   11日 わかさ京都 (観光を兼ねて京都大会観戦)
   12日 佐藤薬品S (奈良大会最終日。試合後に橿原神宮参拝)
   18日 カヤ バS (6年ぶりに可児行き。東海大会宿泊観戦初日)
   19日 長 良 川 (2年前の夏のリベンジ。東海大会宿泊観戦2日目)
25日~6/2  明石 トーカロ   (内野上段席から近畿大会全試合観戦)

6月  8日 くら寿司堺 (軟式近畿大会観戦で3度目の来場)
   16日 紀三 井寺 (11年ぶりに僕だけの聖地で独立リーグ観戦)

センバツは予定を上回る6回観戦し、4/13は明石で兵庫大会・4/14は紀三井寺へ足を運び、今年ここまで4度ナイター・4試合延長タイブレーク観戦できました!!

三重は今月18日に母子で斎宮観光。9月上旬の「関ー亀山東海道五十三次ハイキング」並びに11月23日の第2回愛知県・三重県ピックアップチーム交流試合in津を考慮して春の観戦はアオイソ。

紀三井寺はバースデー休養日を回避でき観光で行けなかったので、今年は7月にルートイン海南宿泊を含めて10回くらい行こうかなと。

奈良大会は近畿唯一前売りのみのチケット販売でややこしくなってますが、橿原に春夏秋1度ずつお世話になる予定。

倉敷MSは4月に岡山県営へ行くので夏は岡山大会日帰りで9時から2試合日に顔を出し、昨秋行けなかった新倉敷に足を運びたい。秋は松江-松江-浜山の2泊3日宿泊観戦の折に車窓からマスカットが見えるので、オアイソして来春の中国大会で2日間岡山を堪能するつもりです。

💙しつこく💚しぶとく💜泥臭く💛『チーム宏鈴』は「誰からも愛される」というよりも「誰かに慕われる」掲示板目指してアットホームな雰囲気でやっていきたいのでお願いします。

 

第4話 甲子園初戦5連勝も9回裏の大ピンチ・・・

8/9 4日目第3試合 市和歌山(和歌山)-東京学館新潟(新潟) 13:56~16:29

    一二三四五六七八九十計HE
市和歌山104000000 5121 栗谷、小野-麹家
東学新潟100002001 4112 須貝、杉山、涌井-八幡

   第一試合  第二試合  第四試合
   鳥  栖 工3 日  大 三3  立命宇治   
   富  山 商2  社  0  神村学園
 

 3日間で2回甲子園観戦しただけに疲れもたまってきたところで、4日目~7日目は自宅観戦できるので記録的猛暑から解放された!!

しかし、ABCテレビでは昨年まで楽しみにしていた『高校野球ショートドラマ』がなくなってしまい、なぜかしら斎藤佑樹が監督や元プロの喜怒哀楽を聞くミニ番組に様変わりしてしまった↓↓

さて、大会4日目は社・市和歌山・立命館宇治と近畿勢3校が相次いで登場!!!
その前に第1試合の鳥栖工ー富山商でまさかの延長12回タイブレーク突入と地味なカードで壮絶な試合を観戦冴えてもらった!!

それが試合時間2時間48分だったので、今日もまずナイター点灯は確定だろうなと。
第2試合で社がくじ運悪く日大三と対戦してしまい、決まった瞬間に大敗を覚悟したが意外と0-3で善戦して風のように去っていった・・・。

そして第3試合に市和歌山が登場。和歌山大会ではなかなか打線が機能せず苦戦続きで1回戦は3点ビハインドを何とか跳ね返し初戦突破から始まり、決勝戦は延長11回タイブレークの激闘でなんとか和歌山北を振り切りサヨナラ勝ちで甲子園に戻ってきた。

相手が初出場の東京学館新潟なんで楽にクリアできるだろう。2回戦の立命館宇治をどうクリアするか?とばかり考えていた。
かつて和智弁が夏2度全国制覇した際にいずれも初戦は新潟県勢だっただけに縁起がいいと。

市和歌山は投手層が厚いのであるいはエース・栗谷を後ろに回して小野あたりが先発かと思いきや半田監督はエース・栗谷を先発に立てた。ここ4回連続初戦突破しているだけに甲子園を熟知している投手起用だろうか?
学館新潟は背番号9の須貝が先発だった。

試合はじゃんけんで負けたであろう市和歌山が先攻。いきなり初回1死からデッドボールで田嶋が出塁すると、3番・栗谷2ボールから盗塁を仕掛けてキャッチャーの悪送球を誘い3塁へ。これで須貝投手が浮足立ったか?四球で走者をためて、2年生スラッガー麹家が流し打ちでライト前タイムリーを放ち幸先よく1点先制。一気に畳みかけて初回から試合を決めたかったが、センターフライと三振で1点どまり。
新潟のチームがどんな野球をするのか未知数だったが、その裏2番・渋川がヒットを放ってもノーサインでフリーに打たせてフルカウントからセカンドフライ。しかし4番・遠藤が左中間にタイムリーツーベースを放ちあっさり追いつかれ安穏としていられなくなった!

