2005・韓国 ★☆☆☆☆(1.6)
監督:キム・ヨンギュン
出演:キム・ヘス パク・ヨナ キム・ソンス コ・スヒ イ・ヨンニョ
アンデルセン童話「赤い靴」をモチーフにした、韓国のサイコ・ホラー映画。
原題である「粉紅靴(ピンクの靴)」を巡っての女の情念を描いた作品。
主役のキム・ヘスの演技とその娘役の子役パク・ヨナとの鬼気迫る演技が凄まじい。
監督・脚本はキム・ヨンギュン。
本日「休日」にしようと思っていたが、もう1作見てしまえそうなので、明日にする事に。
じゃぁ~、今日の記事は…と見終わって、「もしや記事に書いたのでは?」と調べると、ビンゴ。
ホラーが続くが、本作をばサクッと再見して書く事に。 U-NEXTで見たのですわ。
コクソン駅。
ホーム端に並べて置かれたピンクのハイヒールを見つけたJKが履いてみる。
が、遅れて現れた友人が自分が「最初に見つけた」と強引に奪い取る。
通路を満足げに歩くうち、不気味な気配に振り向くと、何かが彼女に襲いかかり、
気が付くと両足首を切断されていた。
靴の収集が唯一の趣味のソンジェ。
夫はソンジェに冷たく、娘の為に外で働かずに家に居る事を強いる。
ある日の事、娘のお迎えの為に出かけていたソンジェは、愛人と自宅のベッドで
楽しんでいる夫を目撃。
そのまま、娘を連れて家を出てしまう…。
古いアパート借り、眼科医の資格のあるソンジェは、眼科クリニックを開く為に
雑居ビルのリフォームを頼む。
帰りに電車に乗ったソンジェは、車内に揃えて置かれたピンクのハイヒールを見つける。
夫からは、明るい色のモノを身に着けるのは控える様に言われていたソンジェは
思わず見とれてしまった、その靴を拾い上げ家に持ち帰る…。
帰宅したソンジェは、浴室へ行き、その靴を履いた自分を鏡で見ていると
浴室の外から、ソンジェを見つめる娘テスが立っていた…。
テスは、ソンジェが履いている靴を奪おうとするのだったが、「貴方にはまだ早い」と棚に置く。
が、諦めきれないテスは、コッソリその靴を履いて歩いてみる。
すると、ブカブカだったその靴が、不思議とテスの足にピッタリのサイズに…。
ソンジェとテスが、靴の奪い合いの喧嘩をしていると、眼科医の後輩のミヒがやって来て
テスから強引に靴を奪ってしまう…。
その靴を履き、嬉し気に歩きだしたミヒだったが…、ショーウインドーのドレスに見とれていると…。
強引に引っ張り込まれ、割れたガラスがミヒの足を切断する…。
ソンジェは親しくなった、リフォーム工事を請け負う、インチョルと共に靴を奪うと「死」が
待っているという、奇怪な事実に辿り着くのだが…。
ソンジェは、持っていると危険が及ぶその靴を何度も捨てるのだが、気が付くとテスの元に…。
次にピンクのハイヒールが狙うのは、何が何でも靴を離さないテスなのだろうか?…。
<字幕がないけど、怖そうなのは分かるよね>
多分、前に見た時はソンジェ役の「キム・ヘス」氏の名前も知らない時だと思う。
本作の時は35歳で、メサメサ若くて美しい。
<↑このお方が、この靴を履いて踊るバレエダンサー。>
元々このハイヒールの持ち主は、1944年の日亭時代に起こった事件から…。
でも、何故今も尚、このピンクのハイヒールを捨てても戻って来るを繰り返すのか?
そしてこのハイヒールを履いた女性は、無残な死を迎える事となるのだろうか…。
<始めは、気に入らなくてチェンジを連絡したリフォーム屋のインチョル>
チョイ悪な感じで、早々とソンジェと良い仲になっちまうインチョルは、実は悪い奴なのか?って
思ったけれど、そうでもないみたい…。 インチョル役を「キム・ソンス」氏。(お初だったな)
韓国の上映の時は「残酷シーン」が含まれて「R-15」だったらしいが
DVD発売に伴い「R-18」バージョンも出たそう。 (配信もR-18だったら良かったのに)
どうやら、↑お2人の濃厚ラヴシーンが有るとか…。 (見たかったぜ! カットされた残酷場面も)
とは言え、真の主役は↑このお方でしょう。 テス役の「パク・ヨナ」氏。
いやいやいや、本作出演で「トラウマ」にならんかったのか?
ホンマにそれ位、「キム・ヘス」氏との喧嘩のシーンが凄すぎです。
<大きな声では言えませんが、↑彼女の踊りも何気にニンマリ出来る>
邦題は「赤い靴」ですが、原題は「ピンクの靴」で御座います。
その通り、作品中に出て来るのは何処からどう見ても「ピンク」で、思わず
「赤い靴」違うやないか~~い!と誰しも突っ込む部分かと。
怖いか?と聞かれると…。
う~~ん、私はハイテンションで「泣き叫ぶ」作品はイマイチなので、「しんどかった」という感想。
(何処がサクッとやねん!104分の作品ですからね)
エンドロール中にワンシーン御座います~~。
やっぱ、昔の方が韓国産も怖いのかな? どうなんでしょうかね。
理解しようとせずに、タダタダ怖がりたい貴方様には、怖がれる内容にはなっておりますが。
(細かい事は、言わざる、見ざるでね、チャレンジしよう)
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