2021・邦画 ★★★☆☆(3.9)
監督:永井聡
出演:菅田将暉 Fukase 高畑充希 中村獅童 小栗旬 中尾明慶 松田洋治
菅田将暉と、バンド「SEKAI NO OWARI」のメンバーで本作が俳優デビューとなるFukaseが
共演するサスペンス。
悪を描けない漫画家が、偶然目撃した猟奇的な殺人犯を参考に漫画のキャラクターを
生み出すも、それにより人生を翻弄される。
原案・脚本を担当するのは、漫画原作者として「MASTERキートン」などを手掛けてきた長崎尚志。
監督を永井聡が務める。 (シネマトゥデイより抜粋)
本作も見たかった奴。 配信になったばかりなので、ちょっとお高いけれど飛びついて見た。
Amazonプライム。 440円。
画力はあるモノの、悪役キャラクターを描く事が出来ずに万年アシスタントに
甘んじていた山城圭吾。
満を持して、描き上げた作品を出版社に持ち込んだが、やはり受け入れられずに
今日限りで漫画の世界から足を洗おうと考えていた…。
が、最後の仕事と先生に言われた、「幸せそうな家」のスケッチに向かった先で、
4人一家の惨殺事件の現場に遭遇してしまう。
その犯人を目撃してしまった山城は、警察の取り調べに「犯人の顔は見ていない」と嘘を付く。
自分だけが知っているその上に犯人を基に、生み出した殺人鬼のキャラクター「ダガー」を
主人公にサスペンス漫画「34」を描き始める。
異例の大ヒットを飛ばして売れっ子漫画家となるのだったが…。
<この内容でPG-12は、無いやろって思うんですが…。 えぇ~のんか?>
菅田様、又もや「絵」を描く仕事っすか? しかも、芽が出ないけど彼女と結婚している。
なんか、設定がメッサ似ているけれど…。 「花束みたいな恋をした」
(「花束~」も違った意味で、気味の悪い作品だった。 本作の様にあからさまではないが…)
言いたい事とか一杯あるのだけれど、それを言っちゃぁ~お終いさになっちまう。
予告編だけで(本作は余りの見たさに予告編まで見ていた)全く違う風な想像していた私。
実は、案外「ストレート」なサスペンス風ホラーちゅ~感じだな。
本作を簡単に言うと。
偶然一家皆殺し現場を発見した圭吾は、犯人と目が合ったにも拘わらず
「犯人の顔を見ていない」と警察には嘘の証言する。
そして、その犯人を新作のキャラクターにして、漫画を描くと大ヒットしてしまう。
その後は、圭吾の描いた漫画を真似て、犯人の方が事件を再現する様に…。
多忙な圭吾はその事に気付かなかったが、ある時犯人の方から声をかけて来る。
どうやら犯人は「自分の為に」圭吾は漫画を描き、それを自分が犯す事により
よりリアルな世界を築き上げていると…。(←イッチャっている犯人だけの思い込み)
<何とも不気味な犯人を演じるFukase氏>
本作が俳優デューとは、驚きの演技のFukase氏、瞬きしないのがより不気味に思う。
話すと案外可愛い声なんだけれど…。 彼のキャスティングはバツグンだったなと。
<↑この2人は、まぁ良いんじゃない?> けど、金持っているのに風貌が変わらずな圭吾。
<↑問題は、この2人の刑事。> キャラを逆にした方が面白かったんじゃないかな?
でも、小栗様は気配を消している感じで、「え?小栗様に似ておるけれど、誰?」って
思いながら見た。 (目のせいでしょうか?)
この2人も、余りにも正攻法だから、後半なんだかなぁ~な感じになって来るんだな。
でぇ~、余りにTVを見ないからなのか分からんが、↑このお方の変貌ぶりにびっくらこいた。
あの「家族ゲーム」の「松田洋治」氏って…。 私の頭の中のイメージが可愛いままだから。
この記事を書く為に出演者を調べていたら「松田洋治」の名前を見つけて、
「何処にでておった?」と眉間の皴が益々深くなっちまったじゃないか!
メサメサ出番の多い役処で御座いました。 何と実年齢54歳だとか、そら老けるよね。
でも、今でも私の頭の中では繋がっていない…。
4人家族は「幸せの象徴」なんだって。 う~~ん、其処もなぁ~。
掴みは、もう文句なしのOKだったのになぁ~。
この長さで、このアッサリ状態ってのは、ちょっと勿体ない気もしたな。
やっぱ、もう一捻りか、もう一驚き(驚愕が良いけど)欲しかったなぁ~。
けれども、海外ドラマ並の惨殺シーンが有りますので、小さなお子様には絶対に不向きです。
まぁ、でも440円なら怒ったりはしないし、退屈な部分も無かったよん。
(私的には、仰け反りたかったのよ…。by変態村村長だからな)
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