2回表も1死から四球で出塁。9番・熊本は県大会決勝でサヨナラタイムリーを放っていたので、フリーに打たすも2ボールからレフトフライ。直後に1番・宇治田がフルカウントからレフト前ヒットを放っただけに得点圏に送っていればと。2番・田嶋がファーストフライに倒れてより強く思った。
栗谷投手は硬さも取れたようで2回は下位打線を3人で抑え流れがこちらに来た!

3回表3・4番のバッテリーコンビがヒットを放ちこれを送って1死2・3塁。6番・大路がセカンドの左を破る2点タイムリーヒットで楽になった。2死後8番・玉置に2ボールとなったところで、相手の旅川監督は独特のカンが働いたのか???2番手にサウスポー11番杉山を投入。しかしカウント1-3からレフトへタイムリーツーベースを浴び、9番・熊本もセンター前タイムリーで5-1と大きく差を広げた。
大事な得点直後の守り1死後1番・佐藤が初球ファールの際に足を攣ったようだが、そのまま打ってレフト前ヒット。旅川監督はまず1点を返すためにバントのサインを出すがファールでカウント1-2から強攻するも4-6-3ダブルプレーでドツボにはまり僕は勝利を確信した。

4回表に入る前、先ほど打席の最中に足を攣った佐藤がレフトの守備位置に着けず5分間の中断。やはり雪国・新潟から真夏の甲子園でプレーするのは酷なことだろうか?
1死後、ファールボールを懸命に追いかけたセカンド・宮嶋がフェンスに激突し6分間の中断と試合時間が長くなっていく!!結局この回は2死から四球で出塁したのみだったが20分近く攻撃していた気がする。
そんな相手を尻目に5回表6番・大路が甲子園では珍しいエンタイトルツーベースを放ち無死2塁。4点リードを考えてか下位打線となるが半田監督はごり押しの強硬策を選択するも相手の好守に阻まれ2塁走者釘付けでダメ押しならず。
それでも栗谷投手は楽に投げて4回三者凡退。5回は先頭打者に内野安打を許すも、スリーバント失敗にセカンドゴロゲッツーと2回以降完璧なピッチングで完璧な試合運びでクーリングタイムに入った。

5回終了5-1で市和歌山リードと力の差がそのままスコアに現れている気がした。
初回こそ得点直後にすぐ追いつかれヒヤっとしたが、3回5安打集中して4点を奪ったのでもう大丈夫と。
エース・栗谷は5回4安打1失点と役割を果たしているし、終盤バテても小野投手が控えているだけにここから4~5点奪われるイメージは湧かなかった。和歌山大会ではずっと湿りっぱなしだっただけに甲子園初戦でスカっと打線爆発で完勝と行きたかったが、、、、、

6回から学館新潟はようやくエース・涌井を投入。敗戦処理的なリリーフとなってしまい、このエースナンバーは実力通りかあるいはケガでもしていたのか???
1番・宇治田がショート内野安打を放ちここで試合を完全に決めたかったが、送りバント失敗にセカンドゴロゲッツーと前の回から攻撃が粗くなり流れが変わるサインだったかもしれないが僕は完全に見落としていた!
その裏、1死から1・2番の連打で1・3塁と初回以来のピンチを招き、3番・八幡がライト犠飛で3点差に迫ってきた。1点で抑えればよかったが、盗塁を決められ4番・沿道にセンター前タイムリーヒットを喰らい3-5とケツに火が点いたところで半田監督は決断早く2番手・小野を投入。代打・鈴木をサードゴロに抑え火消しに成功。これで逃げ切り体制に入れたと。

願わくばダメ押しして安全圏に逃げ込みたかったが、新潟のエース・涌井がそれを許さない。
7回2死からヒットは出たが6回からリリーフして3イニング連続ほとんど外野にボールが飛ばずに4回以降無得点が続く。
9回表2死ランナーなしから4番・麹家のツーベースを皮切りにヒットと四球で満塁まで攻め込んだが、旅川監督が8回まで1度もタイムを取らずに放任してきたが、最終回に限って2度も守備のタイムを取って2死満塁から7番・藤井をセンターフライに仕留めまだ首の皮一枚残して甲子園初勝利に望みを託した。

