グース | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                  

1996・米     ★★★★☆(4.5)

                   

監督:キャロル・バラード

出演:ジェフ・ダニエルズ  アンナ・パキン  ダナ・デラニー  テリー・キニー

                   

                    

実話に基づき、16羽の可愛いグース(カナダ)達を連れて500マイルの「渡り」に出た

父娘の冒険の旅を描いたハートウォーミングな物語。

                    

カナダの彫刻家ビル・リッシュマンの同名の著書を、動物と人間の交流を描く手腕に

定評のあるキャロル・バラードの監督で映画化。(映画.comより抜粋)

                    

                       

                         

ブタ

すんまへんな、予告と違って。  配信で見れたので、早速記事に。 Amazonプライム299円。

                             

                          

ニュージーランドに住む14歳のエイミー。

10年前に両親が離婚し、母親に引き取られていたが、自動車事故で母を失う。

                              

エイミーも同乗していた為に、病院で目覚めると、10年ぶりに会う父親が。

                        

                                               

退院したエイミーは、大自然豊かなカナダ・オンタリオ州の父親の家が有る農場に。

父親は奇妙な彫刻を作る芸術家で、趣味はグライダーで空を飛ぶこと。

                        

しかもスーザンという恋人もいる。 新しい暮らしに馴染めないエイミー。

                     

そんなある日、彼女は森で親を亡くしたグースの卵を見つける。

持って帰って、布にくるんで暖かさを調節して…。

                                

                           

卵が孵った時、16羽のヒナたちは「刷り込み」の習性によって、エイミーを「ママ」だと思い込む。

                          

                                                       

やがて成長したグース達が南に渡る季節が近づいた。

                        

本来なら親グースが教えるべき事を育てたエイミー達が飛ぶことを教え、越冬地まで

連れていかなければならない事を知る。

                 

                     

父親は兄のデイヴィッドやグライダー仲間のバリーと共にエンジン付きグライダーを開発。

                           

それを使ってグース達を南に渡らせようと考えるが、エイミーが地上にいる限り飛立とうとしない。

其処で、軽量飛行機を作り、エイミーに操縦させる事に。

                           

                         

操縦を覚えたエイミーの「ママ・グース号」と父親の「パパ・グース号」の間を、成鳥になった

グース達は見事な編隊を組んで飛んでいく。 地上では、連絡を取り合いながら車で追いかける。

                            

                     

鳥類学者の協力で、越冬地はアメリカのノース・カロラライナ州に決まった。

                            

ところが、出発の前夜、マタマタトラブル発生。

500マイルの旅は、無事に飛行できるのだろうか?

                                 

                         

本作は、ウィリアム・リッシュマンの「ファザー・グース」の映画化作品です。

                     

映画では、グースに「渡り」を教える部分を描いていますが、小説の方はグースを皮切りに

白鳥や他の鳥でも、同じ様に渡りを教える内容だそうです。

                

でもねぇ~、昨日の「グランド・ジャーニー」とストーリーも激似なんですが。

                    

「グランド・ジャーニー」の方は「バードマン」の自伝的なモノからという事で、彼も実際に

今でも飛んでいるので、全くのパクリと言う事はないですが、いやいや、何処かに「参考」とか

書いた方が良いのでは?と言う程似ているんですが…。 えぇんか?

                  

タダ、本作は1996年作なので、やっぱ一昔前でSNS等は無かったし、わりと合成部分も

気付いたりはしますね。

                  

その点、「グランド・ジャーニー」は殆どCG画像は使っていないそうなので、その辺は凄いっすよね。

                              

                    

けれども本作は、やっぱね弱冠11歳にしてアカデミー助演女優賞を受賞したアンナ・パキン嬢が

本当に豊かな表情を魅せるんですよ。

                    

彼女の悲鳴のシーンは必見! 見ながら爆笑してしまった。

              

病院で目覚めて、久しぶりに会う父親に「誰?」って言う感じだとか、父親が口籠ると「ママは

死んだの?」と察知する表情なんて、流石ですわ。

                              

                       

↑ママグース号が飛んでいると、凄く綺麗なんですよね。

ストーリーも、「グランド・ジャーニー」程、無理あるん違うん?って思う部分も無く。

               

パパも一緒に飛んでいるし、マスコミが味方になってくれて、ニュース報道されたお陰で

皆から優しくしてもらえるし。

                   

一番の目玉は、霧で視界がゼロになって、抜けたと思ったら…、の部分だな。

一寸夢があって、映画的で楽しかった~。

                     

自然の美しさも楽しむのだったら「グランド・ジャーニー」かもしれませんが、映画として楽しむなら

私は、断然本作だな。

                

だって、パパも伯父さんもバリーも、素敵なんだもん。

                         

タダ、↑この人だけは頂けない。 けけけ。  

                   

で、記事を書こうとキャストの名前とかをチェックしてたら、「ジェレミー・ラッチフォード」氏と

「コールド・ケース」の画像が出て来たのだが。

                 

「コールド・ケース」の出演者で、今見たばっかりの本作に出てたか?と首をひねった。

                 

 「コールド・ケース」のニック

                

こんなに変身なさっていましたわ。  ↑上の嫌な動物管理官役のお方。 10年も経たずに…。

                       

                     

終わり方は「グランド・ジャーニー」の方が良いのだけれど、本作の方が孵化してから、

ホワホワのヒナになっていく状態とかをじっくり見せてくれたり、うん、本作の方が映画的だな。

                      

                      

どちらも、ご家族で楽しめる作品だと思います。  どっちを見ます?

               

                   

                         

                       

                                                  

                        

 

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