2020・邦画 わけわかめ。
監督:阪本順治
出演:豊川悦司 安藤政信 風祭ゆき 本田博太郎 片山友希
阪本順治監督が、オリジナル脚本により究極の孤独を描いた人間ドラマ。
自分に似たアンドロイド開発に力を注ぎ続ける、孤独なロボット工学者を巡る
ストーリーが展開。
自分が存在している実感がない主人公を豊川悦司、彼の異母弟を安藤政信、
父親を吉澤健が演じるほか、風祭ゆき、本田博太郎らが共演する。
(シネマトゥデイより抜粋)
前から狙ってはいたが、内容は一切確認せずに見たら、私どんまい!だった。
やっと見放題になったからと飛びついたのは大間違い、否正解?U-NEXT。
孤独なロボット工学者・桐生薫。
幼い頃からずっと、自分が存在している実感を抱けないまま生きてきた。
そしてその不安を打ち消す為、彼は父が残した廃病院に一人で暮らし、
自分そっくりな「もうひとりの僕」のアンドロイド開発に没頭している。
そんな彼のもとに、ずっと会っていなかった腹違いの弟が訪ねてくる。
寝たきりの父親や駅で出会った謎の少女等、様々な者たちが交錯する中、
桐生と「もうひとりの僕」の間には、ある計画があったのだが…。
<キャストや監督も好きなんだけれど>
究極の孤独と言う事なのだが…。
自分が、今存在しているのかが分からない。
右足でさえ、あるのかないのか分からない状況をコンパスの針で突きながら
痛めつけないと存在確認が出来ないとか、分かる様な分らんお方。
大学の講師でありながら、黒板一杯に数式を並べて「汚い字でごめんなさい」とだけ言って
教室を出て行く…。
昔は患者でごった返していた廃病院に1人棲み、地道にアンドロイドの「僕」を作る。
其れは、もうすぐ完成と言う所まで来ているが…。
「私が見えます?」と話す紅いレインコートの少女。
何故か引き寄せられるのか、はたまた何かを感じたのか…。
自転車に乗せてやる…。
だが、弟は違った。彼は父親が不倫の末に出来た子供で、今はその女が
父親の世話をしている。
腹違いの弟は、確かに現実社会に生きていて、彼の事を「兄貴」と呼び
金の無心や、廃病院を売り払おうと考える。
そんな弟が彼の世界に土足で踏み込んで来て、何もかも変わってしまった。
いや、何も変わらなかったのだが…。
私には「哲学」のての字も分らないので「何じゃこりゃ~」な作品なのですが。
きっと、坂本監督が懇切丁寧に嚙み砕いて説明して下さっても、
「分らんもんは分らんねん」となる気がします。
(監督は説明もしないと思われるが…)
しかし、これが究極の孤独なんでしょうか?
でも彼が良いなら、それも良しなんだけど。
アンドロイドのトヨエツは何だかお肌も綺麗で、ちょっと欲しいと思いましたが。
(イケナイ事に使用しませんってばぁ~)
と、こんな事しか感想が浮かばん私が見る作品では無かったのですね。きっと、多分。
私が解明してあげましょうと言う勇者の貴方様。
どうぞ、謎解きよろしくお願いします。
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