２０２０・台湾 ☆☆☆☆☆（0.8）
監督：ジュエ・カーロン
出演：リン・ボーホン タイ・バオ チュウ・チーイン リン・イエンチュイン
台湾の心霊スポットを題材にした廃病院ホラー。
実在する心霊スポットで、必ず１０位以内に名前の挙がる病院とか…。
まぁ、たまには「ホラー」だヨ～～ンと言うのも、ぶっこんでおかないと、「変態村仲間」が
寂しがるかな？と…。 全然って言うな！ Netflixで見ました～。
台南にある廃墟と化した杏林病院。
曰くつきの心霊スポットとして有名で、今尚ＴＶ撮影が行われたり、肝試しの人々も…。
この病院で、金儲けの為の「霊界ツアー」をチラシで呼びかける、道士の父親と息子のアーホン。
アーホンは、こんな詐欺紛いの仕事はやめようと幾度となく父親に言うのだが、
余命いくばくもない父親は、少しでもアーホンの為にお金を残してやりたいと思っていた。
ツアーの内容は、亡くなった人と再び会える…、と言うモノ。
今日もこの世を去った家族の霊に会いたい一心で、２人の女性がツアーに参加する。
参加者の１人スーは、この病院の手術で夫を亡くした妻。
もう１人のモンは、余りの過酷な労働条件の為に病院の窓から飛び降り自殺した
看護師の姉に、もう１度会いたいと…。
しかし、この病院を訪れた者達は、邪悪な存在に取り憑かれてしまうのだったが…。
実在する病院で、今も心霊スポットとしてベスト１０入りする場所だそうです。
とは言え、其処で撮影した訳もなく、タイトルだけ使ったという事でしょう。
（因みに、実在の病院の方は医療記録の偽造やら、保険費用の搾取等の法律違反らしいが）
本作の方は、これがなんと、怖くもなく、面白くもなく、スグに眠くなっちゃうモノでありました。
睡魔との闘いを続けた私ですが、やはり勝てずに巻き戻す事に…。 寝たんかい！
ホンマに面白くないねんもん。
父親が道士（道士役のオッサンの顔って皆似てるけど、道士顔ってあるん？）で、息子が
ツアーの案内人となる。
兎に角、勿体を付け捲って、さわりだけを体験させて、怖がらせて何時もなら其処で終わりなのに
今日の２人の女性は、何が何でもお目当ての霊に会って帰る覚悟。
先ずは、遺体置き場のＢＯＸに実際に入ってみる体験から…。
彼女達はアーホンが描いたお札を左胸に貼り付けている。
何かあった時は、アーホンが持っているお祓いグッズで助けるのだが…。
困った事態が起こってしまう。 何と父親の身体の中に摩訶不思議なモノが入り込んでしまう。
と、同時に互いに会いたい人が生きていた次元に飛ばされる…。
彼女達は、それぞれの会いたい相手に会う事が出来るのか？
病院が呪われている原因は？ 元の世界に戻れるのか？
父親は？ アーホンは？
女性２人の喧嘩まで勃発したリ…。 色々あるけど、そうなんか…程度。
病院って怖いイメージがあったり、ホラー作品の舞台になったりしますが、私は「めっさ怖い」と
感じたことはないですね。
けれど、廃病院はちょっと嫌だな。 （私の場合は、汚いのが嫌なので…、でも自宅は汚いで）
Netflixは、結構こういう作品が多く上がってきますが、「いやぁ～、怖かった」と言うのが
ホンマにないのよね。 まぁ、怖くて評判になったら上映されるわな。
でも、やっぱりそんな中にも「めっけもの」が潜んでいるかもしれないと、日々探求する訳ですね。
頑張るぞ、私。 （ごめんなさい、嘘つきました。 サクッと見れるので、ついチョイスしてしまう…）
本当は、レンタル作品も手元にあるのに…。 こんなん見て…、自分で自分を叱っておきます。
でも、こんなポスター見たら、絶対に「マイリスト」に入れるよね。 ねぇ～！ 頷いてくれい。
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