2017・独 ★★☆☆☆(2.7)
監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
出演:イングリット・ボルゾ・べルダル カッチャ・リーマン ハルク・ビルギナー
マルガレーテ・フォン・トロッタ監督によるヒューマンコメディー。
同じ夫に捨てられた元妻たちが心を通わせる。
二人をイングリッド・ボルゾ・ベルダルとカッチャ・リーマン、彼女たちの元夫をハルク・ビルギナーが
演じる。(シネマトゥデイより抜粋)
本作は別に見るつもりなかったのだが、丁度間に見るのに良い時間で、それならば…と見た。
マンハッタンの超高級アパートメントに暮らすモデルのジェイド。
デザイナーとしてのデビューを目前に夫のニックらか一方的に離婚を告げられてしまう。
するとそこへ、ニックの前妻マリアが突然現れると、所有権の半分を主張して住み始める。
同じ男と結婚した以外はまるで正反対のジェイドとマリア。
当然のように衝突を繰り返す2人だったが…。
なんかね、私はこの手のコメディドラマって、好きになれないのよね~。
↑このオッサンが、揉める原因。 妻が40歳になったら、若いのに取り替えたいみたい。
でも、誰からも好かれたいし、穏便に離婚を済ませたい。
だったらさぁ~、誰もが文句を言わない様に「やるモノをやったら」良いのにね。 金はあるのに。
今回も「紐パン」の若いモデルと既に一緒に住んでいる。
ジェイドは、納得いかないし、離婚と聞いただけで、ショックで何もやる気が起こらない。
とは言え、ジェイドもニックと結婚する時には、前妻のマリアから奪う形で一緒になったのだが。
ジェイドには子供はいない。 モデル稼業もしんどくなってくるお年頃なので、ニックが共同出資で
ジェイドが洋服のデザインをする会社を立ち上げた矢先。
ニックの皮算用としては、会社の方に必死になって、すんなりと離婚できると読んでいたのだが。
ジェイドは、其れなりに「けっぺき~」で、シンプルイズベストなお方。
所が、ジェイドとの離婚を聞き付けた前妻のマリアが、自分の時は何も貰わなかったからと
ジェイドの住む、アパートメントに強引に押しかけて来る。
マリアには、娘が1人。 孫も1人いる。 文学方面に長けているお方。
しかも、ニックを胃袋で掴んだ様で、料理は大得意。
会話もニックは、マリアといる時が一番自然体でいられるよう…。
そんなこんなで、奇妙な同居が始まったのだが…。
この高級アパートメントを売って、折半して各自幸せに暮らそうと言うジェイドに対して、
意地でも出て行かないと言うマリア。
実を言うと、このアパートメントはニックと結婚し、娘を育てた思い出の家だったのだ。
丁々発止のやり取りと言うよりかは、大人なんだから~って感じで、何とか折り合いを付けようと
色々と考えるけれど。
まぁ、一等面白かったのは、ジェイドが最近太り出したから、其れも離婚原因かと、ニックが
私物を取りに来る事を聞いたジェイドがダイエットに励んで、颯爽と↑このいで立ちで階段を
降りてくるのだけれど…。 「ビリっ!」って…コメディあるある。
でも、ニックは「何時も綺麗だね」って言ったりするのよ。 ホンマに罪作りなオッサン。
いえ、そんなベタなシーンが面白かったのではなく、其の後ニックに出したケーキを残りを
真夜中に、こっそりと貪り食うジェイドが、ぶふふふと思わず笑ってしまうの。
それも、1回や2回じゃなくて、マリアは本当に料理上手なんだもの。
ジェイドも、デザインの才能があるのかなぁ~、コレクションに向けて頑張るんだけれど。
マリアは、自宅で講義をしたリ…。
娘も巻き込んで、てんやわんやに…。
とは言え、兎に角広い彼女達の暮らすアパートメント。
ロフト作りになっているので、それぞれの部屋もあるしね。
まぁ、どうなるかはどうぞご覧になって下さいませ。
登場人物は、おばさんなんだけれど、ストーリーは少女漫画チックでなんか安っぽいんだな。
てか、自立出来ているのに、何故にニックに何時までもこだわるのかな?
私には、理解出来ないのであった。 100歩譲って出来るけど、やっぱり「なんで?」だな。
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