2023・英 ★★★★☆(4.8)
監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:エマ・ストーン マーク・ラファロ ウィレム・デフォー ラミー・ユセフ
ヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再び組み、スコットランドの作家
アラスター・グレイによる小説を映画化。
天才外科医の手により不幸な死から蘇った若い女性が、世界を知る為の
冒険の旅を通じて成長していく。
エマ扮するヒロインと共に旅する弁護士をマーク・ラファロ、外科医を
ウィレム・デフォーが演じる。
第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で金獅子賞を受賞。
(シネマトゥデイより抜粋)
かなり前から見放題になっていたのに手が出なかった。嫌いだったらどうしようと
悩んでいた自分が馬鹿らしいほど。スグにもう、おかわりした。Disney+。
不幸な若い女性ベラは自ら命を絶つ。
が、風変わりな天才外科医ゴドウィン・バクスターによって、
自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。
そうして、生まれたばかりの赤ん坊の心を持って生き返る。
ベラはゴドウィンに見守られ、急速に成長していく。
成長過程の記録係として、医学生のマックスが任命される。
やがて近くで観察する時間を過ごす中で、ベラに好意を抱く様に…。
次第に自我に目覚めていくベラは「世界を自分の目で見たい」と言う
強い欲望にかられ、放蕩者の弁護士ダンカンに誘われて大陸横断の旅に出る。
大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見つめるベラは、時代の偏見から解放され、
平等や自由を知り、驚くべき成長を遂げていくのだったが…。
<どう見るかによっては随分違いを魅せるとは思うが>
監督作品は大好きだ。今回は、随分と分り易いし、可愛さもプラス、そして…、
コレマタ好きな「大人の寓話」と来たもんだ。
そして、衣装に度肝を抜かれる。(最初は何だか変と思ったが…)
その上に美術が素晴らしい。衣装・美術共にオスカー取ってます。
このゴージャスな襟に袖。たっぷりな生地を使っているが…。ドレスじゃないのよ。
殆どの衣装が上下別れているセパレートタイプで、何通りの組み合わせも出来る。
(動き易い様に下はショートパンツタイプがお好きみたい)
↑これさぁ~、昨今ハリウッドセレブが挙って着ているのをすぐに想像したわ。
シンプルだけど、ゴージャス感も忘れないウエディングドレスも素敵だった。
最初に登場は、何とも可愛らしいネグリジェ?まだ、1音しか発せない赤ちゃんを
イメージしてる。歩くのも、おぼつかない。
ストーリーは至極シンプル。でも、シンプル故に…と言う感じ。
死んでしまったベラに赤ちゃんの脳みそを与え、育てていく。
新ベラは、頭の良い子で急速に言葉を覚え、理解する。
でも、ゴドウィンは外に出る事に反対するが、更なる成長の為には外に出る事も必要と。
次第に自我が目覚め、色々な欲求を満たしたくなる…。
性的欲求も然り…、マックスと結婚する様に話は纏まり、ハッピーエンドや~んと思ったら。
積極的な男の出没で、駆け落ちしてしまう…。
(マックスは優しくて真摯な為に結婚してから…って。)
<いい奴で終わるパターンの男なのか?友達でいましょう的な>
積極的な弁護士をハルクで株をあげた「マーク・ラファロ」氏。(いや、この役でまた下がった)
極点的な男でベラを支配しだす…。けれども、発展途上のベラは言い成りにはならず。
(色んな所に連れて行ってくれたり、色んな体験が出来た点では有難い男)
でも、ダンカンを見限る原因の発端になるのは↑このマダム。
この出会いは本当に大きかったな。(こういうお婆さんに私はなりたいが…)
趣味と実益を兼ねて娼婦になったり…、至る所にベラの探求心の1つSEXに関係する
描写も出て来るのだが…。
其れが「エマ・ストーン」嬢がそうなのか?ベラだからなのか?ちっともエッチィ感じがない。
(R-18なので、ブラブラもエマ様もマッパ状態もあるのだが)
一番好きなのは、ゴドウィンが口から出す「不思議な玉」。ありゃ、何じゃらほい。
ベラも大喜びだったが…。
もっともっと画像も見て欲しいし、用意したが後は貴方様の目で確かめておくんまし。
私は後、もう2回位は見たいな。
だって可愛いんだもの…。ヤギ男が…、嘘です。
Disney+に感謝だな、嫌になるまで見ちゃうぞう。
私が楽しかったのは分って頂けたと思いますが、私が楽しかったと言っても
なんせ「変態村の村長」ですので、その点考慮して頂きたいと思う次第っす。
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