2016・仏・英 ★★★★★
監督:ジョン・マッデン
出演:ジェシカ・チャステイン マーク・ストロング ググ・ンバータ=ロー アリソン・ピル
巧妙な戦略を駆使して政治を陰で動かすロビイストを描いた社会派サスペンス。
敏腕ロビイストをジェシカ・チャステインが熱演し第74回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門女優賞に
ノミネートされた。
マーク・ストロング、ベテランのジョン・リスゴーらが共演。
ジョン・マッデンが監督を務めた。(シネマトゥデイより抜粋)
<TOHOシネマフリーパス 12本目>
本日上映開始の作品「アトミック・ブロンド」と本作を見てきた。 本作の記事を早く書きたくて!
かなり書いたら、又消えた私の興奮度が少しずつ冷めつつある。hiropooは熱い内に打てなのに
大手ロビー会社“コール=クラヴィッツ&W”で働くエリザベス・スローンは、手段を選ばない
巧妙な戦略と妥協のない仕事ぶりで高く評価される花形ロビイスト。
ある日、銃擁護派団体から新たな銃規制法案の成立を阻止してほしいと依頼を受けるが、
これをきっぱりと断るエリザベス。
その情報を聞きつけた小さな新興ロビー会社のCEO、シュミットから誘いを受けると、彼女は
部下を引き連れ電撃的に移籍し、規制法成立へ向けた大胆かつ巧妙なロビー活動を
開始するのだったが…。
聞きなれない仕事ですが、選挙戦等の作品の時に出てくる事が有りますよね。戦い方を考える人。
(↑これはあくまでも、イメージの例えね。選挙の時には専門の人がいるけれど、分かり易い感じで言うなら…、え?余計に分かり難いか?)
けれど、こういう会社があるという事にびつくりでした。
という事で、先ずはお勉強。
<ロビー活動とは>
特定の主張を有する個人または団体が政府の政策に影響を及ぼすことを目的として行う
私的な政治活動である。
議会の議員、政府の構成員、公務員などが対象となる。
ロビー活動を行う私的人物・集団はロビイストと称される。
本日初日で、詳しいあらすじはやめておきますね。
難しそうな言葉なんかが、横行したりしますが、それ程堅苦しくはない。
どんなに汚い手を使っても、勝ちに行くエリザベス。 此処まで来たら共感するとかしないとかの
範疇ではなくて、プロの技をこれでもかと「見せまくり」。
先の先を読む。 エリザベスは「鼻が利く」どころではなく、未来が見える人なのか?って思えるほど。
「こう来たら、こう手を打つ」。なんて、悠長な状態ではなく、攻めまくりながらも、「もしも」の事態にも
手を講じておく。 そしてその裏の裏も読む。 人間技ではない。
しかも、全くの秘密裏に…。 部下にも、身内にも内緒よ!
エリザベスは確かに花形と呼ばれているけれど、「プロ中のプロやね」。
本作に出てくる人達は、全てがプロ。 その中でもエリザベスは「神」に近い。それぐらい凄い。
もう、彼女に釘付けよ。 多分、時間が取れないと思うけれど、もう1回見ても良いぐらい面白い。
弱小会社のエリザベスの新社長は、彼女のやり方にタジタジで、引き抜いたのはあんたやろ!って
言われたら、きっと穴を掘って「僕じゃないも~~ん」と叫んでるに違いない。
これ程やり手な彼女の事をやっぱどこかで「信じられない」部分があると思う。
当たり前やね、会社が潰れてもエリザベスは痛くも痒くもないけれど、社長はそういう訳にはいかない。
それに引き換え、大手だけれどエリザベスが抜けた後の彼らは、まるで弱小会社みたいに後手後手。
エリザベスの事を汚い手を使うとか言いながら、全くのお互い様。
食うか食われるかの世界なんだもの。
そんな世界でドンドン突っ走っていく彼女は、眠ることが出来ない。
張り詰めた緊張が、彼女を眠らせないんだろうけれど。 薬も酒も相当行くけれど、どうやったら
そう言う人間が育つのか?
そうそう、単純な疑問だけれど、こんな会社「儲かるんか?」って思うけれど。
そら、儲からなやりまへんやろ。
主人公が女性と言うのも、良かったな。
胸のすく思いを存分に味わって貰いたい。 トランプさんにも常時何人かは必要なんじゃ?
兎に角、興奮のるつぼにどっぷり浸かっておりました。 なんや、言いたい事の半分も書けてない。
あぁ~、ほら冷めちまっただよ。 まぁ、これ位で許しておくか…。
後はご自分の目でご覧になって下さいましな。 で、一緒に興奮しましょ←やらしい事は一切ないぞ
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