市和歌山の2番手・小野投手は7回・8回と1イニング1本ヒットを浴び、特に8回裏は2死3塁バッター4番という窮地に立たされたが、サードゴロで凌いでいよいよ9回裏へ。

まだ30球しか投げていないのでスタミナ面は全く問題ないはずだが、勝ちを意識しすぎたのか?新潟打線が2巡目でタイミングが合ったのか?5・6番の連打で無死1・2塁と同点のチャンスを作った。半田監督が3度目のタイムを取って伝令を送った。相手は代打・渡辺を起用。バント要員と思われたが、どうやら一気に試合をひっくり返すつもりで強攻してきたが2-2から外138kmの速球に手が出ず見逃しの三振。8番・森田は初球バント失敗するもカウント1-3まで持ち込まれ厳しくなったが、5球目センターに痛恨の一撃を喰らうも正面にボールが飛んでツーアウト。
最後にエースに代打・芳賀を送り万が一延長になったら4番手は誰が投げるのか???と思っていたら、初球サード正面のゴロ。「ああ、やっと終わった~~~!!」と体の力が抜けた次の瞬間まさかの1塁大暴投で試合終了のはずが1点差に迫られなおも2死2・3塁と逆転サヨナラのピンチに、、、、、
こうなってしまえば、この流れを食い止めるのは大変なことだが、小野投手は勇気をもって投げ込み1番・佐藤は1-1からキャッチャーファールフライ・・・・・平凡なフライだったかもしれないが、ミスの連鎖反応が怖かった。
2年生キャッチャー麹家の足の動きがぎこちなく落球覚悟でハラハラしてみていたが・・・・・最後は両ヒザをついてポケットキャッチでグラブにボールを収め2時間33分の苦闘は終わった。

楽に勝てるはずの試合が終わってみれば逆転サヨナラ負けの大ピンチを招くとは・・・・・。
春季近畿初戦の報徳戦でも7-0から3点差まで迫られたこともあったし、これが今年の市和歌山野球かもしれないが心臓に悪かった。

ちなみに第4試合ではナイター点灯前に少し雨も降り出しこの日も19時23分終了と長い一日となったが、予想に反して立命館宇治が神村学園に2-10での惨敗。
この結果、市和歌山は2回戦で強打の神村と対戦。
たしか和歌山県勢は甲子園で鹿児島のチームに勝ったことがなかったはず。相性が劣悪なうえに1回戦の勝ち方を見ていると勝機はないに等しかったが、、、、、、

その2回戦の前に島根代表は江の川を下した立正大淞南が優勝した。悲しいかなフリー抽選ゆえに対戦相手は同地区の広陵となってしまった・・・。
島根ー広島 どう考えても島根に勝てる要素はないが、、、それは次回の講釈で。

⚾今日の投手陣
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 犠飛 四球 死球 三振 暴投 失点 自責
市和歌山 栗 谷  5 2/3 22  80  7  0  1  0  0  3  0  3  3
市和歌山 小 野  3 1/3 15  53  4  0  0  0  0  2  0  1  0 

東学新潟 須 貝  2 2/3 16  59  5  1  0  2  1  2  1  5  5
東学新潟 杉 山  2 1/3 11  35  3  0  0  1  0  2  0  0  0 
東学新潟 涌 井  4  16  55  4  0  0  1  0  3  0  0  0

            (完)

            🌟次回予告🌟
 8/11 6日目第2試合 立正大淞南(島根)-広陵(広島)

 

第3話 近江旋風の終焉?!阪口監督勝利への執念

8/8 3日目第4試合 近江(滋賀)-大垣日大(岐阜) 16:47~19:16 18:13点灯 6回表から

    一二三四五六七八九十計HE
大垣日大013000300 9101 山田、矢野-高橋
近  江00030501X 9172 北川、宮川、河越、西山-塚脇

   第一試合  第二試合  第三試合
   花 巻 東4 クラーク7  山  陽9
   宇部鴻城1 前 橋 商1  日大山形2

 大会3日目も試合進行が非常にゆっくりで第4試合は16時47分開始で事実上3日連続ナイターが確定した。
しかも考えて野球をするので試合時間が必然的に長くなる近江高校が登場するので19時過ぎまで試合が長引きそう・・・。

