2018・邦画 ★★☆☆☆(2.2)
監督:原田眞人
出演:木村拓哉 二宮和也 吉高由里子 平岳大 大倉孝二 重松豊 山崎努
『クローズド・ノート』『犯人に告ぐ』などの原作で知られる雫井脩介のミステリー小説を、
木村拓哉と二宮和也の初共演で映画化。
東京地方検察庁を舞台に、人望の厚いエリート検事と彼に心酔する新米検事が
ある殺人事件の捜査をめぐってすれ違い、やがて二人の正義がぶつかり合うさまが映し出される。
原田眞人監督が、正義の意味を問うドラマを骨太に描き出す。
木村と二宮の演技対決に注目。(シネマトゥデイより抜粋)
とほほ、夜中の2時頃に我慢できない程眠くなって、「やったー!」って思ったのだが、1時間程して
目が覚めたら、あぁ~た!もうそれからは眠れません。 遅い時間のに行こうかと悶々と
したのですが、蒸し暑いし、諦めました…。 で、今日は昨日見た、もう1本の方。
東京地検刑事部のエリート検事・最上のもとに、彼に心酔する若手検事・沖野が配属されてくる。
さっそく2人で都内で発生した老夫婦殺人事件を担当することに。
沖野の担当事務官の橘も、沖野の右腕となるべく頑張っている。
老夫婦は、金貸しもしており、複数の容疑者が捜査線上に浮かんでくる。
すると何故だか、最上は被疑者の一人である松倉という男に激しく反応する。
実は、どうにも食えない奴と言われる松倉は、すでに時効を迎えている未解決殺人事件の
重要参考人であった。
最上は今回の事件も松倉の犯行と確信し、なんとしても松倉を有罪にしなければならないとの
強い思いに囚われていく。
そんな最上の意を汲み、松倉から自白を引き出すべく取り調べに力が入る沖野だったが…。
最初に断っておこう。 実は、ダブル主演のお二方が、物凄く苦手です。(嫌いともいう…)
どちらかと言えば、まだ二宮様の方が、演技的には上手いので良いのですが…。すんまそ。
だからと言って、苦手が出演だけで作品における得点が下がったりはしないので、ご安心を。
何時も通り、原作は未読で御座います。 が~、原作を知らない私が見た率直な感想は
え?2時間ワイド劇場でも、こんなん作るか?ちゅー感じでした。
何処からどう見ても、人々が憧れるエリート検事に見えません。 浅はか過ぎます。
これが、新人検事が起こしてしまった罪に巻き込まれてしまった、または嵌められた
エリート検事なら面白かったのですが…。
でも、どうやら、原作を読んだ方のレヴューを見ると、全然違うやんって事らしい。 あらら。
でしょうな、って、100歩譲って、エリート検事が復讐の為に罪を犯すとしても、メサメサ頼もしい
ブローカーなる男がいるのだから、何故に自分の手を汚すのか?
なんか変だよ。 最上君。 ちゅー感じです。
学生時代からの親友↑丹野。 この方も疑惑渦巻く中心人物(政治的に)なのですが、
親友だからと、めっさ意味ありげなホテルの1室で密会したりするのです。 なんで?
もしや、お二人は(最上くんと)そういう関係でもあったのか?と、ちょっとだけドキドキしたら
何にもなかった…。 え? こういう、意味ありげな余計なシーンが有り過ぎて、しかも
人間関係も凄く分かり難くて、何にもないのに印象に残って、結果「なんでしたん?」ってなる。
↑この葬儀も、メッサへんてこりんで、普通の方が断然良かったのに…。
あのダンスしか、記憶に残らない。 しかも、かなり強烈に…。
脚色が悪すぎるのか? 最上君の人物設定も、どこか変だよって感じ。
唯一、闇のブローカーとして生きる、諏訪部(以後、ポチと呼ぶ)が、メッサカッチョヨイ。
カッチョヨイノだが、彼の存在も又、本作をリアルな作品からかけ放してしまっているんだよね。
ポチの仕事が完璧なのだが、完璧すぎて、「アニメの世界」とか「探偵モノ」とかの造りモノの
世界になっちゃうんだな。
大体、ヤバい相手(ポチ)に電話を掛けるのに、仕事場の公衆電話から、要件を言うか?
最上君、浅はか越えて、アホですか?
しかも、会う場所を復唱するって…。 トホホにも程があるぜ。
検事になるって、大変なんだろうね。 なのにさぁ~、そんなに簡単に見切りを付けられるのか?
って、もうね。 噴水の様に溢れ出て来る謎・謎・謎。 ってか、疑問だな。
最上君をもっと率直な真実一路みたいな、お方がやればまだ面白かったのにな。
「あの」キムタクがやるからには、絶対に何かある筈って、見る側も構えるやん!等々…。
…という見方は、私の脳みそが浅はかだからか? まぁ、そんな事は知ってるしって言われる前に
本作を絶賛されているお方のレヴューを、どうぞ~~。
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