2015・邦画 ★★★★☆(4.1)
監督:岩井俊二
声の出演:蒼井優 鈴木杏 勝地涼 黒木華 木村多江 平泉成
岩井俊二監督が、2004年に公開された『花とアリス』を自らの手で初の
長編アニメーション作品として作り上げた少女たちの物語。前作では触れられなかった主人公たちの出会いのきっかけや、友情が始まる瞬間などを捉えている。
今回もアリスを蒼井優、ハナを鈴木杏が声優として演じる。
原作と脚本、音楽と監督の全てを岩井が担当する、新しい世界の誕生に魅了される。
(シネマトゥデイより抜粋)
アニメーションも嫌いじゃない。 何本かは見ているけれど、「よっしゃ、書きたい」と言うのには
なかなか当たらない。 本作はオリジナルの「花とアリス」より断然好き。 Amazonプライムで見た。
石ノ森学園中学校に転校してきた中学3年生の有栖川徹子(通称アリス)。
簡単に言うと両親の離婚の為、なので苗字も変わって心機一転。 母親は作家である。
彼女は、3年2組に転入するも、誰もアリスには話しかけない。 虐めなのか?
以前、バレエスクールで一緒だった風子に靴箱で声を掛けられた。
彼女は此処の中学生だったのだ。 街を紹介がてら一緒に帰ると今通っているバレエ教室の
見学を勧められ、参加までしてしまった…。
離婚で家計は苦しいだろうし、要相談という事で帰ったが、此処で学校の知らない情報を
一杯仕入れる事に…。
それは1年前、「ユダが、4人のユダに殺された」というなんとも恐ろしげで謎めいたものだった。
しかも、殺人事件があったらしい。
一方、アリスの家の隣には「花屋敷」と周囲から恐れられる家に、引きこもりの同級生ハナがいた。
彼女がユダについて詳しい筈だと教えられたアリスは、ことの真相を探るべく
花屋敷に潜入するのだったが…。
そこで、驚愕の事実を知る事になるアリス。
それは死んだとされるユダの家にアリスが引っ越してきたという事だった…。
仰々しくもタイトルに「殺人事件」が付いては居りますが、怖くもなんともない。
オリジナルでは、幼馴染と言う設定だった筈だけれど、本作はアリスとハナの出会いを描いた
前哨譚だそう。
<花とアリス↑> てか、16年前だからね。
本作の声も、このお2人が。 でも、この16年前の作品があんまり好きじゃなかったんだよね。
だからか、蒼井様の声はスグに分かったんだけれど、ハナって誰がやったんだっけ?と
すっかり忘れてしまっていた。
本作に関しては、アリスとハナの出会いと、何故にハナが引き籠っていたかが分かる。
殺人事件の方は、謎解きとか、それ程の事はないのでね。
タダ、↑これを認める学校側ってDo~よ。
それと、「えぇ~」ちょっと待ってよって思ったのは、アリスの父親の声と初老の社員の
2役の声をやられている「平泉成」氏なんですが、全く同じ話し方で、アリスの父親かい!って
思いましたが…。 特徴的だから、せめて違う人がやったらいいのにって思いましたがね。
まぁ、私は思い入れもないモノで、「だろうね」って思いながらも、なかなか楽しく見れました。
このまま、もう1度「花とアリス」に挑戦しようか?とも思いましたが、予告編だけで、
もうお腹一杯で無理っす…。 ははは。
監督作品は大好きなんすけれど、「ラブレター」も記事にはしていないみたいなので
其の内に、見直して書いてみたいと思っていますが…。 何時の日かという事で…。
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