2022・米 ★★☆☆☆(2.2)
監督:カレン・メイン
出演:ケイトリン・デヴァ― カイル・アレン イザベラ・メルセド
シェイクスピアの代表作の一つ「ロミオとジュリエット」に登場するロザラインを
主人公にした映画。
ジュリエットのいとこで、ロミオの初恋の相手でもあるロザラインの視点から物語を描いた
ロマンティック・コメディー。
今週はこの様に私らしからぬ作品が続く様な気がする~。予定は未定。Disney+。
キャピュレット家の末娘であるロザライン。
父親から早く嫁ぎ先を決めるようにと急かされていた…。
しかし、実はロザラインは既に夢中になっている男性がいたのだ…。
その男性は、何時も夜にロザラインの部屋のバルコニーまで会いに来てくれる。
ロマンチックな言葉を囁き、ロザラインは良い気分に浸る。
ロザラインはこの男性、ロミオと結婚するに違いない、そう思っていたのだが。
そんな事を全く知らぬ父親は、余りにも勧める結婚相手を拒否するロザラインの事を想い
今回は若くて実直な軍人であるダリオと引き合わせる。
結婚を嫌がっている事をドア越しに聞いたダリオだったが、じっくり自分と話せばと
自分のボートで海に出る事に…。
所が急に雲行きが変わって荒れ模様になってしまう。
早く帰って、キャピュレット家の仮面舞踏会に出なくては…。
焦るロザラインだが、嵐が静まるまでは身動きが取れないと…。
キャピュレット家とロミオのモンタギュー家は敵同士の関係。
ロミオがキャピュレット家に侵入等出来る筈も無いが、仮面舞踏会なので
仮面で変装したら皆の前でも堂々と踊れると…。
そうロザラインが誘ったにも関わらず、何処を探しても姿が見えないロミオは、
舞踏会で運命的な出会いをしてしまう…。
それは、ロザラインの従妹のジュリエットだったのだが…。
<吹き替えは嫌なんだけれど、予告でも笑って欲しくて>
ロミオとジュリエットは、読んだことがないわ。
なので、本当に「ロザライン」が出て来るとは、全く知らなんだ。
実は、ジュリエットに出会うまで、ロミオはロザラインにベタ惚れだったそう。
でも、ロザラインの方は全く無視だったみたいなんだけれど。
本作では、ロザラインから見た「ロミオとジュリエット」のお話。
ジュリエットにロミオを奪われて未練タラタラで、何とかその恋を阻止しようとするのだが。
其れに何故か父親から言われた結婚相手のダリオも巻き込んで~。
今までの父親から言われた結婚相手は「歯がない、80以上の爺さん」なので
取り敢えず、見た目はダリオはOKだったけれど、その時はロミオに夢中だったから…。
ダリオの方も、彼女の恋人の話を聞いて、諦めて軍隊に戻ろうとしていたんだけどね。
何処からどう見ても、ダリオの方が良いと思うんだけれど…。
一度ついた恋の炎は、簡単には消えないって事で…。
ジュリエットが本当に少女の様に可愛くて、ふとした瞬間ロザラインがおばさんに見えたり。
↑この衣装なんか「オリビア・ハッセ―」氏を思い出すよね。
普段はジュリエットも可愛いけれど、ロミオ様が素敵なんだよね~。
<本作のロミオ様は「カイル・アレン」氏>これまた彼が好きなんすよ。
「イン・ビトゥイーン」にも書きましたが、ペプシのCMの犬の子。
彼はどことなく「ヒース様」に似ておるんですよね。なので、気になっちゃうんだよね。
とは言え、本作のロミオ君は年が若いせいか「中身の無い」ピーマン君。
好きな女性には、誰にでも同じ詩の一説しか言えないし…。メッサ残念だけどね。
(そこのところも笑えるのよ)
<↑お世話係のナース>彼女も良い具合に突っ込みを入れる。
でもね「ロミオとジュリエット」は恋愛悲劇だから、この現代にも語り継がれてきたと思うが。
本作の結末を見て、思わず苦笑してしまい…。
エンドロール途中のシーンを見て爆笑してしまった。「だよねぇ~」って口から出た。
これを機会に「ロミオとジュリエット」も見直さねばだなぁ~と。
良い部分だけ覚えていて、細かい部分は全く覚えてない…。
それはさておき、本作の様な作品もなかなか面白いなぁ~と思ってしまった。
「ロミオとジュリエット」の原作ファンには激怒されるやもですが、コメディとしても
面白かったなぁ~。
ロザライン役の「ケイトリン・デヴァー」氏は製作にも携わっている模様。
25歳だけれどなかなかのやり手なのやも。
私は「ブックスマート」しか見ていないけれど。
そもそも、悲恋大好きな私だけれど、本作はかなり笑っちゃいましたが。
コメディ好きな貴方様なら、もっと得点が上がったのかも、Do~でしょうか?
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