宮本から君へ(R-15) | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                

2019・邦画     ★★★☆☆(3.9)

                   

監督:真利子哲也

出演:池松壮亮  蒼井優  井浦新  一ノ瀬ワタル  柄本時生  星田英利  松山ケンイチ

                      

                      

熱血営業マンが悪戦苦闘しながら成長する姿を描いた新井英樹の漫画を、

実写ドラマ化に続き映画化。

                                  

原作の後半を基に、主人公とヒロインに訪れる試練を映し出す。

                                      

ドラマ版に続いて主演の池松壮亮をはじめ、蒼井優、柄本時生、星田英利、古舘寛治、

松山ケンイチが出演し、ドラマ版の監督を務めた真利子哲也が続投。

                                       

映画版キャストには井浦新、ピエール瀧、佐藤二朗、さらに元格闘家の一ノ瀬ワタルが

新たに参加する。(シネマトゥデイより抜粋)

                     

                      

                            

ブタ

本作は水曜日に見た1本。 本作を見るのを実は迷っていたのだが、座席予約をしてから

TVドラマの続編劇場版と言うのを知り、前日の夜にAmazonプライムで全12話の内6話まで

見てから、本作を見た。(取り敢えず、蒼井優氏がゲスト出演する回まで見ようと…)

                             

                               

文具メーカーで働く宮本浩は、営業マンなのに営業スマイルもお世辞も苦手。

それなのに正義感は人一倍強く、愚直で不器用すぎる男。

                                     

何かと失敗を重ねながらも、先輩や上司に支えられ、少しずつ営業マンとして成長していく宮本。

                                    

                            

そんなある日、飲み会の席で会社の先輩・神保の仕事仲間の女性・中野靖子と出会い、心惹かれる。

                                  

やがて靖子の家に押しかけてきた遊び人の元恋人・風間裕二の前で「この女は俺が守る」と

宣言し、ついに靖子と相思相愛の仲となる宮本だったが…。

                             

                            

先ず原作は、コミックスで原作者は「愛しのアイリーン」と同じ、新井英樹氏。

(愛しのアイリーンは見たけれど、記事にしていないみたい。)

                             

                          

その原作者の新井氏は、宮本の父親役で出演している。 

教師だった、息子には余計なことは言わない父親で、↑画像は、ドラマ版の時に1人暮らしをすると

報告した時に、一緒に飲みに出かけたシーン。

                              

                     

余りにも、TVドラマ版と劇場版が、繋がらないので、昨夜残りの6話を一気見した。

                        

どうやら、TVドラマ版は就職して、新米営業マンとしての成長編で、後半の部分は劇場版で

描いている様だが、宮本の恋愛がメインで、人間としての成長編となっている感じ。

                            

↑本作で良かったのが、同期の田島演じる「柄本時生」氏。 (最近、この柄本兄弟が何気にオキニ)

柄本氏、関西弁頑張ってましたが、なかなかイケてましたで。

                        

ほっしゃんも上司役で出演しているのだが、これまた、なかなか良い。

けれども、本作の劇場版では、顔位は見せるけれど、殆ど会話の絡みも無しで凄く残念。

(TVドラマ版を見ていなくても、それ程困る事はないけれど、見てから見る方が良いかも)

                               

                         

先輩の友人として出会った、靖子と半同棲生活を始める宮本。

靖子の事は、「俺が全力で守る」と言った宮本。 

                        

相変わらず仕事もハードだが、彼女も出来て、安定した生活を送る毎日。

                 

靖子は、宮本より年上だが、さっぱりした性格で、熱い心を持つ宮本とも上手く行っていた。

                                   

ある日、飛び込みで営業に行った先で、気に入られた宮本は、靖子も誘って一緒に飲み会へ。

かなりの中年サラリーマンの面々だが、ガタイは大きく、感覚もざっくばらん。

彼らはラグビーチームを作っており、宮本もそのチームに勧誘されていた。

                         

思いっきり飲まされた宮本は、ベロンベロンで、馬淵が息子に電話し、2人を家まで送り届ける事に。

息子の拓馬は、親父達より更にデカいガタイだが、物腰が柔らかく、2人も気に入ったのだが…。

                                       

                  

家に着いた途端に寝てしまった宮本。 翌朝起きたら、靖子がいない…。

探すと公園で1人泣いていた…。  何と、宮本が寝ている横で拓馬にレイプされたと…。

                                  

                      

其れを知った宮本は、「靖子を守る」と言ったにも拘らず、約束が守れなかった事に怒り爆発。

しかも、余りのベロンベロン状態で、拓馬の顔さえ思いだせない不甲斐なさの宮本。

                    

ラグビーの練習に拓馬も来る筈と、決着を付けようとする宮本だったが…。

                         

                     

↑何せね、牛みたいな奴なんすよ。  宮本が勝つはずもなく…。

気を失い、前歯も3本折られてしまう…。

                            

                        

拓馬の父親が、「何があったのか、教えて欲しい」と宮本に尋ねますが、「貴方には何もされてない」と。

その様子等から察した、父親は息子を問い詰めるが、反対にボコボコにされ、病院送り。

                       

馬淵拓馬の父親役が、事件を起こした「ピエール瀧」氏で、本作は撮り直しや編集をせずに

そのまま上映したそうですが、本当にピッタリなんですよね。 身体も大きくてね。

(今日は事件の事には、敢えて触れません)

                             

池松氏は、マヂで前歯を抜こうと考えたそうですが、抜かないで良かったね。

                                    

宮本は、兎に角キレると言うのとは、又違うんですが、怒りの感情を収める事が出来ない性格。

靖子も、その状態になった宮本と互角にやり合う。

                       

もうね、絶叫大会か?って思う程、ず~~とエキセントリックなんですわ。

ドラマ版でもでしたが、其処まででは無かったので、心構えがなってなかった為か、本当に

見ているだけなのに、心の底から「疲れる」。

              

見ている私が、これだけ疲れるのに演じている2人は、死に物狂いだったろうな。

                           

                                     

予告なんですが、マダマダ可愛いもんですぜ。  本当に、怒鳴り合ってますから。

                               

                         

井浦新氏は、靖子の元カレで、かなりヤクザな男ですが、世の中の酸いも甘いも知った

大人な男なので、彼の存在は靖子にとって、チョッとばかり癒される場所でもある。

                

だってね、どんな時でもメーター振り切った生活している宮本相手だと、心底疲れるもんね。

                              

↑こんな微笑ましいシーンもありますが。

                   

監督は「ディストラクション・ベイビーズ」の真利子監督なので(いやぁ~、これも記事にしとらん)

内容的にハードです。

R-15なんですが、18でも良かったかもね。 エロの場面も、新婚優さん頑張ったねってぐらいの感じ。

                     

そんな頑張った、蒼井様なんですが、本作では痩せたのかな?

妙に「芦田愛奈」氏に凄く似ている気がしたんですけど。 それがね、微妙にブスなんですよ。

                      

笑っている顔はそんなことないんですけれど、それ以外の時は、何時もの蒼井様じゃないって感じ。

しんどかったのが、顔に出ちゃったのかもね。

                   

                       

なんか宮本って、早死にしちゃいそうなんですけど。

血管ブチって、行きそうって心配になっちゃうんですけど。

               

しかも、私は静かな、余り話さない池松氏が好きなんですよね。

まぁ、兎にも角にも「頑張りましたで賞」は絶対にあげたい作品ですわ。  お疲れ様。

(上映がぽしゃらなくて、本当に良かったですね)

                           

                               

                              

                              

                                   

                                 

                                       

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