2023・邦画 ★★★☆☆(3.5)
監督:品川ヒロシ
出演: 倉悠貴 醍醐虎汰朗 与田祐希 水上恒司 與那城奨
井口達也、みずたまことのコミック「OUT」を実写化した青春アクション。
少年院から出所した元暴走族の青年が、更生を誓いながらも暴走族の抗争に
巻き込まれていく。
メガホンを取るのは、原作者・井口達也の中学時代の友人でもある品川ヒロシ。
倉悠貴、醍醐虎汰朗、水上恒司らが出演する。(シネマトゥデイより抜粋)
何故だろう?監督名を知らずに見ても、何処かしら好きだなと思う作品を撮るお方。Netflix。
嘗て「狛江の狂犬」と恐れられた伝説の不良・井口達也。
地元から遠く離れた西千葉。
おじちゃん、おばちゃんが営む焼肉屋「三塁」で働く新たな生活をスタートさせた。
彼は、保護観察中の為、次に喧嘩をしたら一発アウトの身。
しかし出所初日に、暴走族「斬人」の副総長・安倍要とケンカをしてしまう。
少年院に戻りたくない達也と、達也に負けた事を周囲に知られたくない要。
このケンカを秘密にする事を誓い、交流を深めていく。
そしてこの出会いをきっかけに、達也の波乱に満ちた更生生活が幕を開ける。
半グレ集団「爆羅漢」との血で血を洗う激しい抗争に巻き込まれる事になるとは…。
<似た様な作品は数々あれど…>
監督作品は4本目で、後1本監督作品とは知らずにマイリストに入れている。
「ドロップ」「漫才ギャング」「サンブンノイチ」どの作品も他の邦画より断然高得点。
ドロップの時にも書いているけれど、監督はどうも好きになれない品川様。
でも、繰り出す作品はツボを心得ていて、楽しめる。
(これは私だけの意見ですからね)
少年院を出たモノの「保護観察中」だから、もし1度でも喧嘩したらOUTの達也。
初めて大人から自分に対して言われて言葉。
「コイツはね、バカだけど、クズじゃねえ」byおじちゃん。
この言葉が達也の胸にもグッと来た。
保護観察中の約束事として、地元に戻って行けない。バイクに乗ってはいけない。
勿論、もめごとや喧嘩は御法度。
けれども、どうしても類は類を呼ぶ。
「斬人」の副総長の要と出会ってしまった。
話してみれば良い奴で友達になったが…。次第にキナ臭い暴走族の対立争いに…。
「斬人」の総長あっくん。この人が何気に「東京リベンジャーズ」のマイキーとキャラが
ダダ被りで可哀想だった。
やっぱりイメージ的には、小柄で気さくで友達思いだが、喧嘩は恐ろしく強いって言う
ギャップが良いのかねぇ?
ビジュ的には、どう頑張っても負けてるけど、作画と組み合わせる事によって
彼等の紹介の仕方とかが良かったね。
<こういう感じ>これって、一杯出て来る作品には有難い。イケてる面探すのに…こら。
因みに、居らんけど。
ストーリーもソコソコ軽いし、展開ももう分かっているけれど、この単純さが反対に有難い。
って、段々とこう言うのも減って行くのでしょうね。
たまに見るなら、こっちってなる。
まぁ、それぞれ良い所はあるからねぇ~。
好きなのを見たらって、言う話。貴方様はどれでしょう?
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