1966・邦画 ★★★☆☆(3.2)
監督:鷹森立一
出演:千葉真一 下沢広之(真田) 瑳峨三智子 大原麗子 浦辺粂子
成澤昌茂が自身の原案を潤色し、池田雄一が脚本。
鷹森立一が監督した任侠もの。撮影はコンビの西川庄衛。
浪花節も好きだよと言った事が、頭の片隅にあり、それを思い出すと歌ってしまう。
のど自慢で必ず1人は歌いたがる歌だったなぁ~とか。一体幾つやねん!
25歳ですがな。何年生まれかは知らんけど。U-NEXT。
渡世人仲間では、サイコロ使いで名を知られた文吾。
酒のイザコザから、女房志保と別れてから、子供の健一を立派に育てようと
博打から足を洗い、あちこちの飯場を渡り歩いていた。
ある日、飯場の親方と喧嘩をして追われ、今日の糧を得る為
再び博打に手を染めてしまう…。
結局、文吾親子は浅草の木崎一家に草鞋をぬいだ。
健一には博奕打ちである事を隠し、指人形師を装っていた。
だが、その木崎一家に対立している沼田一家に、嘗てイカサマをした文吾を追って、
村上という男が草鞋をにぬいだ。
しかも、村上の情婦と言うのが、文吾を捨てた女房志保だったのだが…。
<今日は動画がおまへん>↑志保と健一
健一は母は死んだと思っているので変なおばちゃんって思っている。
そして村上も又志保が文吾の元嫁とは知らない。
男手一つで立派に育てると言い張っても、仕事をしている間乳飲み子をその辺に
置いておく訳にも行かず…。
結局は寝ている間に賭場で仕事をすれば、昼間は一緒にいられるしで
元の生活に戻ってしまう。
ヤクザな世界から抜けられぬループが悲しい。
そろそろ健一も小学校にと言う年なのに…。
<この曲は聞いた事があるだろうか?>
知らなくても無問題。何せ作品中に3度も流れるサービスぶり。
だが、この歌が好きで、本作を見た人は今は相当な高齢者だろう。
でも、DVDにもなっていない本作が今尚人気なのは「千葉ちゃん」人気もあるのだが
健気な健一を演じたのが、あの「真田様」と言うのもあるのでしょうね。
この当時、真田様は5歳で、続編も他の作品でも「千葉真一」氏の子供役を演じたそう。
真田様は中学生の時にJACに入団したそう。
健一の母親・志保を演じるのは「瑳峨三智子」氏で「山田五十鈴」様の実娘で御座います。
それにもう1人。
<文吾にビンタを喰らわす照子>
まだまだオキャンな「大原麗子」様。
後に健一を引き取って育ててくれるお姉ちゃん。(何の繋がりもない赤の他人)
お話はよくある子連れのヤクザ者の話なんですが、歌の方がダブルミリオンの
ヒットだったそうで続編も作られ、そのヒット振りは分かると…。
モチのロン「千葉ちゃん」のアクションも見せ場ではたっぷりと魅せてくれます。
おぉ?そこの貴方様、興味が…?
私は千葉ちゃんに紋々が入ってないのが、ちと残念だったわ。
銭湯シーンがあります。(別に何の楽しみもないが…)
時々古い作品も書いて行こうかと思いますが、誰が読むねん!ちゅ~話。(これが問題)
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