2020・アイルランド・加 ★★☆☆☆(2.2)
監督:フィリップ・ファラルドー
出演:マーガレット・クアリー シガーニー・ウィーヴァー ダグラス・ブース
ジョアンナ・ラコフの回想録「サリンジャーと過ごした日々」を原作に描くヒューマンドラマ。
J・D・サリンジャー担当の出版エージェントのもとで働く新人アシスタントが、
ファンレターへの返信をきっかけに自分自身を見つめ直す。
監督と脚本を手掛けるのはフィリップ・ファラルドー。
マーガレット・クアリー、シガーニー・ウィーヴァーらが出演する。(シネマトゥデイより抜粋)
この間「アバター」の記事を書く時に「シガーニー・ウィーヴァー」氏が本作に
出演しているのを知って、見る事に。Amazonプライム。440円。
90年代のアメリカ。
作家を夢見てニューヨークへとやって来たジョアンナ。
老舗出版エージェンシーに就職した彼女は、J.D.サリンジャー担当の
女性上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始めることに。
そんな彼女に割り振られた仕事は、毎日世界中から大量に届くサリンジャー宛の
ファンレターを処理すること。
心揺さぶられる手紙を連日読む彼女は、簡素な定型文を返信する事に抵抗を感じ、
ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始める…。
そんなある日、予想もしなかったサリンジャー本人からの電話を受け取る
ジョアンナだったのだが…。
<こういう感じで御座います>
文芸版「プラダを着た悪魔」とか言われておりますが…。いやいや…、そうか?
マーガレットを「悪魔」と呼ぶのはDo~なん?って感じですが。
物凄く古き良き時代を大事にしておる。ので、機械類が大嫌い。
PCなんかもっての外!でも~、時代と共に使わないとねぇ~って事となり、
渋々1台だけ設置したモノの「即カバーをかけて」とか言ったり。
そんなマーガレットを最近マタマタ活躍しだした「シガーニー」様が。
良い年の取り方だよね。若い時よりも今の方が好きだな。
問題は↑このお方。自伝的な「サリンジャーと過ごした日々」を書いて、
その小説が本作の原作。
まぁ、年が若かったからだろうけれども、何か「自慢」しているみたいでヤダダ!
「あの」サリンジャーと電話で会話し、彼に情報を伝えた…、みたいな…。
彼が励ましてくれたから、私は作家になれた…、みたいな…。
実際に「そうでしょうとも」な話だけれど。
もっと熱烈なファンレターの主に「誰のファンレターにも返信しません」の文だけを
遅れと言われていたのに、事も有ろうか「意見」したリ…。
↑熱烈なファンの1人の彼。「テオドール・ペルラン」氏。(良いポジションを確保したな)
「サムワン・インサイド」でも印象に残っているお方。
彼氏を残してNYに来て、スグに意気投合して、そして同棲しちゃう。
↑都会的な彼にやられたのは分かるけれど。
ドン役をオキニな「ダグラス・ブース」氏。(自分の我を通す感じの奴)
要は、ジョアンナの成長物語なんだけれど…。
私は、どっこも応援したいと思った部分がないな。
もっとマーガレットを見習って、勉強すべきなんだろうけれど。
(マーガレットも、人としてDo~なん?な部分はあるのだけれどね)
この保守的な出版エージェントの中で、言わば「ギャル的な」彼女が
時代の流れについて行けない社内のお歴々の隙間をぬって、上手く波に乗れたッて感じ。
(メッサ嫌味な書き方だな。まぁ其れも一種の強運とかもあるのは分かってるよ)
もっと素直な目で、彼女の成功を喜んであげるべきなのかな?
それにしては「紆余曲折」がないじゃん!なんだけれどもね。
まぁ、見る人の目線の違いかな。って事で、キャストはオキニがワンサカなわりに
心に「ガツン」と来なかった作品でした。
サリンジャーが絡んでいる作品を見ると、いっつも書くけど。
恥ずかしながら「サリンジャー」様の本は、1冊も読んだことが御座いません。
(でも「ライ麦畑で~」の文庫本は、読んで見ようと3冊ぐらい買ったのは覚えています)
あぁ~、そう言えばファンレターと言うモノも書いた事ないな。
因みにラヴレターは貰った事がない…。もう威張るしかない、白目。
そんな私の感想ですから、全く宛になさらずに高評価のレヴューにどうぞ~。
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