食われる家族 | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                 

2020・韓国     ★★★★☆(4.1)

               

監督:ソン・ウォンピョン

出演:ソン・ジヒョ  キム・ムヨル  イェ・スジョン  チェ・サンフン  パク・ミナ

                    

                      

2020年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を獲得した小説「ア-モンド」の著者。

                            

ソン・ウォンピョンがメガホンを取ったサスペンススリラー。

                           

幼いころに行方不明になった妹が25年ぶりに現れ、家族と共に暮らすようになってから、

不可解な出来事が起こり始める。

                     

妹を名乗る謎の女をソン・ジヒョ、彼女に翻弄され孤立していく兄をキム・ムヨルが演じるほか、

イェ・スジョンらが共演する。 (シネマトゥデイより抜粋)

                    

                     

                       

ブタ

<未体験ゾーンの映画たち2021>の3本の韓国作品を見た。「メタモルフォーゼ」「潔白」と本作。

                           

大好物な「未体験」作品達、コロナ禍で配信で見れたりしたけれど、えぇ~「未体験やで」と言う

イケナイ心も、つい出て来る。 配信で見ても劇場で見ても1200円は外れたら悔しいしな。

そして、きっと大したことないと思い込んで、長々と自宅にほったらかしにしてごめんなさい。

明日はきっと返却するのでね。  はいな、レンタルです~。

                      

                   

半年前、目の前で起きたひき逃げ事件で妻を亡くしたソジン。

1人娘のイェナを連れて年老いた両親と実家で暮らしていた…。今尚ひき逃げ犯は捕まっていない。

                          

事件のストレスからか、人前で話すとパニック障害が出たりするが、治療薬は頑なに断っていた。

                           

                      

そんなソジンの元に、25年前に行方不明になった妹のユジンが見つかったとの連絡が入る。

                    

妹と名 乗り出たその女は、DNA鑑定でも血縁関係が証明され、両親は2度と会えないと

思っていた娘の出現に喜び、イェナも優しく美しいユジンに懐くようになる。

                           

                         

しかし、ソジンだけが不穏な空気を感じ取り、長年実家で働く家政婦にユジンを探るように

頼み込むが、家政婦は何故か、ユジンと出掛けた後に突然退職を願いを出して

消息不明となってしま う…。

                            

そして、ユジンの知り合いの夫婦が、新しい家政婦として実家に住み込むようになるのだったが。

 

                          

本作は何も入れずに見る方が、断然面白いです。 なので予告編も今日はナッシング。

                       

本作は邦題が最悪やん。 しかも、時期も悪いねん。 あれ程「パラサイト」やったね状態の後に

どうみても、二番煎じ丸出しな予感?  しませんですか?  (私は、絶対そうだと思ってた)

                        

                

いやいやいや、本作は「オチ」以外は、ほぼ完ぺきなんすよ。  面白かったわ。 「オチ」以外。

いや、正直な事言うと「オチ」も悪くない。   いやぁ~、其れを言うとネタバレになるからな。

                

まぁ、見てください。  「ザ・韓国サスペンス&スリラー」が堪能できます。

                       

                 

25年前に遊園地で、ソジンが妹の手を離した為に、妹が行方不明になった…。

不幸は重なる様で、ソジンの妻がひき逃げで殺されてしまう…。 

               

その為に、心療内科に通いセラピーを受け、ひき逃げ犯の顔を思い出そうと、「催眠療法」を

繰り返しているが、何故か核心部分になると、妹が行方不明になった遊園地に飛んでしまう。

                            

                   

妹と名乗る女は、DNAも99%合致し、妹と認めざるを得ない。

しかも、両親やソジンの娘まで、妹に懐いてしまっている…。

                       

                

けれども、「何かが違う…」と感じるソジンは、ひき逃げ犯の捜査をしている刑事に妹の事を

相談してみるのだったが…。

                      

                     

妹役を演じたのは「無双の鉄拳」でマブリーの美しい妻を演じた「ソン・ジヒョ」氏。

見た目は、か弱そうだが、この方目力で「芯」の強さが分かるよね。

                 

<バッドガイズ2の検事役>                  

ソジンを演じるのは、「確かに何処かで見たで」と思ったら、そうそう「バッドガイズ2」でした。

              

本作では段々と孤立していく、とっても気の毒なお方を熱演。

この方も、全然そうは見えないけれど、結構熱い演技をされるお方。

                  

キャスティングも良かったんでないかい?

                    

3本の内、予告等を見た限り「メタモルフォーゼ」が一番好きな内容でタイプだったけれど

見終えてみると、「気味の悪さ」では本作が断トツでした。

              

確かに「潔白」も捨てがたいけれど、私的にはラストをもう少し捻ってくれると本作なんだけどな。

(終わり方は悪くは無いのだけれどね)

           

ちゅ~事で、作品的には「潔白」かな。  でも、私としては本作は拾い物でしたわ。ふふふ。

                   

                      

あまり詳しく言うとあれなのですが、本作は「怖さ」よりも「気味の悪さ」で勝負です。

どうでしょうか?  本当に期待していなかったので、嬉しい誤算に喜んでおります。

(これがあるから未体験はやめられない)                   

                 

                     

 

                      

 

                         

 

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