設定もりもりのヒロインはお好きですか?

私は意味のない属性追加は好みではありません。

進撃のヒロイン、ミカサは、アッカーマンで東洋人かつ将軍家の末裔と、めっちゃ属性が多い!

この設定の中で、作中でがっつり活用されているのは、アッカーマン!

兵長と同じく、尋常じゃない力の源は、ユミルの民の中でも特殊なアッカーマン一族が、人型で巨人の力の一部を引き出せるから。

そして、始祖による記憶改ざんも通用しない。

 

一方、東洋人の特性は、始祖の記憶改ざんが通用しないこと。

アッカーマンの特性と重複している。

将軍家の特性は、作中で言及されないので、東洋人としての特性くらいしか思い浮かばない。

 

諌山先生が意味のない属性を持たせるだろうか?

 

ここで、将軍家がフリッツ王家に対立して尚且つ、パラディ島に留まった理由を考えてみる。

145代の方針に同意できないなら、島を立ち去れば良いのでは?

この辺は、ストーリーの都合もあると思うので、考えても仕方ないのかもしれませんが、将軍家がフリッツ王家と婚姻関係にあった可能性はあり得ると思いませんか?

根拠は、キヨミの「エルディア帝国全盛期には、ユミルの民の血を取り込むことが高貴な証とされていた」という発言。

将軍家は既にユミルの民の一員であり、島外へ移住しても迫害されることを恐れたから留まったんじゃないかなあ。

まあ、壁内でも迫害されるわけで、賢い判断ではなかったのですが。

 

ミカサが王家の血を継承していた場合に、何が設定として生かされるかというと、まずはシーズン2のラスト。

ライベルがエレンをさらおうとしたときに、ダイナ巨人に触れたエレンが始祖の能力を発動する。

しかし、ダイナは無垢巨人に喰われ、エレンと接触していたのは短時間。

骨折したミカサを背負ったエレンが、ライナーたちに来るんじゃねー!と叫ぶ時には既に、接触していない。

この状態でも、エレンは始祖の力を使って、無垢巨人を操った。

ストーリーの都合による演出と考えても問題ないと思いますが、王家の血を引くミカサと接触していたから、始祖の力を発動できたと考えると、接触ルールが想定以上に厳密で、諌山先生スゲーってなります!

完結編で、ジークの首を切り落としたら、瞬時に地ならしが止まったのとも整合性がつく。

エレンとミカサは、日常的に接触している(ミカサがエレンを担いだりしている)ので、そのたびに始祖が発動したら大変なことになりますが、巨人の力を使うには、明確な目的や意思が必要。

エレンに明確な目的意識が無ければ、始祖の力は発動しない。

 

この辺の考察は、タキチャンネルを参考にしています。

 

 

 

しかし、このミカサが王家の血を引いている説を活かすためには、何代も前の王家の血が特別である必要があるんですよ。

ユミルの民が、すべて子種王とユミルの子孫だったら、ユミルの民は全員王家ですからね。

王家の血については、個人的に複数の考察をしています。

ご興味のある方は、読んでみてください^^

大筋の考え方は変わっていませんが、現在はちょっと違う説を考えています。