大ベテラン多賀監督が若い頃から苦労を重ねて何度も甲子園初戦のカベに阻まれ続けてきたが、2001年くじ運と3本の矢と呼ばれた投手陣の活躍で夏の甲子園準優勝して何かが変わり、忘れた頃に甲子園で勝ち進んできた。

2018年には夏8強入りしてずいぶん人気が上がり、ブラスバンドも思いっきり力を入れて応援するようになり3期連続で甲子園4強以上進出と無類の強さを誇るようになったが、その中心人物である山田くんが西武に入団してメッキが剥がれてきた、、、、、

春の近畿大会で金光大阪相手に善戦するも2-3と惜敗したように投打で軸となる選手が不在なだけに多賀監督の采配をもってしても上のレベルでは勝てない。
夏の滋賀大会は6連覇したが、甲子園はそんなに甘くないと思っていたが、多賀監督よりも1回り以上年上の阪口監督が立ちはだかってきた。

大垣日大は春夏連続甲子園出場でセンバツは沖縄尚学に3-4で初戦敗退ながらも満塁弾を除けば互角以上の戦いだったし、山田くんが抜けた穴を考えたら戦力的には相手の方が上だった気がする。
とはいえ、次はおかやま山陽が待っているので2回戦での対戦を楽しみにしているのでここは一戦必勝と行きたい。
大垣日大はエース・山田が先発だったが近江は11番北川が先発を任された。近畿大会観る限りでは2年生サウスポー河越が良さそうな気がしたが。

試合はここ数年先攻派に転身したであろう阪口監督が最前列のホーム寄りで陣頭指揮。
1死から2番・権田がヒットで出塁すると3番・米津1-3からエンドランを仕掛けセンターフライ。するとすかさず盗塁を決めて先取点を狙う。阪口監督のお孫さんが4番を任されフリーに打たせると思ったが、、、カウント2-1と追い込みながら4球目キャッチャーが左に弾いたのを見てすかさず3塁を狙うが塚脇捕手がこれを許さず盗塁失敗。
ヤレヤレと一息ついていたらあっという間に近江の攻撃は終了。。。

2回表1死から山田投手にライト線痛烈なファールを喰らった直後にセンター前ヒットを許し、投手でも関係なしに初球から盗塁を決め大胆に攻める阪口監督。6番・日比野がセンターへ会心の打球を運ぶも正面のフライに倒れるが、7番・山内がレフト前先制タイムリーヒットを放ちまた盗塁を決め早くも2回で3盗塁。8番・山口はフルカウントから三塁線に痛烈なファールを放ち8球粘って四球をもぎ取ったところで多賀監督は早くもエース・宮川を投入。軸になる投手不在ゆえにマシンガン継投もやむなしか?
いきなりストレートの四球で2死満塁となりベンチからタイムが取られ大ピンチをレフトフライに抑えたが先が思いやられる。
その裏近江は1死から5番・山田がレフト前ヒットを放つもバントで送れず無得点。

そして3回表1死からクリーンアップの3連打であっという間に0-3と突き放され3年生投手陣はあっさりKOされ2年生サウスポー河越がマウンドへ。
しかし三盗を許し、6番・日比野がカウント1-3からスクイズをファールしてもうしかけてこないと思いきや、2球ファール後の8球目まさかまさかのスリーバントスクイズをあっさり決めて阪口監督の老獪な作戦がはまって早くも0-4と勝利が遠ざかっていく・・・・・。
早く反撃したい近江はその裏連続三振から1・2番がヒットと四球でチャンスをつかみ多賀監督が3番・中村に攻撃のタイムを取ってアドバイスするもピッチャーゴロに倒れ、春の舞洲で観た笛吹けど踊らずの再現となってしまった、、、

近江の3番手・河越投手は2年生ながら堂々としたピッチングだった。4回は1死からヒットを打たれてエンドランを仕掛けられるも動じず、打たせて取るピッチングでピンチを凌ぎ、5回はクリーンアップ三者凡退と昨夏1年生ながらベンチ入りしていた実力を見せつけた!!
しかし打線は全く機能せず4回は4番からの攻撃でも三者凡退。5回2死から小竹が左中間にツーベースを放ち、1番・清谷が右中間に快打を飛ばすもライト山口のダイビングキャッチに阻まれ0-4のまま整備に入った。

山田くんの穴が大きすぎるのは分かっていたが、ここまで打てないとは思わなかった。平成暗黒時代の滋賀野球に逆戻りしてしまったかのようなおとなしい野球に戻ってしまった。
多賀監督の采配をもってしても阪口監督のカベは厚すぎたのか???最初から河越投手が先発していたらもっと競り合いになっていたのかも?春の舞洲でも同じことを感じていたが・・・・・。

