2021・邦画 ★★★☆☆(3.4)
監督:三木孝浩
出演:山崎賢人 清原果那 藤木直人 夏菜
ロバート・A・ハインラインの小説を原作にしたSF。
小説の舞台を日本に移し、1995年から2025年へタイムスリップした科学者が、
奪われた自身の人生を取り戻そうとする。
三木孝浩が監督を務め、山崎賢人が主人公を演じ、菅野友恵が脚本を手掛ける。
1995年当時を再現するため、スタッフがその時代に使用されていた小道具を
集めるなどの工夫が凝らされている。(シネマトゥデイより抜粋)
山崎様の作品は配信になり易い?のか、私には分らんが「劇場」からこっち←どっち?
正直気になるのは確か。ちゅ~訳で、本日も飛びついてしまった訳。Netflix。
1995年、東京。
ロボット開発に従事する科学者・高倉宗一郎は、亡き父の親友だった偉大な科学者
松下の遺志を継ぐプラズマ蓄電池の完成を目前にしていた。
自分を慕う松下の娘・璃子や愛猫のピートに囲まれ、研究に没頭し、穏やかで
充実した日々を送っていた。
ところがある日、信頼していた共同経営者と婚約者に裏切られ、自身の会社も
開発中のロボットや蓄電池も全て奪われてしまう…。
更には、人体を冷凍保存する装置・コールドスリープに宗一郎は入れられてしまう。
30年後の2025年に目を覚ました宗一郎。
だが璃子は謎の死を遂げ、既にこの世にいない事を知る。
やがて、30年間に起こった事を調べ始め、思いもよらぬ事実に辿り着くのだったが…。
<素朴な青年だな、今回は>
<まぁ~、ホンマに引っ張りだこだな。↑清原果那嬢。>本作では彩程度の出演。
<高倉宗一郎>
出産と同時に母親が死亡。17歳の時に父親が死亡。父親の親友の松下の養子に。
だが、その養父母共に事故で亡くなる。
妹の璃子と2人になるが、養父の弟(叔父)が共同経営者となり、璃子は近々全寮制の
学校に転校する予定。
叔父の秘書と宗一郎は交際している。
ある意味、見た目には不幸を背負った男子に思えるけれど、宗一郎にとっては
研究に没頭出来る日々が何よりも幸せだとも言えた。猫のピートも居たしな。
が、もう少しでロボットも蓄電池も完成間近だと、思った矢先。
命より大事な、それらを見事な裏切りにより、全て奪い去られてしまう…。
しかも、気付くとコールドスリープで30年間の眠りにつかされてしまう…。
そして30年後、無事に目覚めた宗一郎が知る事となる、その30年間の出来事…。
SFのオールタイムベストにも数えられるロバート・A・ハインラインの不朽の名作
「夏への扉」の実写映画化された本作。
ホボホボ大まかなストーリーは同じなのだが。違う部分が…。
<30年後に目覚めた宗一郎のお世話ロボット・ピート↑>
このロボット・ピートの存在が原作にはなかった部分。
久々に「藤木直人」氏を見る事になったのだが、何か痩せた?
ロボットとしては不良品の為に病院を抜け出して、宗一郎の面倒を見る。
30年後の世の中は、宗一郎にはなかなかついて行けない未来になっていた。
ピートが居て、本当に良かった。マヂで、こんな変化にはスグには付いていけないよね。
このロボットのピートが、何気にお笑いを担当してくれて、結構笑った。
ある意味、宗一郎とロボット・ピートのバディモノと言っても良いんじゃね?
確かにサクサク上手く行っちゃうし、捻りも何にもないけど、私はわりと素直に見れた。
そして、結構乗れたな。
田口トモロヲ氏の博士は、ちょっとやり過ぎな感もあったけれど、天才だものしょうがないか?
まぁ、多くのレヴューで見かけた、2時間ドラマ的とか薄っぺらいとか…。
うんうん、でもまぁ~、あんまり踏み込み過ぎると「面倒くせぇ」世界になっちまうので
これ位の「コミックス感覚」っぽい感じで良かったんじゃないかな?
(い・いや、別に宗一郎が山崎様でなくても、面白かったと思うよ)
だってさぁ~、原作の主人公は頭の薄いオヤヂらしいからね。
(爽やか青年で良かったぁ~)
タダ、佐藤役が「原田泰造」氏じゃない方が絶対に面白くなったと思う。
もっと顔面が強面で、会いに行くのも躊躇する様な見た目なお方…。ってどうかな?
まぁ、後はどうぞご覧になって判断してちょ。
私は、面白かったよ。 そして「キングダム」へと続くのか?(既に家で見る気満々)白目。
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