2023・邦画 こんな世界があるのか。
監督:塩田明彦
出演:内野聖陽 北香那 柄本佑 白川和子 安達祐実
肉筆や木版画で人間の性的な交わりを描き、江戸時代に広く流行した
春画をテーマにしたコメディー。
春画の魅力に取りつかれた変わり者の研究者と、彼の弟子となった女性の交流を描く。
監督・脚本を手掛けたのは塩田明彦。
春画への探求心でつながった師弟コンビを内野聖陽と北香那が演じ、
柄本佑、白川和子、安達祐実らが共演する。(シネマトゥデイより抜粋)
前から狙ってた奴。太っ腹で大枚はたいたが…私的には失敗、悔やむなぁ~。
Amazonプライム。800円。
肉筆や木版画で、人間の性的な交わりを描いた「春画」の研究者である
「春画先生」こと芳賀一郎は、妻に先立たれて以来、世捨て人の様に
研究に没頭する日々を過ごしていた。
退屈な日々を過ごしていた春野弓子は、そんな芳賀から春画鑑賞を学ぶ事に。
そして春画の奥深い魅力にのめり込んでいくと同時に、芳賀に恋心を抱くように…。
やがて、芳賀が執筆している「春画大全」の完成を急ぐ編集者・辻村や、
芳賀の亡き妻の姉である一葉の登場により、大きな波乱が巻き起こるのだが…。
江戸文化の裏の華である春画は「笑い絵」とも言われたそう。
大勢で楽しむも良し、ハタマタ1人で楽しむのも又良し。
でも今は猥雑なモノとして、コッソリと見るのが…。
予告が一番面白そうに出来ている。
が、春画先生と呼ばれる変態オヤジに魅了される、うら若き女性・弓子の気持ちが
全く分からんが、春画先生を上回る変態なのだと納得しよう。
でないと、話は進まない。
次に登場するのは我らがブームのど真ん中「柄本兄」だが。
辻村と言い「春画大全」の編集者であり、一番弟子でもある。
先生が出禁となっている場所に行って、先生の腕となり足となる。
もう一つ、先生の為に行う事が…あるが、それは見てのお楽しみ。
ワインと春画とか、掘り出し物が見つかった時とか…。
和装がドレスコードだったり、イチイチ格式が高いんだよなんて感じで…、
笑いの絵からは程遠い楽しみ方をしているのは何故?
ボカシ無しで春画がスクリーンにと言う事で、従来ならボカシが必要だったが
映倫審査で区分「R15+」として指定を受け、商業映画として全国公開される
作品としては、日本映画史上初、無修正での浮世絵春画描写が実現と言う事だが
ホンのちょっぴりでポーズで止めないとじっくり見れないと言う代物。
(止めて見てませんってばぁ~)
後は出て来る春画も大したことないし、ブツがズバリのモノは見せてくれない。
ホンマ、な~んやって言う感じで御座います。
私は大好きな「白川和子」様が出ていたのが一番うれしかったな。
柄本兄は本作では、カッチョヨスな所はナッシングで、ブーメランおパンツで登場に
爆笑してしまった。
もっと猥雑で隠微な世界を魅せてくれるのかと思ったが、変態さん大集合の話で
あぁ~見放題まで、何故待たんと後悔ばかり…。
北香那嬢は、お初だったが頑張ってらっしゃいましたが、やっぱりエロは感じなかったな。
(あくまでも私の感想なので、エロかったと言うレヴューも多かったですが…)
安達様は、こういう作品にどうなん?って思ったけど、やっぱ演技が上手いなぁ~と。
そして、今頃だが私は「内野様」が苦手だなと確信した。其れだけ。
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