2023・邦画 私は化石になりました。
監督:水田伸生
出演:岡田将生 松坂桃李 柳楽優弥 安藤サクラ 仲野太賀
「ゆとり世代」と呼ばれるアラサー男性3人が、恋や友情、仕事に奮闘する
ドラマ「ゆとりですがなにか」シリーズを映画化。
30代半ばを迎えそれぞれ人生の岐路に立たされた彼らが、働き方改革や
コンプライアンスなどの難題に立ち向かう。
ドラマ版に続き、宮藤官九郎が脚本、演出の水田伸生が監督を担当。
ゆとり3人組を演じる岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥をはじめ、安藤サクラ、仲野太賀、
吉田鋼太郎らが続投するほか、加藤清史郎、木南晴夏、上白石萌歌、
吉原光夫らが新たに出演する。(シネマトゥデイより抜粋)
このドラマはリアタイで見ていた。当時、新人だった「太賀」氏の名前を一発で覚える程の
モンスター級の演技が面白くて。何故か7年経っての映画化…。
Amazonプライム。400円。
「野心も競争意識も協調性もない」と揶揄されてきた「ゆとり世代」の男達も
30代半ばに差しかかり、それぞれ人生の岐路に立たされていた。
夫婦仲も家業の酒屋もうまくいかない坂間正和。
倦怠期の妻・茜との関係に悩む坂間家の次男で、家業の坂間酒造が
契約打ち切り寸前の窮地に…。
真面目で今だに女性経験ゼロの小学校教師の山路一豊には、新たな恋の予感が。
中国での事業に失敗して、出戻りフリータとなり坂間酒造で働く事になった、道上まりぶ。
働き方改革、テレワーク、多様性、グローバル化など新しい時代の波が押し寄せる中、
更なる試練が次々と襲い掛かって来るのだったが…。
<出演者は同じなんだが…>
何故、我慢出来ずに見てしまったのか?私。
今、ひたすら反省しとります。
こうなるのだろうなぁ~、と予想は出来たが、まさか現実に…。
あれ程モンスター新入社員だった山岸も、今や「Z世代」の新入社員にやり込められて
休暇を会社指示で取る事に。
その間に皆が務めていた「みんみんホールディングス」は韓国の「辛心食品」に。
唯一、坂間酒造が卸していた名酒も人気がないとの事で打ち切りに…。
ぜ~んぶ、ドンドンと雪崩の様にドツボに嵌って行く…。
「俺もアップデートしなくちゃな」と口だけのゆとり組。何にも変わっちゃいない。
けれども、彼等の事はお構いなしで時代は進んでいくのだったが…。
思わず懐かしいと思ったのは「青木さやか」氏。今もドラマに出たりしているのかな?
年数が経っているのに、未だに全く進歩していない。(何なら、後退しとる)
ドタバタ度だけが進歩しちゃって…(私がクドカンの脚本について行けないのか?)
本当に面白くなかったし、400円も出したのにとそればかり思った。
ドラマの方はもう少し面白かった気がしたが…。
あの嘗てのモンスターも、今は新入社員との付き合い方で悩む方。(そうなると思ってたが)
でも、其の新入社員は脅威でもモンスターでもない。(まぁ、その方が厄介かも…)
唯一、ホッコリさせてくれるのはお母さんの「中田喜子」様。何時までも若いわぁ~。
其れと意外にも、怪演だったのはチェ・シネ役の「木南晴夏」様。
久々に見たけど、え?ホンマの韓国の役者さんかと思った。
韓国ドラマで聞き慣れた単語がポンポン出て来て、おばちゃん受けを狙ったのか?とも。
もっと、大人で居て欲しかったよ。其処の3人。
ところが評論家の方々はこぞって高得点で、それにもびつくり。
もう、私は化石です。家で静かにしています。えぇ~ん。
(あの感動をもう一度と思った私が悪いのね…)
←このバナーより、どうか一つ、ポチッとなをくれなきゃ暴れ捲るゾウ
にほんブログ村