２０２２ 日本産。 ９話。 Netflix。
監督：寒竹ゆり
出演：満島ひかり 佐藤健 八木莉可子 木戸大聖 小泉今日子
Netflixオリジナルドラマ。
宇多田ヒカルの楽曲「First Love」「初恋」にインスパイアされて製作されており、
満島ひかりと佐藤健がダブル主演を務めている。
この私が、これを見るとは…お釈迦さまでも知るまいに。まぁ、ちょっと大袈裟ですが
最後まで見れたのも、全部「韓国ドラマ」のおかげと言っても過言ではない。
１９９０年代後半と、ゼロ年代、そして現在の３つの時代が交錯し、 ２０年余りに渡る
忘れられない「初恋」の記憶を辿る一組の男女の物語となっている。
＜大まかに分るかな？＞
野口也英と並木晴道の出会いと別れの２０年余りを描いたドラマ。
舞台は北海道の田舎街。
高校で出会った２人と思われていたが、高校入試の為の模試テストに向かう
電車で晴道が一目惚れしたのがきっかけ。(それも後々になって分る)
也英と同じ高校に行く為に猛勉強した晴道は奇跡的に、也英と同じ高校に。
そんな事はまるで知らない也英は、美人で勉強も出来、英語が得意。
勿論、晴道にも高根の花ではあるが…、真直ぐな気持ちが也英に刺さったのか
２人は付き合う事に…。
其々の進路は違うが、也英を守りたいと言う気持ちと也英がCAになりたい夢を知って
晴道は航空自衛隊に入り、エリートパイロットとなる。
也英は東京の大学に入り、遠距離でしかも自衛隊と言う、なかなか厳しい規律の中でも
頑張って連絡を取り合い…。
休暇が貰えた晴道は、東京で也英に久し振りに会える事を楽しみに、それは也英も同じ。
けれども、普通のカフェでも晴道には高級に感じ、何となくわだかまりも…。
其処にやって来た也英の大学の先輩に晴道や自衛隊の事をからかわれて
晴道は店を飛び出してしまう。折角の休暇を喧嘩別れで終わってしまってはいけないと
道を引き返していると…。
也英は自動車に轢かれ、頭を打つ大怪我をする事に。
その怪我により、一過性の健忘症になる也英。
元々２人の事に反対だった也英の母から合う事は控えてくれと…。
が、気になる晴道はせっせと手紙を書いて送るが、それも母によって也英の手には
渡らず仕舞い。高校生の頃の記憶はまるで覚えていない也英。
記憶はスグに戻る人もいるが…也英は違った。
大学に戻らず自宅に戻っていたが…。
晴れてパイロットになれた晴道は、報告をしに也英の自宅に行くが…。
也英の母親から、今まで送られた来た未開封の手紙を突き返され、也英には
医者との結婚話がある事を言われ、自分の道を行きなさいと…。
現在、タクシーの運転手として、１人暮らしの也英。
息子・綴と月に何度か会える日だけを楽しみに…。
晴道はビルの警備員。ひょんな事から綴と知り合いに…。
現在は恋人と同棲中。
綴が結ぶ縁で、再開する２人だったが也英の口からは「初めまして…」と…。
要所要所に宇多田氏の歌が流れるのが、切ない歌声で泣かせる。
まぁ、時間が行ったり来たりするし、多分韓国ドラマを知らなかった頃の私が見たら
「何ちゅー、臭いストーリー」と鼻で笑っていただろうが…。
あれだけ韓国ドラマを見た私は、反対にこの臭さを楽しむ余裕さえある。
皆が嵌る、沼落ちすると言う(特に４～５０代の男性が泪するってよ)のも分る。
＜若い頃の也英を演じた「八木莉可子」氏が見るからにピュワで美人で、素敵すぎる＞
ポカリのCM出てた子だと知って、其の眼力の凄さにおののいた。(流石、大塚製薬)
まぁ、ストーリー的にも怒鳴らない韓流ですか？と言う感じではあるけれど
初めて、こういう風なドラマを見たら、そりゃ～オッサン世代でも泣きまっせ。
世の奥様達がこぞって、韓国ドラマに夢中になるのがわかるかなぁ～？
＜晴道の妹の結婚式＞夫は晴道の悪友。妹は聴覚障碍者の為、晴道も手話ができる。
この２人の結婚式は流石に泣かされました。
良いスピーチだったね晴道。
衣装が、一家全員「赤」とか「青」とかに決まっていて。(台詞としては無いけどね)
それが妙に鼻について、嫌いな所。
(でも↑この結婚式はエメラルドグリーンでだったが、凄く可愛い結婚式だったな)
大人になった也英を演じる「満島ひかり」嬢は監督絶賛の芝居を魅せる。
が、私は改めて「佐藤健」様の綺麗な顔面のUPにウットリ。
思わず、彼のYouTubeも観ちゃっている。
北海道の自然も、雄大で美しいし、出て来る晴道も負けないぐらいの美しさで
世は満足じゃだったのだ。と言う、ご報告を…。
韓国ドラマに飽きたら、見てみたら…。Do～でしょう。
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