2021・独・米 ★★☆☆☆(2.3)
監督・出演:マティアス・シュヴァイクホファー
出演:ナタリー・エマニュエル ルビー・O・フィー スチュアート・マーティン グズ・カーン
マティアス・シュヴァイクホファーが主演・監督を務めたドイツのサスペンス・コメディ作品。
「アーミー・オブ・ザ・デッド」の前日譚となる本作。
ルートヴィヒ・ディーター役を再演するシュヴァイクホファーをはじめ、ナタリー・エマニュエル
グズ・カーン、ルビー・O・フィー、スチュアート・マーティン、ジョナサン・コーエンが出演する。
何時もながらに、何にも入れずに(情報等)本作をチョイス。 マティアス様が出とるしね。
でも、蓋を開けたら…。 Netflixっす。
世界中がベガスで起きたゾンビ騒ぎに目を奪われている中、ドイツで暮らす
銀行員のセバスティアン。
ヲタッキーな錠前師として、日々腕を磨いており、大好きな「ハンス」の話をした動画をUPする。
退屈なその動画には、何時もながらにコメントもいいねも0行進。
ところがある日の事、退屈な動画に、お初なコメントが届く。
其処には「腕試ししたい?」と何気に煽る様なコメントと住所と時間と合言葉が…。
指示された場所に行くと、何と其処は「凄腕の錠前師が腕試し」を行うコンテスト会場。
7人の挑戦者を圧倒的な腕前で負かし、チャンピオンに輝いたセバスチャン。
セバスティアンに、声をかけた女性の名はグウェンドリン。今や国際指名手配されている泥棒。
彼女の話とは、銀行強盗団の仲間達と共に伝説的な「ハンス」の作った4つの金庫のうち
3つの金庫が移動される前に強盗を実行し、其の金庫と共に名前が残したいと…。
彼女の誘いは、セバスチャンにとって「夢」の様な話ではあったのだが…。
<↑予告だけで全てが分かる。 なので、細かい名前とかの紹介は省く>
もう、すっかりこんと忘れてしまっていた「アーミー・オブ・ザ・デッド」で、一等カッチョスだった
セバスチャンに纏わるSP作品。 (前哨譚とも)
退屈な毎日を送っていた銀行員のセバスチャンが、金庫破りになるストーリー。
それも、そんじょそこらの金庫ではなく、伝説の4つの金庫。(今回は3つの金庫)
ワーグナーの「ニーベルングの指環」にちなんだ名を持つ「ラインゴルト」「ワルキューレ」
「ジークフリート」 「ゲッターデメルング(神々の黄昏)」←4つ目の金庫の名前。
これらはドイツの錠前職人「ハンス・ワーグナー」が作り出した最高傑作の金庫。
そのハンスの大ファンのセバスチャンは、ハンスの事を語らずにはいられない。
で、其れを動画に…。 その動画を見たグウェンドリンが腕試しをさせて、スカウトした。
そして、超困難の中を潜り抜けて3つの金庫を次々と開けて行く…。
其の金庫達が、それぞれに本当に美しい。 セバスチャンじゃないけれど、思わずウットリしてしまう。
先ずは、簡単な奴からね…。 とは言え「ラインゴルト」は組み合わせは4億1300万通り。
それを、自分の耳だけで開けていくから、セバスチャンもある意味「天才肌」なお方。
ところが、チームと言えども、目指すものが違えば…、其の内に…って具合に。
本作は、セバスチャン役の「マティアス・シュヴァイクホファー」氏が監督も。 ←ちょっとびつくり。
「アーミー・オブ・ザ・デッド」の「ザック・スナイダー」監督は製作にとの事。
今一つ、得点が良くないのは、「時間制限」があるにも関わらず、「ドキドキ、ハラハラ」感が
あんまり感じられない分部。
もっと、金庫破りの部分に重きを置いて欲しかったな。
1度失敗して、「もう1回失敗したら、永久に開かない」って台詞もあるんだけれど、メッサアッサリ。
「デッド」の時のセバスチャンは何気にカッチョヨスだったけれど、本作ではかなりヲタッキ―度が
高くて、カッチョ良さも全然ない。
あのウェーヴィヘアーにワザとしているのは「変装」だったのかな?
<実はなかなかのイケてるお方なんすよ。 私は好きなんだけれど、本作の彼は…。>
時間が長いのもちょっと「もたつく」感じを受けたな。(長いと言っても127分なんだけど)
やっぱ、2時間を切る位で見せて欲しかったって思ったけれど…、Do~ざましょ?
本作を見てから、すっかり忘れちまっていた「デッド」の方を続けて観るのも良いのやも。
(一寸、見てみたい気もしとります…)
「デッド」の方を見ていなくても全然OKですが、唐突に「真田様」が出て来たリするので
やっぱ「デッド」も見ている方が楽しめるのかな。
クラスシックな「金庫破り」作品は、実は芸術的だなって思うのですが…。
あくまでも犯罪ですからね。 良い子の皆さんは真似しないでね。
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