ハードな一週間が間もなく終了。
明日は、ニッポンにある唯一の《砂漠》へ。
《砂漠》で思い浮かぶ物語。
まずは『星の王子さま』
What makes the desert beautiful is that somewhere it hides a well.
(砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからだよ)
何が何のメタファーとか考えて読むと、折角の名作が台無し。
美しさを作る〈井戸〉は、目には見えなくても確実に存在している。
ニッポン代表は伊坂幸太郎の『砂漠』。
名セリフばかりの1冊からは、西嶋のこれ。
「目の前で、子供が泣いてるとしますよね。
銃で誰かに撃たれそうだとしますよね。
その時に、正義とは何だろう、とか考えててどうするんですか?
助けちゃえばいいんですよ」
さて、山の続き。
15:35
1時間前に通過した《東海展望》の遠景が見える。
あんなところを歩いてたんだ。
暫く障害物競走のようなコースが続く。
その後はヤセ尾根のアップダウンの連続。
なだらかに下り始め〈峠〉が近い予感。
【ピンテの代わりに謎の〈水〉のペイントが続く】
16:28
《仙ヶ岳》への分岐の《小社峠》に。
ここからは2択。
《仙ヶ岳》に向かうか。
周回コースで小岐須方面(駐車場)に戻るか。
どちらを選んだかって?
16:36
どちらもハズレ。
まずは、お昼ご飯。
結論。
鬼門の《仙ヶ岳》はまたいつか。
周回コースで戻ります。
ここから連続して9枚は《小社峠》⇒《小岐須》。
「同じ山か?」というくらいなだらかで平坦な道のり。
【渡渉の目印もバッチリ】
林道に出てから分岐が、標識もピンテもなく迷った。
勘を頼りに30分くらい歩く。
結果オーライで落合橋に。
18:29 @駐車場
日足が伸び、この時間でもまだ微かに明るい。
そして日焼け止めを塗るほどの昼の熱気は
少しずつ夕暮れの空に吸い込まれていった。
仕事終了。
お疲れさま。
帰ります。
明日は〈砂漠〉。
また来週。
良い週末を!