2019・米 ★★★☆☆(3.2)
監督:ゲイリー・ドーベルマン
出演:マッケナ・グレイス マディソン・アイズマン ケイティ・サリフ パトリック・ウィルソン
「死霊館」シリーズのスピンオフ第3弾。
超常現象研究家夫妻の家で保管されていた呪いの人形アナベルの封印が解かれる。
ウォーレン夫妻をおなじみのパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガ、彼らの娘を
マッケナ・グレイスが演じる。
シリーズに携ってきたジェームズ・ワンが製作を務め、「アナベル」シリーズの脚本を
担当してきたゲイリー・ドーベルマンがメガホンを取った。(シネマトゥデイより抜粋)
おまんたせ致しました。 はいはい、やっと見ましたアナベルちゃん。
見ましたでぇ~←何時見るの?って、マイヤンガーシスターが聞くの。 ブラピでもなく、本作。
超常現象研究家ウォーレン夫妻は、忌まわしい呪いが宿る恐るべき人形「アナベル」を
自宅に持ち帰り、地下室の「博物館」に運び込む。
そこには他にも様々な呪われた品々が厳重に封印されていた。
ある日、夫妻は仕事で家を空けることになり、1人娘のジュディは、夫妻にシッターを頼まれた
お姉さん的存在の大好きなメアリーと留守番をする事に。
メアリーの友人で、新聞記事に掲載された夫婦の自宅に興味津々のダニエラが、
約束もしていないのに突然やって来た。
ローラースケートをダニエラからプレゼントされたジュディが、外で走ってみたいとメアリーに頼むと
ダニエラが「ケーキの見張りをしているから」と…、2人を促す。
ところがダニエラには違う目的が有り、厳重に戸締りされている地下の博物館の鍵を
入手してしまうのだったが…。
本作を予約した段では、大きな箱なのに、数名の予約で「大丈夫かいな」って思ったが
蓋を開ければ、結構一杯で、高校生が殆どで「何で怖いのに見るねん!」と言うJK多しで、
何時もとは違う臨場感を味わえた。 (何時もはかなりガラガラで見る事多し)
「もう、無理」って何回言うねん!っていうJKやら、めっさ野太い悲鳴やらが聞こえて私は大爆笑。
お前らの方が、よっぽど怖いわとか思いながら…。←お上品ざ~ましょ。
ハッキリ言いますが、アナベル3作品の中では、「普通のホラー」で、其処までは怖くないっす。
ただ、得点的に他の2作より、ほんの少し高いのは、両親が居ない中、娘のジュディが頑張る所。
どうやら、彼女にもママの力と同じものが、あるみたい…。
しかも、物凄く知識が豊富。 カッチョヨイとさえ思えましたわ。
「ギフテッド」では、天才ながら、小生意気な感じで、其処まで良いとは思わなかったけれど
本作では、知的な感じとかが、顔面から見て取れて、本当に素敵でしたマッケナ嬢。
ダニエラが理由はあるにせよ、「何処もかしこも」触りまくりで、全然危険視してないのが
腹立たしい。 小娘だから仕方ないせよ、それでもな、腹立つねん。
とは言え、両親が苦労して、清めて確保している「悪しきもの」を大々的に解き放ってしまった
展開なのになぁ~って、言うのは思うよね。
一寸簡単すぎやしませんか? まぁ、見ている若人の生の悲鳴やら、うめき声やらに騙されて
笑っている間に終わっちまいました。
<実在のウォーレン夫妻>
一番ショックを受けたのは、今年妻のロレイン氏が亡くなったって事を本作で知った…。92歳。
(夫のエド氏は2006年に亡くなっている)
この夫婦が活躍するので、このシリーズは大好きなのだが。
娘様も、今後どうなるんだろうか?
続いては欲しいけれど、やっぱ監督は違う方の方が良いな。
そして、再確認した事は「アナベルの顔面は、やっぱ何より怖い」って事。
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