2012・米 ★★★★☆(4.2)
監督:ケン・クワピス
出演:ドリュー・バリモア ジョン・クラシンスキー クリステン・ベル ダーモット・マローニー ヴィネッサ・ショウ
トーマス・ローズの原作を基に、『そんな彼なら捨てちゃえば?』のケン・クワピス監督が映画化した
感動の物語。
1988年、アラスカのバロー沖で分厚い氷の下で動けなくなっていたコククジラ3頭を、救出しようとする
人々の奮闘を描き出す。
アラスカ州バローで働くテレビリポーターをジョン・クラシンスキーが演じ、その元恋人をドリュー・バリモアが
好演する。
世界中がかたずをのんで見守った救助劇に引き込まれる。(シネマトゥデイより抜粋)
実話を基にして、全編アラスカでロケを行い、当時のニュース映像等をそのまま使用した作品。
何故だか私は、このニュースの記憶が全く無い。
何度も思い起こしているのだが、仕事が忙しかった事も有るのだが…。
なので、結果を知らないので最後まで本当に楽しめた。
様々な国の様々な人々が、全く違う思惑を持ちながら、氷に阻まれてしまった3頭のクジラの
救出に力を貸す。
其処の所が、まさに「事実はドラマより奇なり」で、より大きな感動をもたらす。
ドリュー氏演じるレイチェルが「グリンピース」の活動家で、クジラの救出を呼び掛ける第一人者に
なるのだが、彼女の元恋人のTVレポーターが偶然見つけたクジラ達をニュースに流したのが
発端となり、最後には世界を巻き込んでの救出作戦となるのだが。
このクジラ救出に手を貸す人々は、本当に全く違う思惑が有るのだが、「クジラを助ける」と言う
大前提を前に、それらが二の次になり、やがては「大きな奇跡」となる事に本当に感動する。
エンドロールの頃には、実際のご本人と演じた役者との写真等も見れて楽しい。
タダの美談で終わっていない本作は、本当に爽やかで気持ちの良い作品に仕上がっていて
出来たら、お子様と家族一緒に是非とも見て欲しい作品です。
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