20240504【寝坊したので★宮指路岳】③ | 動的平衡

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同情するならアメをくれ!

 

ハードな一週間が間もなく終了。

明日は、ニッポンにある唯一の《砂漠》へ。

 

《砂漠》で思い浮かぶ物語。

まずは『星の王子さま』

 

What makes the desert beautiful is that somewhere it hides a well.

(砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからだよ)

 

何が何のメタファーとか考えて読むと、折角の名作が台無し。

美しさを作る〈井戸〉は、目には見えなくても確実に存在している。

 

ニッポン代表は伊坂幸太郎の『砂漠』。

名セリフばかりの1冊からは、西嶋のこれ。

 

「目の前で、子供が泣いてるとしますよね。

 銃で誰かに撃たれそうだとしますよね。

 その時に、正義とは何だろう、とか考えててどうするんですか?

 助けちゃえばいいんですよ」

 

さて、山の続き。

15:35

1時間前に通過した《東海展望》の遠景が見える。

あんなところを歩いてたんだ。

 

暫く障害物競走のようなコースが続く。

 

その後はヤセ尾根のアップダウンの連続。

 

なだらかに下り始め〈峠〉が近い予感。

【ピンテの代わりに謎の〈水〉のペイントが続く】

 

16:28

《仙ヶ岳》への分岐の《小社峠》に。

ここからは2択。

《仙ヶ岳》に向かうか。

周回コースで小岐須方面(駐車場)に戻るか。

どちらを選んだかって?

 

16:36

どちらもハズレ。

まずは、お昼ご飯。

 

結論。

鬼門の《仙ヶ岳》はまたいつか。

周回コースで戻ります。

 

ここから連続して9枚は《小社峠》⇒《小岐須》。

「同じ山か?」というくらいなだらかで平坦な道のり。

【渡渉の目印もバッチリ】

 

林道に出てから分岐が、標識もピンテもなく迷った。

勘を頼りに30分くらい歩く。

結果オーライで落合橋に。

 

18:29 @駐車場

日足が伸び、この時間でもまだ微かに明るい。

そして日焼け止めを塗るほどの昼の熱気は

少しずつ夕暮れの空に吸い込まれていった。

 

仕事終了。

お疲れさま。

帰ります。

明日は〈砂漠〉。

また来週。

良い週末を!