世宗大王 星を追う者たち | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                 

2019・韓国     ★★★☆☆(3.8)

                

監督:ホ・ジノ

出演:チェ・ミンシク  ハン・ソッキュ  シン・グ  キム・ホンパ  ホ・ジュノ

                     

                       

朝鮮王朝の国王・世宗大王と水時計や天体観測機器などを発明した科学者

チャン・ヨンシルの姿を描く歴史ドラマ。

                       

国王の世宗と奴婢の身分だったヨンシルが、身分の差を超えた絆を育んでいく。

                   

監督はホ・ジノ。

ハン・ソッキュ、チェ・ミンシクのほか、シン・グ、キム・ホンパ、ホ・ジュノ、キム・テウらが出演する。

(シネマトゥデイより抜粋)

                   

                     

                       

ブタ

韓国産ドラマの時代劇も何本か見ているので、どんな国王だったとかが、ザックリ分かっている。

分かった上で見ると、又違う疑問とかが出て来て調べたりね。(まぁ、すぐ忘れるんですが)

レンタルで見ました。

                      

                           

朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。

第4代王・世宗は、奴婢の出身ながら科学の才能に溢れたチャン・ヨンシルを武官に抜擢する。

                                   

                         

ヨンシルは世宗の期待に応え、豊富な科学知識と高い技術力で、水時計や天体観測機器を

次々と発明し、庶民の生活向上に貢献していく。

                            

また、朝鮮の自立を成し遂げたい世宗は、朝鮮独自の文字であるハングルを作ろうと考えていた。

                 

                               

次第に2人の間には、身分を超えた友情が芽生え、明からの独立という夢に向かって

固い絆で結ばれていく。

                            

                            

しかし、朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下達は、秘密裏に2人を

引き離そうとするのだったが…。

 

<この予告だけでも見たくなる。>

                     

身分も年齢も、何もかも関係なく「夢」を追い求めた男達の絆が美しい。(こんなオッサン達でも)

ある方は、身分の違う「韓国版BL作品」と書いていて、思わず私は吹き出したけれど。

                 

ちょっと違うんだな。 奴婢の自分を国王が認めてくれた瞬間から、「この人の為なら死ねる」と…。

あれ?BLか?  ははは、あくまでも「友情」ではなく、家臣としての関係。

                            

<世宗大王と呼ばれた> 第4代国王。                  

                       

文字の読めなかった国民を哀れんで、ハングルの創製を行ったことで知られている。

                      

死後も韓国国内で一般的に讃えられており、儒教王道政治を展開したとして、

朝鮮王朝における最高の聖君と評価されている。

                        

韓国では子供から老人まで幅広い層に尊敬されている国民的英雄であり、

後年「海東の堯舜」と称された。

この為に廟号は世宗であるが、朝鮮史では李氏朝鮮の歴代国王の中で聖君(最高の名君)と

尊敬されている意味で世宗大王(세종대왕、セジョンデワン、せそうだいおう)とも言われる。

<タイトルにもなっている…>

                                                              

第3国王は、玉座に座る為に自分の幼い弟達を自らの手で切り捨てた恐ろしい「太宗」の

第3王子である。 (皆から愛されているので、ドラマや映画にも多く出て来る)

                              

                       

本作は史実を基にはしている、あくまでもフィクション。  でも、実際にはこうだから皆に

愛されていたのだろうなって、思えて来る。

                   

世宗は星に興味が有り、夜空を眺めるのが唯一の楽しみ。

水時計を製作し、信頼を勝ち取ったヨンシルは、「もっと国王が喜ぶ事を」と考える。

                            

<障子を真っ黒に塗って、穴を開けだす…>

                    

                   

昼間でも星が見える様にと…。  そして「北極星」を「国王の星」と教えると、ヨンシルの星は?と。

「奴婢の出の自分などに星は有りません」と言うと…。  いやぁ~、泣かせてくれます。

                             

                        

ちょっとでも、国王が楽しむ顔が見れたらと…、様々なモノを発明していく。

そして、王の笑顔が見れたら、其れだけでヨンシルは満足だったのに。

                    

タダそれだけだったのに…。  低い身分のくせにと、やっかみや嫉みが積もりだし、遂には…。

                        

                          

とてつもなくデカイ王の御輿の製作を任されていた、ヨンシルだったが。

川に出かけた王を乗せた御輿が、見事に潰れてしまう事件が起きる。

                 

ヨンシルの設計ミスか?  それとも、王の命を狙ったものか? 何故、そんな事が起こったのか?

(実は、衝撃のオープニングが↑此処からです)

                      

「ハン・ソッキュ」氏も良いですが、「チェ・ミンシク」氏が何時もながらに流石としか言いようがない。

このお2人、普段から仲良しさんだとか。(「シュリ」で共演してから)  

                       

               

少年の様に寝転んで、星を眺める2人。  オッサンですが、何か?

(いやぁ~、このシーンも泣けました) 

                

この時代のこの格差だからこそ、泣けるのだろうと思われますが。

なんでしょうか? もう、オッサンになりかけているのか?私。2人の気持ちが手に取る様に分る。

                     

                

まぁ、ヨンシル自身が、実直で真面目な男だったという事でしょうね。

本来なら、こういう人が国の為に動いて欲しいものだが…。

                  

他国の歴史に、ちょっと触れてみるのも良いかもですよ。  ふふふ。

                       

                        

                            

                          

                         

        

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