1994・香港 ★★☆☆☆(2.9)
監督:バリー・ウォン
出演:リー・リンチェイ チンミー・ヤウ デニー・イップ ラウ・ソーヤン
ジェット・リーが、清朝の武術家・洪熙官(ハン・カーロ)をリー・リンチェイ名義で
演じたアクション。
朝廷に一族を殺害された少林寺一派の生き残りで、少林寺一の武術の使い手である
主人公が、強敵と戦いを繰り広げる。
監督を務めるのはバリー・ウォン。
共演はチンミー・ヤウ、デニー・イップ、ラウ・ソーヤン、シェー・ミャオ等。
(シネマトゥデイより抜粋)
2021年にリバイバル作品として上映されたらしいが、元々は未公開作品。
最近流行りのリマスター版で配信に上がって来たので見る事に。U-NXET。
清朝の時代。
少林寺一派との対立に危機感を抱いた朝廷。
少林寺内部の裏切り者を使い、少林寺最強の使い手ハン・カーロの一族を惨殺する。
ハン・カーロは、唯一生き残った一人息子のマンティンを連れ、7年にも及ぶ
逃亡生活を続けていた。
ハン親子が金持ちの用心棒として居候中、朝廷は明朝の財宝を奪う為に
再び少林寺を襲撃する。
朝廷側が探していたのは、少林寺が残したとされる、明の財宝を示す地図だった。
その事を知ったハン・カーロは、強大な敵に戦いを挑む決心をするのだったが…。
<まぁ、古さは否めないけれど。シリアスに纏めた予告編>
少林寺と名の付く作品も数々見て来たけれど、もしかしたら本作ははじめてかも。
と言うのも、ハンさん既に子持ちの身。そう言うリーさんの作品は見た事ないと思う。
しかも、とんでもハップンな父親。「木馬か剣を選べ」と言って、木馬だったら
母親のもとに送ってやろうッて…。(か―ちゃんはあの世…。ヲイ!当然剣をチョイス)
で、あっという間に7年後。
息子を肩にのせて、路を歩くハン。目立ってしょうがないやん。(逃亡生活じゃ?)
用心棒として雇って貰った金持ちの嫁になる予定のおねーちゃんと出来ちゃったり。
(しかも、怪しいからと言っていたにも拘らず)
えぇぇぇぇ~、何か肩透かしのヒーローじゃんって…。
息子も、何気に凄いのだけれど、顔面からして笑いを誘う…。
常に父親は息子にカンフーの教えを伝授する。しかも、この子メッサ真面目に教えを守る。
<↑現在はこんなに爽やかなお方に…。38歳だって。「シエ・ミアオ」氏>
<ハンの妻になったおねーちゃんの母親(右)>
このおばちゃん、娘と組んで詐欺をしながら暮らしていたが、
その昔は「千手観音」と呼ばれる武芸の達人。
いざ、戦い始めたらカッチョえぇ~し、強いし。(モチ、娘もなかなかのカンフーの達人)
まぁ、少林寺の小僧達も、もう一寸何かしらの技が有れば、もっと面白くなったのにな。
本作の目玉は、こんなコメディ作品なのに「リーさん」はニコリともしません。
常に真剣に生きている父親を醸し出していましたが…。
私も何回か見たら、本作のお笑い部分も笑えるようになるのかな?
リーさん同様ニコリともしなかった訳ではないのですがね。
本作の予告編を探していたら「カンフーハッスル」の動画を見つけて、見入ってしまった。
こんな私でも「カンフーハッスル」の面白さは充分に分っております。
「カンフーハッスル」は又見たいけれど…。本作は、もう良いわ。
シリアスなカンフー作品も久々に見たいものだな。
(修行の為に皆で並んで、掛け声とともに型を繰り出す)←揃っていて何時間でも見ていられる。
「少林寺三十六房」とかが好きだったな。
(↑またその辺の事を調べたりして遅くなる…。あらあら…)
また配信で見つけたら見たいし、面白いのが有れば教えてちょんまげ。
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