6回表好投していた河越投手が先頭打者に頭部デッドボール・・・プロ野球なら即退場だが、そんなルールもないので続投してバントで進塁を許すもスライダーを駆使して連続三振と崩れなかった。
そして近江打線がようやく山田投手を捉え出し、6回裏1死から3番・中村がセンター前ヒット。4番・横田はあるいはそのままスタンドに・・・という大飛球を放つもレフト山内が追いついた。しかし、続く山田が今度は正真正銘のスタンドインで2点差に迫り反撃ムードが高まる!!
ここまで好投していた山田投手の異変を察知してか?阪口監督はサウスポー矢野投手に継投。6番・中川がレフト前ヒットにエラーが絡んで2塁へ進むも7番・塚脇フルカウントからセカンドフライに倒れあと1点欲しい場面で捕れなかったのが響いた・・・。

7回表ここまで好投していた2年生サウスポー河越がサードゴロエラーからリズムを崩し雨も降ってきてますます流れが悪くなってきた。
送りバントで1死2塁と形を作られ、2死後に4番の阪口監督のお孫さんに頭部デッドボール・・・・・。直後に5番・山田に左中間へタイムリーヒットを喰らい3点差つけられ、キャッチャーフライ落球で致命的な6点目。さらにタイムリーヒットにエラーも重なり7点目と悪夢のような1イニング3エラーで試合は決まった・・・・・。
その裏、頭部デッドボールが心配された阪口監督のお孫さんだが、2分間の中断を経て元気に戻ってきた。
多賀監督は河越投手に見切りをつけて代打起用も三者凡退でなすすべなし。

8階から同じく2年生・西山がマウンドに上がったが、いきなり2ボールと苦しくなるも三振を奪い2死からヒット1本打たれても盗塁死で切り抜け、9回もクリーンアップトリオを三者凡退で仕留めこの好投が新チームに大きな財産となってセンバツに帰ってくる原動力になることを僕はまだ知らなかった。

簡単には終わりたくない近江は8回裏1死から3番・中村がヒットを放つも後が続かない。
いよいよ5点差で迎えた土壇場9回裏は先頭の6番・中川が7球粘って四球をもぎ取るが、7番・塚脇カウント2ボールから多賀監督が攻撃のタイムを取り秘策を伝授するも直後の3球目ショートフライ。。。一体何を伝えに行ったのだろうか???代打・平井創は3球三振。9番・小竹はレフト前ヒットを放ち最後まであきらめない姿勢を見せるも最後は1番・清谷がレフトフライでゲームセット。

気が付けば漆黒の闇に包まれ19時16分ゲームセットで今日も長い長い一日だった!!
近江にとって山田くんが抜けた穴は非常に大きく、旧チームから打者が数名残っていたが8安打2得点どまりで投手の軸がおらず苦しい継投となってしまった・・・・・。
そして大垣日大・阪口監督の夏はまだまだ続く。次はおかやま山陽なんで互角以上の試合展開に持ち込むだろう。

次に甲子園観戦は大会8日目なんでしばらくは自宅観戦でゆっくりできる。
大会4日目には市和歌山が東京学館新潟の挑戦を受けるが、軽く一蹴するものと信じていた。ところがフタを空けて見たら中盤以降よもやの大苦戦で・・・それは次回の講釈で。

⚾今日の投手陣
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 本塁打 犠打 四球 死球 三振 失点 自責
大垣日大 山 田  5 2/3 23  89  5  1   0  1  0  7  2  2
大垣日大 矢 野  3 1/3 14  54  3  0   0  1  0  2  0  0 

近  江 北 川  1 2/3  9  38  3  0   0  1  0  0  1  1
近  江 宮 川     2/3  6  25  3  0   0  1  0  0  3  3
近  江 河 越  4 2/3 21  74  3  0   2  0  2  3  3  0 
近  江 西 山  2   7  21  1  0   0  0  0  2  0  0

          (完)

            🌟次回予告🌟
 8/9 4日目第3試合 市和歌山(和歌山)-東京学館新潟(新潟)

 

第2話 日大クエストのはじまり

8/8 3日目第3試合 おかやま山陽(岡山)-日大山形(山形)

