宮廷女官 チャングムの誓い(韓ド) | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                   

2003~2004・韓国産。 54話。

             

出演:イ・ヨンエ チ・ジニ ホン・リナ イム・ホ ヤム・ヘソン

                  

       

アジア中で大ヒットとなった超人気歴史ドラマ。

 

厳しい身分制度の時代に不幸な家庭環境に生まれた主人公チャングムが、

シリーズ前半は宮廷料理人として、後半は女医として活躍し

「大長今(偉大なるチャングム)」の称号をもらうまでの波乱の半生を描いた作品。

 

チャングムは歴史書に登場するがその実像は謎に包まれているそう。

                      

                     

                    

ブタ

見始めたら最後、他のドラマなんか見れない位嵌って、もうあっという間に見てしまった。

視聴率50%は伊達じゃないわ。面白過ぎました。U-NEXT。

                          

                         

朝鮮王朝第10代国王・燕山君の生母毒殺に関与したとして誅殺された武官・チョンス。

                              

宮廷の混乱の中で、その陰謀を知ってしまった為に謀殺された女官・ミョンイ。

(女官になった時点で、王の女として仕える為に生涯を捧げる。王族以外は宮廷では

死ぬ事が許されない為に退位すると、尼寺等に行く)

                  

その毒殺されたミョンイが、親友の気転により、何とか命を取り留めた所をチョンスにより

助けられる。そんな奇跡的な出会いで、2人の間に生まれた娘・チャングムの

数奇な運命を描いた物語。

                               

<↑前半部分の人物相関図>

                                                         

死んだ事となっている母と今尚追われる身である父の秘密を知りながら、お転婆で

聡明な女の子に育っていくチャングムだったが、負けず嫌いな性格が災いし、父親が

「武官」である事を言ってしまった為に結局は両親共に失くしてしまう…。

                          

何とかチャンスを掴み、母の遺志である水剌間<王の食事を作る調理場>の

最高尚宮になり、最高尚宮だけに伝えられる秘伝の書に母の無念を綴る事を

叶える為に女官となる。

                       

                  

母に厳しく育てられ、料理だけでなく子供とは思えぬほどの知識を蓄えたチャングムは

メキメキと頭角を現し、ハン尚宮の右腕となる。

                                

が、謀略により謀反に関与したという無実の罪を着せられ、奴婢の身分に落とされ

済州島に島流しに…。だが、チャングムは何としても宮廷に戻りたいと希望は失わない。

                         

<↑チャンドク>                          

済州島の首医女・チャンドクに出逢い、彼女から医術を学び医女となり宮廷に復帰する。

                          

                         

母の夢・最高尚宮を経て、遂には国王の主治医になり「大長今(テジャングム)」の

称号を与えられるまでを描いたサクセスストーリー。

 

「悲しんではだめ、泣いてもだめ、簡単に諦めてもいけません」との母の教えを

一生に渡り守り抜いたチャングム。

 

<本日はメイキングをば>チャングムを見られた方には懐かしいキャスト達。

                       

                 

何が面白いかって、↑ハン尚宮のライバルでもあるチェ尚宮の何とも意地の悪い事。

事が起これば「チャングムの仕業」だと、宮廷から追い出そうと躍起になる。

               

とは言え、チャングムの母親とハン尚宮とチェ尚宮の3人は同期で、幼い子供の頃は

仲良し3人組で何時も遊んでいたのに。成長と共にチェ尚宮は一族の為にあれこれと

悪巧みに加担し、悪に手を染める。

(実に何人もの女官を始末している。嫌だった悪事を姪のグミョンにも受け継がせる)

                       

<真ん中 水剌間最高尚宮となった嘗てのライバル・グミョン 右が医女のチャングム>

                     

               

グミョンとは水剌間のライバルだけでなく、恋の三角関係でも…。

                  

女官になる前から、グミョンはミン・ジョンホが好きだったが、一族の為に女官となり

生涯ミン・ジョンホとは添い遂げる事が出来ない辛さを噛み締めて生きている。

                    

が、ミン・ジョンホは瀕死の状態を助けてくれたのがチャングムだと知り、生涯彼女を

守り続ける事を心に誓う。

             

チャングムも、段々と…と、恋の方もチャングムの勝ちとなるが。

                 

何と王もチャングムを愛する様になり、ジョンホの気持ちを知りながら、

自分の主治医にして、常に自分の傍に置いた。

(原因不明の皮膚病を抱える身体の弱い人物)

                     

               

王の最後の粋な計らいが、抜群に良かったよね~。

              

でも、やっぱり本作においては「男」よりも「女」の闘いや意地の張り合い。

女でも出世の為に「誰」につくか?等の権力争いがあり、女ゆえにと言うのが見もの。

                     

                

母の親友がハン尚宮だと言う事が分かるまでのイライラとか、それが判明した時の

喜びとか…。やっぱ、泣くよねぇ~。良かった良かったって。

                

<幼いチャングムを我が子の様に可愛がった夫婦>

               

特に嫁が、銭にはガメツイけれど、心根は優しい人。終りの頃はチャンドクとの

毒舌争いが楽しみで。(医女のチャンドクは元から口が悪いが、さっぱりした性格)

                      

<↑左の緑の着物のチョン最高尚宮>

              

最初は派閥争いを嫌い、醤庫尚宮-調味料や漬物を管理する尚宮に甘んじていたが

適任不在の中「操り人形」の最高尚宮として推され、最高尚宮に。

               

詩歌を愛する風流人で、ひょうきんで飾らない性格で、その志は高く、

人の口に入る料理を政争に利用することを嫌い、権力者との衝突も辞さず、

したたかな駆け引きも見せる。本当に良い人だった。

人を見極める目が肥えていて、ハン尚宮を可愛がっていたのだけれど。

             

チョン最高尚宮を演じる「ヨ・ウンゲ」氏は、元々瘦せ型な方だったのだろうが

2009年5月22日肺がんのため永眠されている。(後で知って残念がるのよね)

                    

            

と、どんなに此処に書こうとも、本ドラマの面白さは伝わらないだろうな。

            

特に医女になってからは、男女差別がお話にならない程酷くて「女の分際で」と

今の時代に通じる問題点も…。

                           

         

笑えるのが「歴史にどの程度まで忠実なのでしょうか?」放送大学教授対談での質問で

「結論から言いますとほぼ100%フィクションで史実には基づいておりません」だとさ。

だよねぇ~。って思うけれど、面白ければ良いやん!

              

       

チャングムは、何度もお縄になり、拷問を受け島流しになったり、すわ処刑…と言う事も。

その辺も、早くどうなるか見たいと言う気持ちを掻き立てられる。

              

ミン・ジョンホの包む様な、陰からチャングムを見守る愛を見せつけた

「チ・ジニ」氏の人気も爆発的なモノになっただろうな。

(本を貸す男と言うあだ名がついたとか。何の仕事をやっている人かは分かり難い為)

                    

と、もっと色々と紹介人物もいるけれど、あぁ~これでようやく新しいドラマが見れるわと

一寸ホッとしている。

           

でも時代劇熱はまだまだ冷めず。

やっぱ面白いな。 何かあれば、殺してしまえ!みたいな所。 ホラーやん。

ぶふふふ。 まだまだ「チョ~~ナァ~」遊びは続くのであった。アホやん。

                

             

         

 

 

 

 

 

 

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