2023年1月2日(月)
奥さんがお嬢さん’sといっしょに実家に帰ったので
ボクはふらふらと鳳来寺山へ山歩き。
紅葉の名所として名高い鳳来寺山は山が丸ごと天然記念物で自然の宝庫。
古くから山そのものが信仰の対象となり
やがて修験者の聖地、真言・天台の密教の道場として栄えてきた霊山。
1425段の石段が続く長い参道に、樹齢800年ともいわれる杉の木。
頼朝や松平広忠、徳川家康、家光、井伊直政…とか
いろりろとゆかりのある人も多く歴史マニアには垂涎の地でもあったり。
【あの山かな?】
【氷川きよし(うそ)】
さて、鳳来寺山登山口に到着。
ここは1300年前に利修仙人が悪さをする3匹の鬼を退治し
さらに改心させて一緒に暮らし、開山したと伝えられている。
確か利修仙人は飛鳥時代の生まれだったと思ったのでちょっと調べてみた。
570年4月7日、山城の国に生まれる?
マジか。
いきなり計算が合わない。
570+1300=1870で、今は2023年。
さらに!
655年に百済へ渡り修業。(このとき85歳!)
672年には都へ出向き、17日間祈祷を続けて天皇の病気を治療。
喜んだ天皇が、利修仙人の願いを聞き寺を建立。
仙人が鳳凰に乗っていたことから、鳳来寺山という名前に。
703年には聖武天皇の病気を治し、光明皇后より額を授与。(驚異の163歳!)
3匹の鬼を改心させ、従者として従えて
878年に亡くなると3匹の鬼も仙人を慕って供をし
その鬼の首は鳳来寺本堂の下に封じられているとか。
仙人の死亡推定年齢は、実に308歳。
ありえへん。
12:41
1425段、スタート。
【仁王門】
この上に本堂。
帽子はプレゼントで頂いたパタゴニア。