47本目(6月22日鑑賞)


居場所があるということ

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海街diary


監督・脚本:是枝裕和/原作:吉田明生/撮影:瀧本幹也/音楽:菅野よう子

出演:綾瀬はるか/長澤まさみ/夏帆/広瀬すず/堤真一/加瀬亮/鈴木亮平/池田貴/キムラ緑子/前田旺志郎/坂口健太郎/中村優子/風吹ジュン/リリー・フランキー/樹木希林/大竹しのぶ


鎌倉に暮らす幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ)、千佳(夏帆)の3姉妹。離婚してから会っていなかった父の葬儀のために山形に出向き、母の違う妹すず(広瀬すず)と出会う。すずの母親も早逝し、今の母とは血がつながっていない。仲のいい姉妹に向けられるすずの寂しそうなまなざしに気づいた幸は、鎌倉に来て一緒に住まないかと提案する。


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鎌倉! 湘南! シラス!

hiroの聖域でございます!(笑)


実は原作コミック、1巻読んで飽きました。実は「そして父になる 」に萌えませんでした。じゃ、なんでこれ観るの? わはは、鎌倉だから! で、観てよかった!


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diaryです。日常です。大きな事件もなく、小さな幸せ、小さな不幸が小出しです。幸せってなんだろう。本作では「自分の居場所がある」こともひとつの幸せ…そう言ってる気がします。


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唯一の繋がりだった父を失い居場所をなくしたすず。幸は特に意識することなく居場所を提供する。


「前の職場は自分の居場所じゃなかった」と上司に聞かされた佳乃は、居場所について考えたこともなかったことに気づく。


幸は家を売ろうという母の提案に、自分が家という居場所にしがみついていることを認識する。


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姉妹4人、肩寄せ合って女子寮みたいに暮らすこの場所が、自分たちの居場所。それもまた小さな幸せなんだと噛みしめる。ラスト、幸はすずに言う。「ずっとここにいていいんだからね」

例えば家族。例えば家。例えば職場。例えば映画館(笑)。自分がいてもいい場所、いるべき場所。小さな幸せは案外自分の近くにある…そんなお話ありましたね。(笑)

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ドラマ「学校のカイダン 」ですずに惚れ込んだhiro。もぉ魅力全開でした。まさみちゃんの美脚も大暴走。素敵な4姉妹です。←そんな理由か!


本作、豪華共演陣が小出しなのに適材適所。前述「自分の居場所」発言は加瀬亮。キーになるセリフ。ヘタレ的堤真一は幸の職場を居場所にする間接的誘導。風吹ジュンは直接的誘導。アフロ池田貴も居場所を模索中。リリー・フランキーはすずに新しい居場所を提供。樹木希林さんは絶妙のスパイス。大竹しのぶさんは出るたびに名演。


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江ノ電に狂気。知ってる道に乱舞。極楽寺駅から長谷へ抜ける切り通し、成就院の坂道、七里ガ浜駅近くの橋、鎌倉高校前駅の国道。アァ、鎌倉、行きて!


最近、釜揚げシラス派のhiro。それでも食べたい生シラス。シラスは傷みやすいので、現地でしか食べられない。スーパーで見かけても冷凍物ですよ。


シラス丼のオススメは、江ノ島水族館手前の「小屋」と江島神社参道の頂上近くの「海花亭」。江ノ島入ってすぐの「とびっちよ」も有名ですが、丼ご飯が酢飯だからhiroにはNG。すいません、逸脱です!


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シラス・トーストについて苦言。神奈川では食べてる人が多い。店長発案説は違和感。「シラスとパンって意外と合うよな」という子はあまりいないはず。hiro家レシピは先日こっそりツィート。フォロワーさんだけにこっそりと。


トップ・フードコーディネーター飯島奈美さん、ここでも活躍。しかし、画が暗い。飯島さんのコーディネートは活かされてなかった感。

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「居場所」のこと、鎌倉のこと、シラスのこと。写真が多いので調子こいた長文。途中、かなり逸脱。映画レビュー失格です。


綾瀬さんの「縁側」って「ホタルノヒカリ 」からの小ネタですか? みなさん余韻を楽しもうかというタイミング…「ぷぷぷっ」ってスイマセン。

未確認ですが小倉一郎さん出てませんでしたか? 極楽寺と小倉さん…「俺たちの朝」ですか?(R45ネタ)


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陽だまりの彼女

江ノ島プリズム

ホットロード

そして「海街diary」で湘南四部作認定。






hiroでした。


脚本7 映像7 音響7 配役8 他(ロケーション)10

39/50