    一二三四五六七八九十計HE
日大山形110000000 2101 菅井、佐藤大、本田-高橋
山  陽00030501X 9172 井川、三宅、三浦-土井

   第一試合  第二試合  第四試合
   花 巻 東4 クラーク7  大垣日大
   宇部鴻城1 前 橋 商1  近  江

 初日なんと20時52分終了は驚きだったが、クーリングタイムの影響もあるのか???2日目も19時42分終了といつになく試合時間が長引いている感があった。

中1日で甲子園観戦した大会3日目ももちろんナイターの色気丸出しで通った。センバツと違って8時開始の第1試合というのがネックだが、今年から10分間のクーリングタイムが5回終了時点で設けられるのは嬉しい!!急いでトイレに行く必要もないし、用を足したら適当にスタンド散歩していろんな角度から球場を楽しめるし。

この日の目当ては花巻東の佐々木監督の息子さんではなく、おかやま山陽と近江ー大垣日大の試合だった。
まず第3試合登場のおかやま山陽だが甲子園は過去2度出場して0勝2敗。聖光学院には何もできずに0-6で完敗し、乙訓には2点リードを奪うも2-7で逆転負けと甲子園で勝てるイメージは湧かなかった。

今回も日大山形が相手なんで苦戦は必至と見ていた。幸い後攻なんでサヨナラ負けの心配はないし、最悪9回裏まで野球は見れると。試合序盤はイヤな予感がズバズバ当たりスタンドで悶絶するしかなかったが、まさかこのチームが甲子園で3つも勝てるとは予想できなかった!!

1回表日大山形はいきなり1番・清野がレフト前ヒット。バントで送って得点圏に走者を進め3番・大高にデッドボール。そして4番・遠藤にフルカウントからレフト前先制タイムリーを浴びあっさり1点を献上。さらに2死後暴投で2・3塁に進塁され早くも大量失点がちらついたが、6番・鈴木を三振に打ち取り事なきを得た。
その裏、山陽も1番・田内がレフト前ヒットを放ち、堤監督は手堅くバントで送ろうとするも2球連続ファールで追い込まれてしまい、バクチに走ったのか?2-2から盗塁を仕掛け成功。ショートゴロで1死3塁と願ってもないチャンス到来も3番・渡辺が外ボール球に手を出し3球三振。4番・土井は3ボールからセカンドゴロと信じられない粗い攻撃で無得点とお先真っ暗だった・・・・・。

日大山形は2回もヒットと送りバントで1死2塁と形を作り、サードゴロトンネルに加えレフトも打球を前に弾くダブルエラーで2点目を失い顔面蒼白。。。。。。
なおも続くピンチを打たせて取るピッチングで最少失点に抑えるもエースKOは時間の問題かと。
早く反撃したい山陽はその裏2死から連打と四球で下位打線が満塁のチャンスを作ったが、1番・田内初球ファーストフライで無得点とストレスがたまる一方の試合展開に、、、

3回表山陽のエース・井川がようやくエンジンかかったようで、5球でツーアウトを取るも5番・沼澤に左中間ツーベース。スタメン6人が2年生という若いチームの日大山形打線に毎回ヒットを許しここも点を取られるかと覚悟したがセカンドゴロでようやく無失点のイニングを作った。
その裏先頭の2番・湯浅がデッドボールで出塁。堤監督はクリーンアップの打力に全幅の信頼を置いているのか?普通に打たせてライトフライ。しかし4番・土井がレフト前ヒットでチャンス拡大。この時僕は「打てるんだったら初回の2死3塁のチャンスで打ってほしかった」と。
しかし5番・入江は2打席連続三振で意気消沈。直後にストレートの四球で満塁となり7番・藤井も2ボールと6球連続ボール球で押し出しに期待しまくっていたが、2-2からライトフライで3回終了7残塁の無得点とため息しか出なかった。。。。。

4回表先頭打者をファーストゴロトンネル(記録はヒット)で出塁を許し8番・菅井投手に3ボールとカウントを悪くして一気に突き放される悪夢が脳裏をよぎったが、そこから井川投手が立ち直りフルカウントから8球目三振ゲッツーで切り抜け流れが変わった!!
その裏堤監督が勝負に出て先頭のエース・井川に代打・焔硝岩を送ってレフト前ヒット。「えんしょういわ」と聞いたこともないような苗字を聴いて相手チームが委縮したわけではないと思うが、9番・山崎がバントヒットで無死1・2塁。さらに1番・田内の送りバントはピッチャー正面で3塁封殺もやむなしだったが、まさかの高投で焔硝岩くんがホームイン!!夏の甲子園歴史的初得点を13イニング目で相手からプレゼントされた!さらに1塁走者まで長躯ホームインであっという間に2-2同点。
堤監督は3連続バントを命じるも2番・湯浅は今度こそ3塁封殺されバント失敗・・・。3番・渡辺が1-1からエンドランを賭けるもライトフライ。ならばと4番・土井の初球に盗塁成功させ土井は2ストライクからの3球目左中間へタイムリーツーベースを放ち3-2と逆転に成功。序盤3イニングのもたつきが解消されようやく溜飲が下がったが、続く5番・入江のレフト前ヒットでレフト大高から好返球が送られホーム寸前タッチアウト・・・。

