2019・韓国
出演:イ・ソジン ソン・ドンイル イム・ファヨン ソ・ヨンヒ オ・リュン
韓国のテレビ局OCNが2019年から創立した、映画制作陣とドラマ制作陣が集結し、
映画の迫力ある演出とドラマの密度の高いストーリーを融合させ、ハイクオリティな作品を
送り出す<ドラマチック・シネマ・プロジェクト>
その記念すべき第1作にあたる本作。
パク・シヌが演出、 ナム・サンウクが脚本を手掛ける。
イ・ジェギュが本作の総括プロデュースを務めて、これまでにない韓国ドラマの常識を破る
本格派ミステリー作品。
去年の暮れに、本作1話約70分、全7話のドラマを3時間に再編集した「劇場版」も上映されたが
配信やレンタルでは劇場版は見る事が出来ず、ドラマ版を見る事に。 この間まで有料だったが
現在はタダで見る事が出来た。 U-NEXTありがたや。
江原道の病院の救急室に、国民的キャスターであるカン・ウヒョンが全身に怪我を負い
ショック状態で搬送されてくる。
やがて意識を取り戻した彼の口から、結婚10周年の記念に妻と息子と山へ出かけた事、
そこで見知らぬ男達に妻と息子を連れ去られ、ショックキングな事に「人間狩り」の
ターゲットとなった事が語られる…。
非常招集がかかり、ベテラン刑事のコ・ドングクは、真相を究明すべく捜査を進めるが、
後輩のペ刑事が意味深な言葉を残して謎の死を遂げてしまう…。
果たしてカン・ウヒョンは愛する家族を守れるのか?
そして、そこに待ち受ける衝撃の結末とは…一体。
<ミセンの「イム・シワン」氏とトッケビの「イ・ドンウク」氏が出演>
因みに、このプロジェクト第3弾まで製作されているそうで、第2弾は「他人は地獄だ」です。
近々に見たいと思っております。
バラエティ番組等で、気は優しくて、紳士なお方、笑顔と声が素敵な「イ・ソジン」氏が
国民的人気キャスター・カン・ウヒョンを演じる。
<先ずは予告を見てちょんまげ>
ぶったまげる様なオープニングから、もう釘付けになるから…。
どういう風になったら、こんなとんでもない状態になるのか? 本当に予想もつかない。
実は、カン・ウヒョンの事を少なからずも良く思っていない、敏腕刑事のコ・ドングク。
ボクサーだった経歴を持ち、今も尚かなり腕っぷしは強いお方。 彼がこの事件の捜査を始める。
ドングク役をどの作品を見ても「出とるがな」な「ソン・ドンイル」氏が演じる。
こんなに身体を張ったアクションを見せる、ドンイル氏を初めて見た。 きっと大変やったと思う。
警察のマスコット的な警官だが、優秀なプロファイラーであるユン・ソヨン。 困難を極める
ウヒョンの事件の為に派遣される。 始めは挨拶すらしてくれなかったドングクとバディを組む。
ごく普通の人々を描いたドラマのように見えて、主な登場人物の過去がそれぞれに壮絶。
そして、超ショッキングな事に、登場する子供がいとも簡単に殺害されてしまう。
(此処が、普通のお茶の間ドラマとは違う部分で、それもホンマにお口ポッカン状態ヨ)
確かに、実際の様子等は直接見せる映像はないモノの、言葉によって説明されるのを
想像するのも恐ろしい程…。
<ウチでは「タコ」と呼んでいる。 すんません。 「キム・グァンギュ」氏> この人もしかり…。
本作を3時間の劇場版にするって、其れはホンマに「ご無体な」お話。
本来なら、ドラマのアクセント的な出演で、お笑い担当だったりする方達が、真っ向勝負の
シリアスドラマを展開する。
しかも、その内容が…。 あれだけホラー作品を見て来た私でも「ウゲェ~」と言ってしまう程。
↑家族の為に事件を解明しようと躍起になるのだが、それと同時に命を狙われる…。
洋モノの「人間狩り」作品とは、やっぱ一味も二味も違う作品になっております。
色々書くとさぁ~、アレだから。 私の記憶に残る様に記しておく。
ラストは、溜飲は下りないけれど、これがなかなか憎い終わり方だったな。
↑<10TEN のシナリオを書いている「ナム・サンウク」氏がシナリオを担当している>
10TENも見ているが、なかなか面白い。 また休日ブログにも書きますねん。
かなりヘビーな韓国産を見ている方ならOKですが、そうでない貴方様は心してご覧下さいませ。
そして、「ソン・ドンイル」氏がカッチョヨス。 いえ、惚れませんが…。
けれども、本プロジェクト作品には惚れてしまうやも。 第2弾も別枠で書けるほどだと嬉しいな。
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