2023・米 ★★★☆☆(3.8)
監督:サム・エスメイル
出演:ジュリア・ロバーツ マハーシャラ・アリ イーサン・ホーク ケヴィン・ベーコン
原作は全米図書賞にノミネートされたルマール・アラムの同名小説。
アマンダ役をジュリア・ロバーツ、夫のクレイ役をイーサン・ホーク、彼らの前に現れる
別荘オーナーのG・H役をマハーシャハラ・アリが演じた。
兎に角豪華なキャスト、それだけでウハウハ。でもタイトル通り終わらないラストに
なってしまった。Netflix。
アマンダと夫のクレイ、息子アーチーと妹のローズ。
アマンダの思い付きで、週末を過ごそうとレンタルした豪華な別荘にやってくる。
しかし、到着して早々に世間では不可解なサイバー攻撃によって、携帯やPCが
使えないという事態が発生する。
そして、深夜にアマンダ達のもとには、別荘のオーナーだというG・Hと名乗る男が、
娘を連れてやってくる。
彼らはサイバー攻撃から逃れる為に、自分達の持ち家である別荘にやって来たという。
世界の崩壊が、刻一刻と迫るなか、2つの家族は恐怖と向き合い、
自分達の置かれた状況を受け入れていくが…。
たまたま思いつきで、週末のバカンスに出かけたけれど、それが終末になったと言うお話。
それをウハウハな豪華キャストでと言うのだから、そりゃ~飛びつくよね。
終末モノとくれば、絶望感とか、神頼みとか楽しいイメージはないけど
そうじゃないのよ…。
アマンダ一家の目線で描かれて行くのよ~ン。
眠れなかったからとPCで別荘の宿泊予約をいれて、そのまま荷造りして出かけた一家。
此処でアマンダの性格を紹介。(モチ、ジュリア様)
かなりのイラチで、疑り深い、そして極めつけは「人間嫌い」。
(これが徹底されていて、ジュリア様の事を好きになれなかったわ)
それを踏まえて、話は進みます。
出掛けるのが、もう少し遅かったら…、だけど、この性格が功を奏して、何も知らずに
気持ちは「バカンス!バカンス」
着いた別荘も飛び切り豪華で、良い所を見つけたと悦に入り。
そしてビーチへ。存分に楽しんでいると…。
真直ぐに突進してくるタンカー船、荷物もソコソコに逃げ出した。
そして、その日の深夜に玄関チャイムがなる…。
何と訪ねてきたのは、別荘の持ち主…だと言うが。(俄かに信じがたい…)
差別主義者ではないけれど「黒人」だし、正装ではあるが慌てていてコートは預けたまま
IDはそのポケットにと言うではないか…。
アマンダは絶対信用できんと言うが、夫は高いお酒が飾ってある棚の鍵を持っている事で
今夜は遅いからと泊める事に…。(言い分が本当なら彼らの家だが…)
街は混乱していて、停電も…と言う情報。(アマンダは信じてないが…。露骨に表情に)
そう言えば、Wi-Fiのせいかと思っていたがPCも携帯も全然ダメだ。
と、その時写っていないTVから。緊急アラーム警報が…。(アマンダは仕組まれたかと…)
が、兎に角、朝になってからにしようと…。
観たくなるでしょう?
でも、別荘では電話とかTVが使えない不便はあるものの、何の危機感もナッシング。
此処から高速を使って、近くの姉の所に避難しようと、脱出を心見るも…。
色んな意味で滑稽なんだけど↑子供だからと言うのもあるけど彼女がベスト。
TVドラマ「フレンズ」に嵌っていて、最終回だけ電波の関係で見れないのが…。
まさに「見ずに死ねるか」の勢いなのも…。
でもね、どうしてそうなったのか?
何がどうなってるねん?は、全く分からんのよ。最後までアマンダ一家目線なんだけど。
色々恐い目にも合うのに、其処までの危機感がない一家との感覚のズレみたいなものが
メッサ面白い…。
が、何と141分の作品で、後30分位の所で何度巻き戻して見ても睡魔に勝てず。
とうとう、4回目にして何とか最後まで…。ラストシーンは5回見ましたが、何か?
(何故かそこで目が覚める…)
家族と一緒の週末を過ごして見ませんか?
(その目線で楽しめない人は、星1つとかでした。報告まで)
現実を知らなければ、情報が入って来なければこんなもの…。
←このバナーより、どうか一つ、ポチッとなをくれなきゃ暴れるゾウ
にほんブログ村