リトル・アクシデント―闇に埋もれた真実―(未) | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                 

2014・米     ★★☆☆☆(2.6)

               

監督:サラ・コランジェロ

出演:エリザベス・バンクス  ボイド・ホルブルック  クロエ・セヴィニー  ジェイコブ・ロフランド

                     

                      

10人が命を落とした炭鉱事故をきっかけにはじまる悲劇の連鎖を、エリザベス・バンクス、

ボイド・ホルブルック、クロエ・セビニー共演で描いたサスペンスドラマ。(映画.comより抜粋)

                   

                

                    

ブタ

ウチの近辺の地域だけなのか? 9時半頃に緊急避難訓練の「あの音」がスマホから鳴り響き、

「あぁ~」さっき寝た所なんだけれど…と。 私のスマホの設定なのか知らないが、必ずこの時

時間をずらして3回鳴る。  本当にこの音が超嫌いなんだけれど…、心臓に悪いわ。

モチのロン、もう1回寝たけどね。  なので、この所昼間の時間が短いので御座います。

という事で、本日もサクッと見れるモノをチョイス。  Amazonプライムで見たわぁ~。

                        

                     

小さな炭鉱町で、10人の労働者が亡くなる大事故が起きた。

 

たったひとり生き残った青年エイモスは、訴訟を起こそうとする遺族達と会社の板挟みになり

追いつめられていく。

                       

                     

一方、事故で父親を亡くした少年オーウェンは、炭鉱の責任者の息子ジェイティーが

転倒して死亡する場面に遭遇し、思わず遺体を森に隠してしまう。

                       

                       

ジェイティーの母親ダイアンは必死で息子の行方を探すのだったが…。

                       

                       

確かに、サクッと見れて良いのだけれど、余りにも舌足らずで、物足りない。

まぁ、本作の主題は「その秘密を打ち明けるか否か」なのでしょうか。

                      

                      

大事故も、どういう事故なのかがハッキリとは分からない。  なので退院したてのエイモスは

毎日の様に事情聴取や、励ましの声かと思ったら、自分達側にと言う誘いだったりで

ウンザリな様子。

           

今も現役の炭鉱夫の父親は、「話に迂闊に乗るな」と言うけれど。

話に乗るにも、救助されたのさえ記憶にない…、しかも右半身が不自由な身になった。

その為に現場に復帰する事も難しくなる。 自分には、炭鉱夫しか出来ないのに…。

                          

                    

弟が障害を持っている為に、常に弟の面倒を見ねばならないオーウェン。

                       

父親が事故で亡くなり、不憫だと母親はゲーム機や新しいモノを買い与えるが、弟を

連れて来るオーウェンは虐めの対象でしかない。

                  

今日もコッソリとビールを調達して仲間に入ろうとするも、ビールだけを奪い取られる。

皆は遊び疲れて帰ったと思ったら、何故かそこにジェイティーが再び現れた。

               

オーウェンを見つけて、金をむしり取ろうと思ったジェイティーはオーウェンを追いかけるも

足を滑らせて倒れてしまう。 何とか逃げれたオーウェンはホッとするが、何時まで経っても

立ち上がらないジェイティーが頭を打って死んでいる事を知ると、遺体を見つからない様に

茂った木の陰に隠す。

               

ところが、それをオーウェンの弟が見ていた。 理解も出来ないと思ったが、母親に言ったら

お菓子をあげないと言うと納得した。

                             

                      

ジェイティーが帰宅しないのを心配するダイアンは、夫と相談し捜索願を出す。

けれども、反抗期真っ只中の青年の為に「事件」よりも「家出」ではないかと…。

                             

息子が行方不明となり、夫は夫で何か重大な事を隠している…。

四面楚歌のダイアンは、いたたまれなくなり聖書を読む会に行ってみるのだが…。

                   

其処には事故で家族を失い残された人達が参加しており、その場にいるだけで過呼吸に

なる程のダイアン。

                

               

そんなダイアンに、何かと気遣ってやるエイモス…。

偶然だが、ダイアンの家に芝刈りなどのお手伝いに行く事になるオーウェン…。

                  

それぞれが秘密を抱えて生きている毎日…。

                              

                 

シリアスな作品の「エリザベス・バンクス」氏は好きだ。

本作でも、心にぽっかり空いた孤独を埋めて貰いたい女性を演じていた。

                         

そのまま黙っていれば、其れなりに忘れて平穏に生きていけるのだろうけれど。

オーウェンの弟が、寝ながら泣いているのを見て、オーウェンは心を決める…。

                   

キッカケは、其れだったけれど。 エイモスが背中をそっと押してやる。  そして自分も…。

                     

                  

それを話すと、今までの生活を手放さねばならないやも知れないけれど…。

後ろめたい気持ちのまま、一生を生きる事の方が断然辛い…。

             

そうだから、人間なんだと思うけれどね。  そういう絡まった糸を旨くほぐしていく作品だった。

タダ、インパクトに欠けるので、やっぱり物足りなさはあるよな。

               

               

とは言え、後ろめたい気持ちを持ったまま生きている人間も大勢いるのが本当に怖い。

                    

                    

                    

 

                    

 

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