2012・米 ★★★☆☆(3.9)
監督:ベン・ザイトリン
出演:クヮヴェンジャネ・ウォレス ドワイト・ヘンリー
最年少でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレスがヒロインを演じた人間賛歌。
世間から隔てられた場所で暮らす6歳の少女の目を通して、現実の厳しさと再生への道のりを
躍動感あふれる映像で映し出す。
わずか200万ドルという予算でメガホンを取ったのは、アカデミー賞監督賞にノミネートされた
新鋭ベン・ザイトリン。
カンヌ映画祭やサンダンス映画祭などでも話題になった独創的な物語に熱狂する。(シネマトゥデイより抜粋)
オスカーは逃したものの、4部門ノミネートで、しかもハッシュパピー役のウォレス嬢6歳が
主演女優賞候補となったりと、普段は何にも入れずに見る人なんだが、そう言う私にも興味を
持たせる作品だった。
兎に角↑彼女の目力には圧倒される。 何をしているかと言うと、心音を聞いている。
長々と伸びる堤防によって、まるで世界から切り離されているかのような小さなコミュニティ、
通称“バスタブ”。
自分には動物と会話できる特殊な能力が備わっていると信じる6歳の少女ハッシュパピーは、
飲んだくれの父親ウィンクと暮らしながら、バスタブの仲間たちと活気にあふれた毎日を送っていた。
その一方で、自然界は繊細な秩序で守られていると考える彼女は、秩序の崩壊によって
獰猛な伝説の巨獣オ―ロックスが復活するとの言い伝えに怯えていたのだった。
そんな中、100年に一度の大嵐が平和なバスタブに襲いかかろうとしていた…。
(allcinemaより抜粋)
娘を野獣の様に、強く育てる為に父一人、娘一人なのに別の家で暮らしている。
と言うか、娘が住んでいる家は、出て行ってしまった母親(妻)の思い出が一杯の場所なので
父親は居づらいのかもしれない。
父親は自分が何時死んでも娘は生きてい行ける様に、最小限の事だけを教える。
思わず笑ってしまったのは、お互いに元気な証拠を見せるのに、ムキムキなポーズを取り合う。
その時のハッシュパピーの顔が、可愛いのを通り越して…、思わずぶはははであった。
かなり淡々とストーリーは進むので、少々体調も悪かった私はホンノちょっと別世界に行っていた
時もあったけれども。
何処かの街のストリートチルドレンとは、また違う、バスタブのハッシュパピーの強い生き方。
どんな女性になるのだろうか?
そして父親の様な飲んだくれの男に惚れちゃうのかな?
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