5回表2番手・2年生の三宅投手が日大山形上位打線を2三振を含む三者凡退で抑え光明が見えてきた。しかし山陽打線も同じように3人で攻撃終了しとりあえず1点リードでクーリングタイム突入。

序盤は1点ずつ奪われ毎回走者を出し続けるも残塁の山を築き、このままズルズル敗戦か???と不安だらけだったが、4回相手のミスで追いつき長打で勝ち越し相手エースをKOできたのが大きかった。
両チームともに2番手は2年生投手だがエースよりもかなりデキが良さそうで一転して投手戦になるかもしれない。
山陽は後攻なんで同点まではOKと身構えていられるが、3回までの苦しみが嘘のような展開になっていった。

6回表1死から5番・沼澤にヒットを許すも三宅投手この回も2三振を奪う好投を見せ付け入るスキを与えない。
するとその裏、9番・山崎の内野安打に送りバントでチャンスを広げると、2・3番の連打で1点を追加し、4番・土井がデッドボールで1死満塁。荒木監督はまだ辛抱してエース続投だったが、5番・入江のショートゴロゲッツー崩れで5点目。6番・飯田のレフト前タイムリーで6-2と差が広がりなおも2死1・3塁となったところでようやくエース・菅井を諦め背番号18の佐藤大が2番手でリリーフ。しかしいきなり頭部デッドボールで満塁として8番・三宅投手にダメ押しの2点タイムリーヒットを浴び気が付けば8-2と大きくリードして楽な展開で終盤を迎える運びとなった。

6点ビハインドを背負って日大山形はシュンとするかと思ったが、なかなかどうしてへこたれずにすぐさま反撃。
7回表佐藤大投手が意地のレフトへツーベースを放ち代走・土屋と交代。9番・那須もヒットで続き無死1・3塁と喰らいついてきた。すかさず堤監督がタイムを取って点差を考えて内野は深く守って1点失ってもOKという布陣だったが、なんと1・2番が連続三振。3番・大高もレフトフライに倒れ大きく勝利に近づいた!
日大山形は7回から3番手として1年生・本田がマウンドへ。いきなりセンター前ヒットを浴び、盗塁を仕掛けられたが、高橋捕手がこれを刺し直後に四球を与えてもセカンド那須のファインプレーなどで凌いだ。

しかし、8回裏ヒット~バントで1死2塁と形を作り、三宅投手に代打・岡本を起用し県大会だったらサヨナラコールドとなるタイムリーヒットを放ち9-2と差を広げいよいよ9回へ。

代打の関係で山陽も3番手・三浦がマウンドへ。しかし連打で無死1・2塁とピンチを招き、代打・川越にも2ボール。厳しくなってきたが3球目快心の打球がショート正面に飛び6-4-3のダブルプレーでピンチを脱出し最後は三振で試合終了。

3回までは非常にヤキモキして苦しかったが終わってみれば9-2の快勝だった。岡山県勢が甲子園で相手を圧倒したのはいつ以来だろうか?????
山陽も甲子園3回目にしてようやく初勝利を挙げただけに大きな1勝となった。

2回戦の相手は近江とみていたが、阪口監督率いる大垣日大が立ちはだかった。山田くんが在籍していた頃の近江はそれまでの滋賀県勢にない力強さを感じさせたが、大黒柱が西武に入団していなくなると多賀監督の采配のみに頼るしかなくなった。
第4試合は16時47分開始となり3日連続ナイター確定の中、始まった。それは次回の講釈で。


⚾今日の投手陣
チーム名 選手名 投球回 打者 投球数 安打 犠打 四球 死球 三振 暴投 失点 自責
日大山形 菅 井  5 2/3 23 102 12  2  2  2  3  1  8  8
日大山形 佐藤大     1/3    4  10  1  0  1  1  0  0  0  0                                 
日大山形 本 田    2  10  34  4  1  0  0  0  0  1  1  

山  陽 井 川  4  18  66  5  2  0  1  2  0  2  1
山  陽 三 宅  4  15  65  3  0  0  0  6  0  0  0
山  陽 三 浦  1   4  20  2  0  0  0  1  0  0  0

             (完)

              🌟次回予告🌟
    8/8 3日目第4試合 近江(滋賀)-大垣日大(岐阜)

 

3月29日 午後ドキ!宇田川修一&隅田美莉 (youtube.com)

どうやら今日で午後はドキドキも最終回だったようで・・・・・。出会いと別れは突然やってくるもんですね。

宇田川さんは局アナなんで、4月以降も朝の顔としてパーソナリティーを続けるようですが、美莉さんは今日で引退?!

