2018・仏・ベルギー ★☆☆☆☆(1.4)
監督:ルドヴィグ・バーナード
出演:ランベール・ウィルソン クリスティン・スコット・トーマス ジュール・ベンシェトリ
恵まれない境遇の青年がピアニストとしての才能を開花させるヒューマンドラマ。
自らの指で未来を切り開いていく主人公にジュール・ベンシェトリがふんし、
彼を導く人々をランベール・ウィルソンとクリスティン・スコット・トーマスが演じる。
ルドヴィク・バーナードがメガホンを取った。(シネマトゥデイより抜粋)
今日はなんだかお天気もイマイチなので、(関係ないと思うけど)本作1本だけにした。
本当は、本作も来週から始まるのと一緒に見たかったけど、まぁ、他の用事もあったし。
パリ郊外の団地で貧しい家庭に育ったマチュー。
不良仲間には秘密にしているが、実はピアノが好きで、パリ北駅に置かれた誰でも自由に弾ける
ピアノで練習するのが何より好きだった。
そんな彼の才能に目を付けたのが、パリの名門音楽学校コンセルヴァトワールで
ディレクターを務めるピエール。
マチューが盗みの罪で警察に捕まると、実刑回避に一役買い、マチューは
コンセルヴァトワールでの清掃の公益奉仕を条件に釈放される。
そんなマチューにピエールは、女伯爵の異名を持つピアノ教師エリザベスのレッスンを
受けさせるのだったが…。
予告を見た段では、「まさか、これだけではなかろうも」と、主役の青年も何気にカワユスで
イッチョ見るかと思ったのだけれど。 しかも、結構おばさま方に人気の模様。
でもさぁ~、予告だけで充分な作品で御座いました。
もうね、「少女漫画」丸出しなストーリーで、見ているこっちが、どれほどこっぱずかしかったか。
幾ら光る原石であっても、数カ月で、それぞれの「音楽学校」から代表の1名が出場する
コンクールに、部外者で、しかもまともにレッスンを受けた事も無い青年が選ばれるって…。
厳しい女伯爵のレッスンを受けられるだけでも、名誉な事なのに。
彼女が惚れてまうやろって、感じた部分は何処なん?
もしや、マチューではなくて、お願いしてきたピエールの事が好きやったのでは? なんてな。
(そうではないのですが、普通ならあり得んし、勘繰りたくもなる)
↑悪い友達。 ふふふ、マチューのママが言うのよ。
「この子は根は良い子なんですが、悪い友達が」って…。
しかも、窃盗に入って捕まるんだけれど、2回目って、なんで刑務所行きじゃないの?
実は、幼い頃に同じアパートメントでピアノを弾いているお爺さんに出会い、その人に
ピアノを習っていたマチュー。 でも、お爺さんは病気で亡くなり、マチューにピアノをくれた。
1つの鍵盤の音がならないピアノだったけれど…。
そのお爺さんとどれ位のレッスンが出来ていたのか? まるで分からない。
絶対音感と記憶能力は抜群で、聞くとすぐに真似て弾くと言う特技もある。
でもそれだけで、名曲をミスタッチも無しに弾けるものなのかな?
何処にもここにもまるで、リアル感が本作にはないんだけど。
そんなストーリーでは、どんなに名曲を弾かれたって、酔う事なんかできない。
ラストも、どうなったのかな?
その辺も、何やら雰囲気だけで、うやむやにして…。
タダ、本作を見て、今日ハッキリと分かったのは。
<本作出演のクリスティン氏> <イザベル・ユペール氏>
私の中で、どうもこの御二方が、ごっちゃになっておったのですが、ハッキリとしましたです。
え?どうでも良いって言うな。 私は、本作出演のクリスティン氏の方が好きです。
でも、7歳上のユペール氏の方が、若く思えるな。
話はメサメサ逸れてしまったけれど、本作だったら「蜜蜂と遠雷」の方が良いと言う批評家の方も。
いやぁ~、何か見る気になれないのだが…。 まぁ、機会があれば見ましょうか?←どこから?
そんなこんなで、何時もながらに見ましたでと言う、ご報告まで…。
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