コールド・スキン | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                

2017・スペイン・仏     ★★★☆☆(3.6)

                   

監督:ザヴィエ・ジャン

出演:レイ・スティーヴンソン  デヴィッド・オークス  アウラ・ガリード

                      

                         

ザヴィエ・ジャン監督が、アルベール・サンチェス・ピニョルの小説「冷たい肌」を映画化したアクション。

                           

孤島に暮らす新任の気象観測員と灯台守が、クリーチャーと死闘を繰り広げる。

                            

デヴィッド・オークス、レイ・スティーヴンソンらが出演。

クリーチャーデザインを『パンズ・ラビリンス』などに携ってきたアルトゥーロ・バルセイロが手掛けた。

(シネマトゥデイより抜粋)

                      

                            

                         

ブタ

今日も今日とて、眠れない。 とほほ。 でも、座席予約していたので映画館で寝てもいいやと

行ったのだが、どちらの作品も全く眠らなかった。 もう1本は「クリミナル・タウン」

                      

2作品ともに「カリコレ2018/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018」

                         

                          

1914年。 夢に破れ、気象観測員として南極海の果ての無人島にやってきた青年フレンド。

                           

                           

気象観測員は、12ヵ月交代で、12ヵ月先でないと船も近寄らない、無人島。

しかし、交代の観測員が出て来ない…。 ボロ小屋を見てみると、誰もいない。

                                  

 

島には変わり者の灯台守グルナーがいるだけで、観測員は「チフス」で死んだと…。

                             

                             

船の船長は、「帰るか?」と聞いてくれたが、1年間を静かに暮らすのも良いかと、

「此処に残る」と船を返してしまう。

                     

ところが、夜が更け始めると、人ではない生き物が大群になって押し寄せてくる。

                        

                        

フレンドは、グルナーと生き残るため、持ってきた食料や煙草等を分け合う代わりに、灯台を

要塞にして正体不明のクリーチャーと戦いを繰り広げるのだったが…。

                             

                      

グルナーは、1匹のメスのクリチャーを手なずけて、飼っている。

始めは、フレンドに牙を向けていたクリチャーも、フレンドが優しいことに気付き、大人しくなる。

                          

が、フレンドに懐くのを見たグルナーは、嫉妬心を丸出しにして、夜中に襲ってくるクリチャーを

朝まで殺し続けろと、ドアを閉じてしまう…。

                         

               

翌朝、フレンドは死んでしまったか?と思われたが、日が昇るまで戦い続け、ようやくグルナーに

認められる…。

                           

そして、昼間は眠り、夜中は襲ってくるクリチャーを倒すという毎日が続くのだったが…。

                         

                   

フロンティア」も大好きな作品で、血みどろホラーなのですが、出演キャストが皆美しいという

何とも言えない、絶妙な美的感覚が大好きな監督の新作です。

                     

監督のインタヴューも読みましたが、未だ「インディーズの実験映画」と言いきっていた。あせる

                     

というのも、オスカー受賞のギレルモ監督の「シェイプ・オブ・ウォーター」と同じ頃に

同じ系統のクリチャーを同じ美術デザイナーに製作して貰い、互いの監督共に興味津々だったらしい。

                                 

                      

本作のクリチャーは、陸でも水の中もOKで、何処となく「魚」系というよりも、「宇宙人」っぽいかな?

けれども水に入ると、ふくらはぎから足ひれが出て、やっぱり人魚のようになる。

                 

肌質や身体の形もかなり人間に近い。 ダーウィンの進化論を否定出来るぐらいの生き物。

                        

ストーリーの方も、限りなく原作に近い感じにしたそうな。

ポスターを見ると、何気に怖そうなのだが、ちょっと可愛そうな物語。

                 

そして人間の怖さや欲望の終わりがない部分が、存分にホラーになっている。

                    

                  

登場人物はホボ、フレンドとグルナーなのですが、これが風呂にも入らず、洗濯もしない

ムサイ男が2人なのですが、やっぱ監督作品、顔面が何気に美しい。

                         

グルナーは、「マイティー・ソー」のヴェルスタッグです。 渋くて、頼れるお方って感じのね。

                       

                      

本作で初めて知った、フレンド役の「デヴィッド・オークス」氏で、これがまたイケてる顔面で

寝なかったのも、このお方のお陰やも…あせる い・いえ、面白かったし…!

                          

                 

グルナーは、飼っているクリチャーと、毎日のようにSEXを繰り返す。

気に入らない事をすると、手酷い虐待を繰り返し、自分のペットにしている。

                  

けれど、クリチャーは話さないけれど、言葉は理解できるし、可愛い部分も充分ある。

それと、人間の怪我を舐めて治す力も持っている。

                        

毎日を繰り返し、生きている事を実感するグルナー。

危険な奴らだから殺すというのだが…。 段々と、フレンドには疑惑が…。

                    

             

ラストも、うふふふってなる終わり方で御座います。

何時もながらに、私が面白いと言っても、腹を抱えて「わっははは」と言う事では有りませんので

あしからず。

                     

                          

                          

                       

                                           

               

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