２０１４・英・ブラジル ★★★★☆（4.2）
監督：スティーヴン・ダルトリー
出演：マーティン・シーン ルーニー・マーラ ヒクソン・テヴェス エドゥアルド・ルイス
ゴミ山に暮らす３人の貧しい少年が、ある財布を拾ったことから絶望の街に奇跡を
呼び起こしていくドラマ。
監督はスティーヴン・ダルドリー、脚本をロマコメの名手リチャード・カーティスが手掛ける。
過酷な環境でたくましく生きる少年たちには、オーディションで選び出された無名の少年たちを
起用し、名優マーティン・シーン、ルーニー・マーラが脇を固める。
（シネマトゥデイより抜粋）
まぁ、言うまでも無く、どうしても見たい作品で御座いました。
予告だけでも、良さ気な作品だと分かるよね。
リオ郊外のゴミ山で暮らす３人の少年ラファエル、ガルド、ラット。
ある日、彼らはゴミの中から１つのサイフを見つけ出す。
ほどなく警察が現われ、そのサイフを血眼に探している様子に何か裏があると悟った３人は、
警察には内緒にすることに…。
案の定、そのサイフには世の中を震撼させる大きな秘密が潜んでいることが明らかとなってくる。
正義感に突き動かされた少年たちは、悪徳警官に命を狙われながらも、日頃から世話になっている
アメリカ人神父ジュリアードと彼のボランティア・スタッフ、オリヴィアの助けを借りながら、
ある驚くべき真相へと迫っていくのだったが…。
かなり、おデブさんになっていたのでマーティン・シーン氏だとは気付かず。
子供達は、オーディションで選ばれた無名の少年達。
ベージュに見える、シャツの少年が主人公では無くて、赤のランニングのラファエルが、財布を見つける
主人公。
ラファエルは、正直な少年。 黒人のガルドは英語が出来る。
ベージュに見えるシャツのラットは、下水道の中で暮らす、彼らに言わすと「臭い奴」
一見幼く見えるが、場所の知識や色々と苦労をしてきた為に、意外と博識。
暗号を解く所なんか、ちょっと簡単に行きすぎた気がしたけれど、兎に角、警察との追いつ追われつが
目茶目茶ドキドキするし、やっと解けたと思ったら、一巻の終わりになっちゃうし。
ラストの金を撒くシーンは、邦画の「スワロウテイル」にもあって、問題になったけれど。
本作では、このシーンが無いと語れない程に重要で、感動するシーン。
ゴミ山に舞う、紙幣も、たかが紙屑の様にも見える。
正しい事をする。 彼らがどんな大人になったのか、ちょっと知りたくなる。
ドキドキハラハラもあるし、私は相当に楽しんだけれども。
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