2023・邦画 一寸期待したのだけれど。
監督:行定勲
出演:綾瀬はるか 長谷川博己 羽村仁成 シシド・カフカ 古川琴音
行定勲監督が綾瀬はるかを主演に迎え、長浦京の大藪春彦賞受賞小説を
映画化したアクション。
大正時代の東京を舞台に、主人公の女性スパイが躍動する。
共演は長谷川博己や羽村仁成、野村萬斎、豊川悦司など。(シネマトゥデイより抜粋)
ツタヤディスカスのレンタル方式が変更される様で(7月です)ドラマを見る為に新作を
見ずに貯めていたのだが、ややこしくなったら嫌なので、使っちゃおうか作戦の為
本作を借りた。他にも見たいものはあるが、人気のモノは長蛇の列なので…。
と言う訳でレンタルで見ました。
大正末期の1924年。
関東大震災からの復興で、鉄筋コンクリートのモダンな建物が増え、活気にあふれた東京。
16歳からスパイ任務に従事し、東アジアを中心に3年間で57人の殺害に
関与した経歴を持つ元敏腕スパイ・小曽根百合。
人呼んで、非情のスパイ「リボルバー・リリー」。
今は東京の花街の銘酒屋で女将をしている。
そんな百合は、ある一家が殺された事件で、自身の旧知の男性が疑われていると知り、
男性の家がある秩父へ。
その帰途の列車で、男性の13歳の息子・慎太と出会い、軍人に襲われた慎太を救う。
慎太は父親に託された陸軍資金に関する鍵を握る。
彼と出会った事で、百合は慎太と共に陸軍の精鋭部隊から追われる身となるのだが…。
<動き辛そうな衣装で戦うリリー>
ハードボイルド作家・長浦京の代表作「リボルバー・リリー」を映画化した作品だそうだが
何時もながらに未読だし「え?マンガじゃないのん」って感じだった。
ハードボイルドも言わば、大人のファンタジーだから、良いのかもしれないが
魔法は使わんが「其れはないやろ」の連続だったわ…。
<リリーの裏の仕事に協力する岩見>…弁護士で元海軍。
(文武両道を持ち合わせるお方)
<カフェランブルの従業員・左が琴子。右は奈加>…奈加は馬賊で料理が得意。
(リリーの為なら…身を挺する覚悟)
<洋装店の店主・滝田>…リリーのオーダーメイドのドレスは彼が。
(見送る時は必ず「お気をつけて」と…)
<小曽根百合>…最高傑作と言われたスパイ。闘う時は正装でと教えられ、守っている。
<慎太>…13歳で父親に何もかもを託され、小曽根百合を頼れと言われた事を守る少年。
慎太を救った事がキッカケで…。だが、父親の指示でもある百合に偶然にも助けられる。
が、百合の方はそう言われても全く分からないし、辻褄も合わない。
しかし、今は天涯孤独の慎太を助ける為に一肌脱ぐ百合。
何故追われるのか?何故彼が必要なのか?
段々と事件の謎の霧は晴れて来るが…。
ファンタジーと言ったのは、物凄い重大な事を背負っているのに百合を頼れだけしか
分らぬ慎太と百合。
慎太が百合の手元に渡った事を知った陸軍が精鋭部隊が襲いかかる。
<まだ↑序の口だっせ>
これらをリボルバー1丁だけで倒すなんて…。
(まぁ、助っ人に助けられていたが…)
<諜報員・一番手強い相手>…見た目はヒョロヒョロだけど、強いです。
でも、ラストの闘いのシーンなんて、もっと凄い人数の銃撃を喰らっても死なないリリー。
思わず、不死身やんと言ってしまった。
(もう、ファンタジー超えて漫画の様でしたわ)
<山本五十六>…メッチャ美味しい役でしたね~。もう1人もっとおいしい役のお方も。
リボルバーだけで戦う美女スパイ。
美しいけれど…、それなりに戦ってはいるけれど余りにもな設定に嫌になった…。
「グロリア」とかを彷彿させる部分もあるが、どっからどう見ても普通のおばちゃんと
最初に最高傑作とハードルを上げた美人スパイでは、驚きも違うし、カッチョ良さもねぇ~。
全く新鮮味も無く、残念無念であった。
綾瀬様、かなりアクションこなせる方なんで勿体ない使い方だったな。
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