Love, サイモン 17歳の告白(未) | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

               

2018・米     ★★★☆☆(3.4)

             

監督:グレッグ・バーランティ

出演:ニック・ロビンソン  ジェニファー・ガーナー  ジョシュ・デュアメル  キャサリン・ラングフォード

                       

                      

LGBTの男子高校生が本当の恋に出会い成長する姿を描いた青春ドラマ。

                       

ベッキー・アルバータリの小説「サイモンvs人類平等化計画」を映画化し、グレッグ・バーランティが

メガホンをとった。

 

主人公サイモン役にニック・ロビンソン。

共演にキャサリン・ラングフォード、ジェニファー・ガーナー、ジョシュ・デュアメル。

(映画.comより抜粋)

                        

                        

                           

ブタ

何となく、顔面がまた似た感じの男子が主役だったし、予告を見たら「秘密」を抱えているみたいで

その秘密が何なのか知りたくて、レンタルした作品。

                        

                       

両親や妹と暮らす17歳の男子高校生サイモンは、ある秘密を抱えていた。

                               

ある日、学校にブルーと名乗る匿名の同じ秘密を抱える同級生がいることを知ったサイモンは、

思い切って連絡を取ってみることに…。

                         

メールをやり取りするうちにブルーに惹かれるようになったサイモンは、ブルーの正体が

気になりはじめる。

                        

しかし、そのメール履歴を見た同級生から、女友だちとの恋の橋渡しをするよう脅されてしまい…。

                                  

<仲良し4人組  左からニック、サイモン、アビー、リア>

                     

リアは、13年の付き合いのある親友と呼べる女子。

アビーは、家の都合で、半年前に引っ越してきた女子。

ニックは、サイモンに何でも相談する、気の良い奴。 もっか、アビーの事が大好き。

                    

学校行事のミュージカル「キャバレー」にサイモンとアビーが出演している。

                  

                   

サイモンの家族も仲良し。 妹がもっか料理に凝っちゃって、毎朝彼女の試作品を食べる羽目に。

パパは、どんなにまずくても、「なかなかイケるよ」って言ってくれて優しい。

                      

17歳のお誕生日には、サイモンに車を買ってやり、毎朝サイモンが拾って、4人で登校している。

                                

                  

特にリアとは、サイモンの部屋にお泊りしちゃう仲だけど、パパもママも何にも言わない。

(ちょっと心配はしてるけどね)

                           

                 

けれどもサイモンには、リアにも言えない秘密があった。  

デリケートな事だけに何時・何処で・誰に話すかは、凄く重要で、今はまだ誰にも言えないまま。

                        

                  

だって、唯一学校でカミングアウトしている彼は、毎日の様に虐められている。

そんな風にはなりたくない…。 仲良し4人組に話して、接し方が変わったら嫌だし、怖い…。

                            

                   

ところが、ある日掲示板に「自分はゲイだ」と言う呟きを見つける。

そんな風に、呟ける「ブルー」に憧れたサイモンは、ブルーに自分の気持ちを打ち明ける。

                        

本名は分からないし、学校でも誰だか分からないブルーだったが、何時しか彼に恋をするサイモン。

                     

ブルーとのメールだけは、正直になれるサイモンは、「秘密」を分かち合える相手が出来て

舞い上がっていた…。  そして、一番知られたくない奴にそのメールを知られてしまう。

                        

秘密をばらされたくなかったら、仲良し4人組のアビーとの間を取り持てと脅されるのだが…。

                             

↑サイモンが、ブルーじゃないかな?って想いを馳せる相手の面々。

                      

                    

妄想も膨らみ、こっぱずかしい想像もしちゃったり。  ブルーへの想いは暴走してしまい。

アビーの橋渡しは、大失敗に終わって、何と!全生徒にサイモンが「ゲイ」だとばらされてしまう…。

                           

                   

サイモンは、ブルーへの想いで一杯一杯なので、本当に周りが全然見えない。

何処から見ても、リアはサイモンが好きって、見え見えなのに、本人のサイモンは全く気付かず。

              

意外と「鈍感君」。 仲良し君達にも、総スカンを食らって…。 

寂しく、ボッチ飯を食べる羽目になったり…。 カミングアウトを失敗するとこうなる事は想像できたが。

                           

                    

でも、彼らも、両親も、秘密にせずに話して欲しかっただけなんですよね。

                    

因みに、本作の両親は、全く叱ったり致しません。 パパ何か「なんで気付かなかったんだ」って

泣いちゃったりしちゃうんです。

                   

そう、皆優しい人達に囲まれているサイモン。 此処がなぁ~、ちょっとなぁ~。

自分の息子のカミングアウトを聞き入れない親とか、大人がいて欲しかったな。

                 

それを、仲良し4人組で宥めて欲しかったんだけど…。

まぁ、一体だれがブルーなのか?と言うのも、本作の見どころ。

                     

                   

私自身は、ウチノ男前が「ゲイ」であろうが、全然かまわないんですけれど。

違うかったので、そんな風に言う訳ではないですが、やっぱ問題は大きいのかな?

             

宗教的な問題もあったりしますから、その家の考え方をとやかく言う事は出来ませんが

何時・何処で・誰にカミングアウトするのか、悩んでいる君に、キッカケ作品になったらいいね。

っていう、感じの作品です。

(いや、こんな簡単に上手くはいかんし!って、叱られるやも…)

                   

だよね~、こんなに簡単に上手く行ったら、誰も悩まんし! でも、悪い事ではないからね。

こんなベタな事しか言えんけれど、ごめんよ。

                      

                         

                        

                            

 

 

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