２０２１・台湾 ★★★☆☆（3.4）
監督：イン・チェンハオ
出演：ロイ・チウ ティファニー・シュー ツァイ・チェンナン チョン・シンリン
２０２１年３月台湾初公開作品。
監督はそれまでミュージック・ビデオの映像監督経験を持つイン・チェンハオ。
本作が長編映画監督デビュー作。
韓国映画「傷だらけのふたり」の公式リメイク作品。
何故かやけにお勧めしてくるなと思ったら…、実は…、でした。 其れは見るわな。 Netflixだよ。
借金取り立て屋のチャン・モンチェンは、一見乱暴者に見えるけれど、根は優しく、
何時も、街の自営業の債務者達の借金を割引いたりと慕われていた。
毎度、取り立て分が少なく回収金額が足りない事に胴元のツァイ・マダムは、激怒し
入院中で寝たきりの老人ハオティンの借金の回収を必ずして来いと…。
渋々病院に行ってみると、ハオティンの介護をしている、娘・ウーと出会い、一目惚れ…。
あの手この手を使って、連日彼女に会って借金返済の為の儲け話を持ち掛けるも
全く彼女は靡かない…。
其処で、ウーを助ける為に、自分と食事デートを何回かすれば借金をチャラにしてやると言う
条件を出すのだが…。
金策が出来ずにしょうがなく、ウーは食事と散歩だけを条件に提案に乗る事にしたのだったが…。
＜字幕はないけど、良い感じをどうぞ＞
←見たけど記事にしとらん。オリジナルの韓国産。
＜傷だらけのふたり＞ … キャストは悪くはなかったけれど、ホンマに王道のメロドラマなんよね。
でもさぁ～、↑このイケてる面のお方がやるとなったら、かぶりつき、でんがなまんがな。
Netflix御用達男←勝手に私はそう呼んでいる。 「ロイ・チウ」氏。
「先に愛した人」 「第九分局」 （特に「先に愛した人」は超好きな作品）
まぁ「傷だらけのふたり」もかなり前に見て、もう１度見ようかな？とか思ってたけど。
マルッと忘れていた為に、大変お恥ずかしいですが本作で「泣きましたわ」。
（言い訳は、この所ハードな事件モノばっかり見ていた為に泣いてなかったしな）
始めは、全く相手にしてなかったチャンの事を段々と好きになっていくウー。
でぇ～、悪い奴ではないけれど、チンピラだし、取り立て屋だし…、自分でも分かっちゃいるけど。
そんな事、気にせず付き合ってくれるウーをもっと幸せにしてやりたいと、取り立て屋を止める決心を。
でも、そうは問屋が卸さない…。
そう簡単に彼らに幸せはやって来ない…。 幸せにしたって！と、画面のこっちからは願うけれど。
そんなおばちゃんの心も届かずに…。
＜兄は散髪屋さん＞ ウーとのデートの為にカッチョ良くしてもらってる。 （私は額が見える方が好き）
ラストのこの兄さんの男泣きに、又つられて泪泪…。
ホンマにえぇ奴や、チャン。 顔面もえぇ～し。
オリジナルの方は怖い顔面の取り立て屋が実はシャイで、優しい男と言う意外性も狙っての
キャスティングだったと思うけれど。
いやいやいや、顔面も良くて、憎めない奴チャンでも、充分本作は楽しめた。
（私的には、本作の方が良いかな？ オリジナルを見直さないとだけれど）
内容的にはホボホボ同じで御座います。
慌てて、「ロイ・チウ」氏のドラマを探した私です。 ぶふぉふぉふぉふぉ。
＜ボーリング場でのミニコンサートでも泣けた＞ 全然泣かせるシーンでもないのに。
カッチョ良いわぁ～。 さぁ、お名前覚えましょうね「ロイ・チウ」氏っす。
本作を見たら、「先に愛した人」も是非どうぞ～～。
たまには、「ベタベタなメロドラマ」も良いもんだ。 うふふふ。
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