2019・タイ ★☆☆☆☆(1.6)
監督:シティシリ・モンコルシリ
出演:パンティラ・ピピティヤコーン オーブニティ・ウィワッタナワラーン
タイでは、有名な妖怪だそう。
首と内蔵だけの妖怪になり、肉を求めて彷徨う、悲しき妖怪。
やっぱ我慢が出来ずに、こんなの見ちゃったよ~。分かっちゃいるけどたまにはね。
安心して下さいNetflixです。
<左から 「サイ」「ノイ」「ジャッド」「ティン」>
森の中に建つ、古びた屋敷で肝試しをする子供達。
噂では、この屋敷には箱が置いて有り、其処には「ヌアル」の魂が閉じ込められていて
夜に此処に来たら帰れないと…、怖がらせるジャッドは「作り話さ」と笑い飛ばす。
怖くないと見栄を張った手前、かくれんぼをする事に…。
しかし、上がった2階には「あの箱」が…。恐る恐る覗いて見ると…。
数年後、美少女に育った村長の娘・サイ。診療所で看護師や雑用をこなす。
毎日の様にサイに付き纏わるジャッドは、今日も診療所で彼女の手伝いを。
誰の目にもジャッドの気持ちは見え見えで、サイもまんざらではない様子だったが。
そんなある日、バンコクに居た筈のノイが村に帰って来る。
何時までも、仲良く楽しい日々を過ごそうと約束するのだが…。
ノイが一緒に連れて来た「ガスー」という妖怪を狩るハンター達が来てから
何故か、村の家畜が襲われ出すのだったが…。
<字幕は無いけれど、怖さは伝わるよね>
サイったら、幼馴染の2人に好かれて、モテモテ状態。
ジャッドは、お金持ちのボンボンなので、周りの皆も「ジャッドと結婚したら?」って
勧めるのだけれど、サイの心の中には「ノイ」が居たのだね。
<タイトルにある様に「呪いのキス」という位だから…>↑なかなか激しす。いやぁん。
でもね、ノイは本当にサイの事が好きだったんだなって、分かるのはね。
<↑ガス―になったサイともキスできるって…>
何気にグロイホラー作品なのに、若いおぜう様方が「良い話だった」という感想を。
其れもこれも、ノイの一途な気持ちを見てだろうね。
とは言え、ジャッドも彼女を守る為に、身を挺して闘うのだけれど。
(ノイには勝てないってか?)
本作の基になっているのは、「東南アジア」で聞かれる「ピー」が下地になっている様。
その「ピー」の中でも「ガスー」という妖怪が描かれます。
↑見た目は、ノイがキスしている画像そのままなんですが、浮遊する女性の生首で、
内臓を垂らして飛び回っては、人を襲って内蔵や排泄物を食らう妖怪。
(でもね、実はガス―が生まれるまでには悲しいお話があるのよね)
そして、画像が無くて残念だったけれど、旅の僧侶が登場するのですが、
今日の僧侶も、コレマタなかなかカッチョヨスで御座いました。
(神父フェチから、僧侶に変更か?実はどっちも好き…ヲイ!)
妖怪等の特殊メイクもかなりキッチリ出来ているし、それなりに怖さもあるし
しかも、ファンタジックでLOVEもしっかり描かれている。
「戦争」について揶揄していると言うレヴューも合った位。(深読みだなぁ~)
が、残念な事に「残らないのよね」。夕方見たのに、もうあんまり覚えていない…。
(華麗のせいでは有りませんぜ!ん?)
印象が薄くて、其処まで怖くないし~って事で、こういう得点ですが。
思ったよりも、他の方が高評価だったのに驚いた次第です。
好きなあの子が、どんな妖怪になっても、貴方様は愛し続ける事が出来ますか?
私は無理っす!白目。
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