もう頬づえはつかない | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                   

1979・邦画     ★★★☆☆(3.3)

                

監督:東陽一

出演:桃井かおり  奥田瑛二  森本レオ  伊丹十三  加茂さくら  織本順吉

                  

                     

一人の女子大生の愛と性を2人の男性にからませて女性の自立を描いた作品。

                    

見延典子の同名の小説の映画化。

脚本は、小林竜雄と東陽一の共同執筆、監督も東陽一。(映画.comより抜粋)

                       

               

コスモス

本作はかなりのネタバレ状態で書いております。

まだ見てないし、何にも知りたくない貴方様は、どうかポチッとなだけ、下さいませチューあせる

                          

ブタ

「劇場」のイケてる面のクズ男で大号泣し、今日は「夏」に近づいてるで!ちゅーお天気。

だけんども、何気に気分はくすんでおり、妙に本作が見たくなった。

時々見たくなるのん…。 Amazonプライムで見た。

                            

                           

早大生のまり子。

アルバイト先で知り合った同じ大学の橋本と、30過ぎの芽の出ないルポライターの恒雄という

2人の男とつき合っていた。

                        

                       

現在まり子は、橋本と同棲中。

                        

                     

その前は、恒雄と恋愛関係にあり、彼の為に薬剤師になる夢を捨て大学も変えた。

                             

その事で、札幌の母と喧嘩し、以来仕送りもなく、今は大家の高見沢の妻の経営する

美容院でバイト中。

                               

                     

橋本も恒雄も互いの存在に気付き、嫉妬し合っている。

 

当のまり子は、2人とも好きで、嫌いであった…。

学生の橋本は、一緒に暮らしているが、細かい事がドンドンと重なって疎ましく感じる。

                           

が、試験が終わった橋本は就職の為に実家に帰ると言ってまり子の元を離れる。

                          

                            

そんな時、連絡の取れなかった恒雄が突然戻ってきた。

 

まり子は恒雄と久しぶりのSEXをするが、以前の様な気持にはなれなかった。

それは、恒雄が自分の夢を追うばかりで、まり子の立場を考えようとしない事に気付いた為。

                              

                        

一方、鹿児島で就職の決まった橋本が戻って来た。

まり子を連れて故郷に帰りたいと言うのだが…。

 

結局は自分の事しか考えていない2人男。 そんな彼らに振り回されてもフラフラと付いていく。

このままずっとか?  どうするべきか?  

                  

そんな事が脳裏に浮かんだ時、急激に吐き気に襲われる…。  

またもや問題発生…なのだが…。  まり子の選ぶ選択とは…。

                         

                        

やっぱ桃井様は、上手いのう~、って初っ端のベッドシーンで思う。

当時流行った服装だけれど、貧乏学生らしく、着まわしていく。

しかも、着こなしがシャレオツで、ちょっと落ち着いたお姉さんなら、今でも充分通用する感じ。

                         

奥田様は、若々しいし、痩せっぽち。  やたらと白いブリーフがまぶしいわん。

                      

でぇ~、好きな作品なんだけれど、恒雄役が森本レオ氏と言うのにいっつも引っかかる。

何度見ても、このキャスティングだけは許せない。  なので、イマイチな得点。

                              

                       

東監督も好きな監督の1人。  実は25歳なのだが、初上映を映画館で見た。

その時も、森本レオ氏に納得がいかずに、「ふ~~ん」と言う感想だった。

                  

それから、何度も見たけれど、初めて見た時からごっつい年数が経ち、私も大人になったが

森本氏の件は、未だ同じなので、一寸置いておいて。

                  

                  

他の部分の感想をば…。

あの何もない冷蔵庫から引っ張り出した「セロリ」をボリボリ食べるシーンはやっぱ何度見ても

やられるなぁ~。  しかも、部屋の隅っこで…。  ←そう言うのが堪らん。

                          

               

↑そして、こういう布団袋ご存知ですか?  これ見て思わず笑ってしまった。

今の人が見て、「何やろ?」って思うんじゃないかな?

               

後ろのビニールのクローゼットもどきも大ヒットしたよね。

 

               

野郎2人は、其れなりに制裁を受けて、ステップアップするのだろうか?

橋本は大丈夫と思うが、恒雄はダメやろうね。

                      

髪を束ねているまり子は↑このシーンのみ。  これだけで、まり子の今後は明るいのが

見て取れるし、期待できそう…。 (決意の表れよね)

                      

                     

それにしても、時々無性に本作を見たくなるのは、このタイトルのせい。

「もう頬づえはつかない」 いやぁ~、私はこのタイトルだけでご飯3杯イケまする。 好きなんです。

                      

そうは言っても、何処を切っても楽しい部分なんてない作品だけれどね。

私にとっても、青春の「苦味」を思い出せる作品だからかな。 雰囲気な。

            

                                 

明日は、もう1本古い作品を見ようかと思っておるが…、さて何でしょう。

 

               

 

                

 

                   

 

 

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