今後はゴルフに勤しむのか?いいなづけ???の「コーヘイ」の嫁になるのか分かりませんが、またどこかで活躍されることを祈りつつなにかしら新コーナーを作る機会があればとその機を伺います。

“みんなが主役”『チーム宏鈴』掲示板 (wox.cc


明日3月27日は『チーム宏鈴』監督・宏鈴法師の50回目のバースデーです。

紆余曲折を経て半生記・・・・・幼少の頃に小児喘息を患い、30代前半には椎間板ヘルニアに悶絶し、2023年正月3が日は新型コロナウイルスに苦しめられ、、、、、

身体も弱いが頭もそんなによくないので、なんとか高校入学でき大商学園での3年間だけは充実した日々を送れましたが、そこから就職して流転の人生を歩み30ほど職を転々とし、隠居生活突入中・・・・・。昨年末は3年連続4度目の年賀はがき仕分けバイトを応募するも初の不採用で世も末だなと散々な目に遭った↓↓↓

日頃の行いが悪くバチが当たったのか?天罰が下ったのか???3月26日センバツ開幕が定石だったが、年々開幕が早まり2020年に史上初のバースデー準々決勝4試合の日程が組まれていたが、、、、、

その4年前はコロナ騒動でセンバツ中止に追い込まれたのがケチの着け始めで、3年前には同じ大会日程で順延がなければ1年越しの悲願達成が21日の雨でフイに↓↓

2年前の9月15日に史上最速の3/18センバツ開幕で2022年MYバースデーは史上初の休養日に設定と。ところが大会初日雨の恩恵を受けて史上初の3/27準々決勝4試合が再設定され、たなぼたで幸運が転がり込んできました。
その後、大会4日目の3/22はなんと・・・試合開始3時間30分遅れ、開門4時間30分後にプレーボールして夢をつないだものの、バースデーイブに『春の嵐』予報にかく乱され、早々に中止決定で史上初の3/27センバツ準々決勝は幻と消え、おまけに広島商の出場辞退で9時から2試合↓↓

去年は記念大会で順当に行けば準々決勝。仮に1日順延でも4試合日が2つ設定されていたので・・・・・93年・94年・01年・03年に続き5度目の4試合観戦の夢がありましたが、、、まさかの2日間中止で挫折。。。。

今年は1日雨天順延があれば、昨秋の福井&倉敷よろしく思いっきり雨の恩恵を受けてタナボタで史上初のバースデー準々決勝4試合が転がり込んでくる目論見でしたが、、、、またしても雨で2日順延となり1度は手にした夢がスルリと逃げて行った・・・・・。

せやけど、4年連続29度目のバースデーセンバツ甲子園はキープできたし、21年ぶり5度目の4試合日確定で、19年ぶり8度目のナイター濃厚ゆえによしとするしかないか!?

3月18日開幕が定着したら記念大会以外は毎年休養日というドツボにはまりつつ、、、、、来年以降もしそうなれば、開き直って和歌山へ行きレンタサイクル借りてまず午前中に紀伊風土記の丘を散策し、返す刀で和歌山駅付近に戻り国道42号線を南下し、宮前駅付近の喫茶・センプレコンテにて『サンドルチェ』で好きなケーキとともに祝杯を挙げて、僕だけの聖地・紀三井寺球場をグルリ一周してから当面の間は入場無料の紀三井寺参拝。
18時の返却期限までにレンタサイクル返して久しぶりに井出商店の中華そば食べて帰るという代替企画を遂行します。

 

 


3月22日 午後ドキ!宇田川修一&隅田美莉 - YouTube


明日はどうやら5年ぶりにBSSまつりが開催されるようで・・・(BSS山陰まつり)

美莉さんも14時30分頃登場して松江に降臨される模様です。天気が非常に心配ですが、、、、、

そして1分20秒頃から急にアホ踊り???が始まりましたね・・・・・。どうしても醒めた目で見てしまうのはぼくだけでしょうか???