ヴォイジャー | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                 

2021・米・チェコ・ルーマニア・英   ★★★☆☆(3.6)

                

監督:ニール・バーガー

出演:タイ・シェリダン リリー=ローズ・デップ コリン・ファレル

                

             

若者たちが惑星移住ミッションに挑むSF。

                 

宇宙船に乗り込んだ30人の子供達が成長し、ミッションに隠された真実を知り

暴走を始める。

 

監督と脚本を務めるのはニール・バーガー。

タイ・シェリダン、リリー=ローズ・デップ、フィオン・ホワイトヘッド

コリン・ファレルらが出演する。(シネマトゥデイより抜粋)

                  

             

                

ブタ

一寸地味めな感じがしたので、迷ったけれど「まぁいいか」と見る事に。

まだ新作の為に少々お高いが…。Amazonプライム。440円。

                        

                      

地球温暖化による飢饉が人類を襲い、居住可能な新たな惑星への探査隊の

派遣計画が遂行される。

 

しかし、目的の惑星到着までに86年を要する事から、乗組員には訓練を受けた

優秀な子供達30人を選抜し、3世代をかけて惑星を目指す計画。

                         

                                              

子供達に加え、教官役の大人・リチャードを乗せた宇宙船が旅立って10年。

 

宇宙船は順調に航行を続け、船内で成長した子供達も変わらず規律正しい毎日を送る。

                          

                           

ところがある日、クリストファーとザックは、自分達が毎日薬を飲まされているのは

人間の欲望を抑える為だと気付いてしまう。

 

子供達はリチャードに反発し、薬の服用を止めてしまい、本能の赴くままに

行動するようになる。

                             

                                                   

そして、ある事件をきっかけに船内の統制が崩壊していくのだったが…。

 

<雰囲気は分かるよね>

                        

                         

地球が駄目だから、新しい惑星開拓に…と計画はしたものの。見つけた惑星に

辿り着くには86年掛かってしまう。そこで船内で子・孫まで作って開拓に臨むと言う計画。

            

その第1世代は、優れた遺伝子から作り出された30人の子供達。

その子供達の教育係だったリチャードは、子供達だけを乗せるのは忍びないと自分も一緒に。

                            

船内で暮らし、10年の年月が経ち、知能的にも優れた子供達は常に疑問を抱き

自分達で調べて解決していく。

            

ある日、育てている植物の水に毒素が混じっている事に気付くクリストファー。

                      

水は彼等の尿をろ過し、循環して作り出す為に彼等の身体から毒素が出ている事を知る。

それは、食べ物か?飲み物か?色々調べた結果、毎日飲む事が定められたブルーの薬に

含まれている物質によるものだった。

           

その薬は一体何から出来ているのか?調べていくと「シークレット」で彼等では簡単には

調べられない…。だが、天才的な能力を持つ彼ら達に不可能は無い…。

          

結果は、感情や性的興奮を抑える為の成分が入っている事を知る。

そして、ブルーを飲むのを止める彼ら…。

            

              

すると、電気のショートするバチっと来る感覚に興奮を覚える。

               

              

規則では禁止の相手の肌に触れてみる…。全てにおいて、初めての感覚に目覚めていく。

                

それでも、リチャードが居た時は、まだ統制が取れていた船内だったが…。

ある日の事、船外活動の為にリチャードが亡くなると言う事故が起きてしまう…。

                    

                

船内に残されたのは、大人になり切れていない子供達だけ…。リチャードが居なくなった今

感情に任せて暴れまわり、思う存分の食事を食べたりと…。

              

不安要素が山積みの船内にへと…。自分が死んだ後のことなど知らないと言い出す者も…。

無事に新しい惑星の開拓が出来る体制が整えられるのであろうか?

                        

<↑「タイ・シェリダン」氏と「リリー=ローズ・デップ」氏>

             

これから益々活躍するでぇ~と言う、若い役者達がワンサカ。(それでも既に有名)

リリー様は既にママにクリソツやね。

                    

<右「フィオン・ホワイトヘッド」氏>

ダンケルク」のトミーとは打って変わって、利己主義なゲスな野郎に…。

                  

<手前のUP「アイザック・ヘンプステッド・ライト」氏> 

「ゲーム・オブ・スローンズ」の天使の様な足の不自由な王子だった彼。

(どんな素敵なお方になるのかと思ったら、かなりのデコッパチで、頭髪がヤバイんじゃ?) 

                   

等々…、まだまだいるけれどね。

                    

             

SF版の「蠅の王」だと言う方達多しだったけれど。

いやぁ~「蠅の王」よりかは、まだまだ緩い感じではあるな。

             

「蠅の王」は何と言っても、少年達だけだし、個々の親から生まれて育った子供達で

考え方も其れまでの環境等も全く違う、人間(少年)の集合体。

            

本作は、男女混合で人種も多様で、親には育てられてられずに生まれた時から

一緒に育てられた子供達。(それだけでも、全然違うと思うし、ほぼ無感情)

              

         

無意味に殴られて育った少年もいれば、チヤホヤされたお坊ちゃまもいただろうし。

(最初から、言う事を聞かせる為には実力行使が当たり前と考える少年も)

                

本作は、ブルーを飲まなくなり、其れなりに沸いて来た感情に驚き、興奮し…と言う状態。

                  

         

それでも、邪魔者は殺せ!となって来る。

此処で面白いのは「こんな恐い感情…」と驚く中、「これが本来の人間の姿かも」と。

                    

人間って恐ろしい生き物なんだね…と、改めて思い出させる。

               

ワンシチュエーションだけれど、無機質な広い船内な為に退屈する部分もなく

どうなるんやろうか?と大人目線で心配してしまう。

       

これってさぁ~、見る人の年齢や目線で感じ方も全然違うだろうね。

私なんか、酷い事になっちゃう様なのばっかし見ているので、うぅぅぅ~わぁぁぁ~って

思うこと多しだったけれど。

              

ピュアな貴方様が見ると、どう感じるのかな?

                 

見放題になったら、試しに見てみるかい?私は、イケてる作品だったなと思ったけどね。

(点数が其処まで伸びてないのは、何度も見たくはないなぁ~って思うからね。)

                   

                  

                    

                 

                  

             

 

 

 

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