2011・邦画 ★★★☆☆(3.6)
監督:吉田大八
出演:神木隆之介 橋本愛 大後寿々花 東出昌大 清水くるみ 山本美月 松岡茉優
早稲田大学在学中に第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのデビュー作を映画化した青春群像劇。
学校一の人気者である男子生徒・桐島が部活をやめたことから、少しずつ校内の微妙な人間関係に
波紋が広がっていくさまを描く。
学校生活に潜む不穏な空気感を巧みにあぶり出したのは、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の
吉田大八監督。
クラスでは目立たず地味な存在の主人公に神木隆之介がふんするほか、橋本愛、大後寿々花らが共演する。
(シネマトゥデイより抜粋)
私は劇場で見る予告編か、前売り、もしくはチラシでしか作品の内容を事前に知る事は
殆どないのだが、本作に限っては主題歌があまりにも記憶に残るものだったので、帰宅して
「ゆーちゅーぶ」とかで何度も聞いて、男前にも教えてやった。
そんなこんなで、本作も結構楽しみにしており、前売りも買って見たのだが。
主題歌が劇中に流れる事はない。
でもラストに思う存分聞かせてくれるのは嬉しかったな。
また帰宅して、3~4回聞いてしまった。 (CD買えよって、話ですが…)
原作は、何時もながらに未読で、予告から勝手に神木君が「桐島」なのか?と思って、バレー部を
辞めて、映画部を作る話か?等と想像しておりましたが、いえいえ全くそんなお話ではありませんでした。
学校の人気者で、高校選抜にも選ばれるほどの「桐島」がある日突然バレー部を辞めるという
話から物語は始まる。
たったそれだけの(私から見ると)事が、池に投げた石の様に段々と大きな円を幾重にも描いていく様な
校内大騒動になっていく様を色々なアングルから見せてくれる作品。
神木君はロメロ崇拝者の映画部・前田役。
主題歌の「陽はまた昇る」のMVには、高校卒業後の前田が登場する設定であった。
http://kirishima-movie.com/index.html ←公式サイトで予告が見れます。(主題歌も流れます)
橋本愛氏は本当に綺麗で、本作ではバド部なのだが、凄くきまっていたなぁ~。
そして、「ロメロ」をはじめ、映画ヲタをにんまりさせるシーンも盛り沢山!
に、しては点数がそれ程ではないのは、高校生と言うよりは「中坊」っぽいんだもの。
もう少し大人でもない、子供でもない的なものが有ればよかったんだけれどな。
レヴューでは若い世代は大絶賛です。
でも、誰を見に来たのか?明かりが点いてから大きな声で「何が言いたいのか解らん!」と不満を
述べていた女子達もいらっしゃいました。
貴方様はどう感じられるのでしょうか?
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