フライド・グリーン・トマト | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

               

1991・米     ★★★☆☆(3.9)

              

監督:ジョン・アヴネット

出演:メアリー・スチュアート・マスターソン  メアリー=ルイーズ・パーカー  キャシー・ベイツ

               

                  

20~50年代のアラバマ州、フライド・グリーン・トマトを名物料理に賑わうカフェを切り盛りする

2人の女性をめぐる出来事を、現代のジョージア州の老人ホームで、老女が中年女性に

語って聞かせるという形で描く人間ドラマ。

                      

製作・監督はこれが劇場映画デビューとなるジョン・アヴネット。

 

ファニー・フラッグの原作を基に映画化。 (映画.comより抜粋)

                      

                           

                       

ブタ

私が勝手にお友達と思っておる「めえめえさん」がくれたコメントで本作を思い出した。

実はかなり前にも見たのだが、その時は全然「来なかった」作品。 見た後も「ふ~~ん」だったのだが。

                                

                   

ジョージア州に住む主婦エヴリン。

子供たちも独立し、自分に無関心な夫エドへの愛情も失せつつあったが、そんな事は素振りは見せず

夫の前では、愛される可愛い妻で在り続けていた。

                       

そんなある日、叔母への面会で訪ねた老人ホームで、ハツラツと元気な老女ニニーに出会う。

                            

怠惰な生活を送るエヴリンに、ニニーは素敵な昔話を聞かせ始める…。

                       

<バディ  ルース   イジー>

                      

その昔、南部アラバマの小さな町に暮らす少女イジー。

最愛の兄バディを突然の事故で亡くしてしまう。

                              

そんな失意の為に家にも寄り付かず、話もろくにしないイジーに優しく寄り添ったのは、

バディの恋人だったルースであった。

                          

愛する人を失い、同じ心の傷を持つ2人は、深い友情で結ばれていく…。

                            

                                           

やがて月日が流れ、ルースは結婚する。

しかし、その夫フランクは差別主義者で暴力も厭わない男であった。

                                

妊娠していたルースをイジーはフランクの元から連れ出した。

                    

                                                      

そして2人は黒人やホームレス達も迎え入れる食堂「ホイッスル・ストップ・カフェ」を経営し始める。

当時南部では、特に酷い黒人差別の為に、全てにおいて「白人専用」と「黒人のみ」に分かれていた。

                     

けれども、2人はそんな事を全く気にせずに店を開店すると、文句を言いながらも、ビッグ・ジョージが

焼くバーベキューに夢中になり、店も繁盛していた。

                    

しかし、フランクやクー・クラックス・クラン(KKK)の連中などからは、嫌がらせや脅迫され続いていた。

                           

                         

そんなある日、フランクが突然行方不明になる…。

犯人とされ、裁判にかけられる事となったイジーだったのだが…。

                             

                          

エヴリンはニニーの話にすっかり心を打たれ、少しずつ気持ちが変わっていく。

そして、希望を見い出していくのだったが…。

                                 

                    

昔のイジーの話を聞きながら、現在のエヴリンが、優しくて控えめで、夫の言う事に頷くだけの

妻ではなく、徐々に変身していく様が面白い。

              

そのエヴリン役が、コレマタ此処の所再三私の記事に登場するキャシー・ベイツ氏。

↑ラップでデコレーションして、自らプレゼントになったエヴリン。

(其のたんびに、頭がイカレタのか?と心配する旦那)

                       

<↑ミザリーの記事のコメントでめえめえさんが思い出したシーン>

            

駐車しようと思っていたところにギャルに横入りで停められて、腹立ち紛れにぶつかりまくる。

メッサ楽しそうなエヴリン。

                        

<↑私が一等笑ったシーン>  めっさトランポリン上手いねん。 ホンマに笑えるほど身軽。

                

イジーも、メチャメチャ変わった娘で、印象的。

                    

<↑このシーンは何度見ても、息を止めて見てしまう> まるで熊のプーさんやん。

            

大人になっても、超自然児。  少年っぽいイジー。

                    

             

また、この長男のバディがメッサ良いお兄ちゃんなのよね。  

                

               

そして本作になくてはならない、ルース役のメアリー=ルイーズ・パーカー氏。

RED」で、ブルース君の彼女になって、超攻撃的なお方になっていく、あの人。

                     

モチのロン、ニニー役の「ジェシカ・タンディ」氏を忘れちゃいかん。 トシさん、「鳥」にも出演でしたね。

                          

                   

そして、もう1つタイトルでもある「フライド・グリーン・トマト」↑2人の手元にある。

              

<日本では売っていない、グリーンのトマト はちみつをたっぷりかけて、バターと油でフライ状に>

                   

2人のお店では、超人気商品。

                       

心に同じ痛みを持つ、2人の女性の人生を聞くうちに、自分の人生を自分の足で歩く事に

気付くエヴリンのストーリー。

                  

人種差別や格差差別、薄っすらですがLGBTの事とか、そうそう男尊女卑的なのもね。

                   

色々な問題がぶっこまれておりますが、本作のキャシー・ベイツ氏は、凄く可愛い人なんです。

車何度もぶつけてボコボコにしますが…。

                 

その時に叫ぶ言葉が「トゥワンダ!」なんですが、南部の黒人が使用した言葉で

「こんにちわ」の意味。 (連呼します! はははあせる

 

 

しみじみと良い作品でした。  あの時には分からなかったのかな?

私も大人になったのかしら?   がはははは。  いやいや、まだまだですわ25歳のひよっこです。

                 

                     

                    

                                             

 

 

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