28週後 (R-15)  一般ピープルは、この作品は見ないで下さい。 危険すぎます! | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。


 

2007・英・スペイン     ★★★★☆(4.8)

 

 

監督:フアン・カルロス・フレスナディージョ

 

出演:ロバート・カーライル  ローズ・バーン  ジェレミー・レナー  ハロルド・ペリノー  キャサリン・マコーマック 

 

 

感染すると凶暴性を引き起こし、他の人間に襲い掛かる恐るべき新種のウイルス「RAGE(レイジ)」が

 

 

猛威をふるうイギリス。

存在する人々は、感染者から見つからない様に家の中からバリケードを張り巡らし、そのウイルスが

死滅する日を願う様に、ひっそりと肩を寄せ合うように生きていた。

 

田舎町の老夫婦の一軒家にも、7人程の人々が何時まで続くか分からないこの状況に辟易しながら、

 

何とかその日を暮らしていた。

その中にドン(カーライル)と妻のアリス(マコーマック)も居た。

夫婦には姉のタミーと弟のアンディの2人の子供がいたのだが、偶然にもウイルスが発生前にスペイン旅行に

出かけ、その無事を確かめる術もなく祈るしか出来ない状態であった。

 

若い女性の恋人は、この状況に我慢出来ずに出て行ってしまい5日間と言う日が過ぎていた。

 

帰って来ないところを見ると、恋人の末路は想像できるものであったのだが、女性は今も尚恋人の存在を

信じて待っていた…。

 

ある日の事、アンディぐらいの年の少年が逃げ延びて家のドアを叩いた。

 

ドン達は、素早く少年を迎え入れ食事を与え、外の様子を聞く…。  「ずっと走って逃げてきたんだ」

「誰から?」  「パパとママ達から…」  「他にも沢山?」  「数えられないほどね…」

こんな年端もいかない少年が逃げ延びれた事を知った若い女性は、家のホンノ小さな隙間を埋めていた

布を外し、恋人の名前を呟きながら外の様子を伺った…。


 

と、其処には感染者が…。  凶暴性に満ちた感染者達は、次々とバリケードをブチ破り家の中に侵入して来る。

 

 

こんな日が来るかもしれないと裏口から逃げるルートを用意していた、住人達。

 

ただ、新たに此処を訪れた少年は驚き慌てて、2階に駆け上がってしまう。 思わずアリスが後を追った。

が、余りにも沢山の感染者に襲われ為に、老夫婦も逃げ延びる事が出来なかった…。

 

アリスの後を追い、ドンも2階に駆け上がって来たのだが目の前のアリスは、既に感染者に追い詰められた格好に

 

なっており、咄嗟の判断でアリスを見捨てて、窓から地上に下り走って逃げ出してしまうドン。


 

この状況下で、誰がダンの行為を責める事が出来ようか…。  

 

窓ガラスを叩き助けを求めていたアリスの姿は次に見た時には消えていた。

 

 

ウイルス感染発生から5週後、最後の感染者が死亡。

 

 

11週後には、米軍主導のNATO軍が派遣され、ようやく再建が始まった28週後のロンドン。

徐々にではあるが、帰国する人々も増え始めたとは言え、軍の厳重な監視下の中、第1街区に人々を集めて

再建を図ろうと試みている状態。

 

第1街区以外では、まだまだ全てを調べ上げた訳でもなく絶対に立ち入り禁止状態が続いていた。

 

からくも、感染者からたった一人だけ逃げ延びたドンは、トリプルAランクの責任ある仕事について、元気に帰国する事に

なった、子供達を駅のホームに迎えに来ていた。


 

子供達の元気な様子に安堵したドン。  しかし、其処には母のアリスの姿は無い。

 

そんな子供達にどうしても本当の事を話せなかったドンは、アリスは目の前で殺害されたと告白したのだったが…。

 

幼いアンディは「ママの顔が思い出せない」とタミーに呟く。  アンディの事を不憫に思ったタミーはドンに内緒で

 

アンディーと共に嘗て暮らした思い出の実家に写真や思い出の品を取りに第1街区を出るのだが…。

 

其処に広がる懐かしい風景は、既に死に絶えた状態であったが、何とかママの写真も手にしたアンディは

 

物音がする屋根裏部屋に行って見ると、パパからは目の前で殺害された筈のアリスが隠れていたのであった。


 

軍の迎えにより、家から連れ戻された姉弟は経過を見る為に隔離され、アリスは全ての検査からウィルスの保菌者で

 

有りながら、発病しないキャリアだと言う事が判明する。

 

軍医のスカーレット(バーン)は、ワクチン開発に期待を膨らませるのであったのだが…。

 

 

 

 

《***》

 

 

 

ヒースのニュースで、相当に参ってしまった上にウチのPCの状態も何やらおかしくなってしまって、サーチをかけたり

色々して、今朝の4時頃までインストールやら何やらで、記事も書けず仕舞いで朝も早から、この作品のあらすじを

書くのはチトシンドイを通り越して、イタイ思いをしております。

 

この作品を見るに当たって、この間ちゃんと「28日後」も復習して見て参りました。

 

そう、「28日後」の続編にあたるこの作品は、イギリスに蔓延したウィルス感染者達が全て死に絶え、復興し始めた

「28週後」を描く作品。

 

この間見た「アイアム・レジェンド」にも何処か通じる所や似通った所はあるものの、見直した「28日後」は

 

イギリス作品らしく、映像的な目を見張るものは無くても、生き残った人間の恐怖心などが素晴らしく良く描けていた

秀作だったのだと、改めて思った。

(「28日後」はレンタルで見た。しかも、始めて見た時は其れほどまでに良く出来た作品という感じも受けなかったのだが)

 

そして前作の監督のダニー・ボイルは製作総指揮にまわり、「10億分の1の男」のフアン・カルロス・フレスナディージョが

 

監督する。

 

とても、とてもR-15等では収まらない、物凄いグログロシーンの多さにこういう作品を見慣れている私でさえ、思わず

 

「うへぇ~~」と言ってしまうシーンも出て来る。

(でも、一体何歳なら見ても良いか?  この作品については年齢では判断しかねる)

少しでも、血みどろシーンが苦手だと思うお方は、全く無視して行った方が良いと思われる。

本当に相当にショッキングシーンも出てくるので、心臓の弱い方等は要注意であろう。

 

隣の座席に座った、若いアキバ系のお兄さんは見事に椅子から3度以上は飛び上がり、グログロシーンは目を伏せて

 

ラスト間際には、手で口をずっと押さえておられました…。(思わず、怖いのなら帰れよ!と言いたくなった)

 

 

何せ、主役が初っ端最愛の妻を見殺しにして、一目散に逃げ出してしまうのだ! 

 

 

それだけでも、かなりセンセーショナル。

けれど、この続編相当に手に汗握るし、私的にはかなり面白かったけれども、前作の様な人間の内面の心理描写が

描かれる事は無く、ちょっとハリウッド寄りになっちまった感がした。  其処が満点でない理由。

しかし、この残虐さはイギリス作品の特色が出ていたのでは…?

 

ラストシーンから、「まだまだ続きまっせ~!」と言う感じでしたが。

 

どうなりますやら…。

 

タミー役のイモージェン・プーツはかなりのべっぴんさんでしたが、今後の活躍は期待できるのかな?

 


                             <姉弟を助ける ドイル役にはジェレミー・レナー>

 

もしご覧になられるのなら、相当の覚悟をしてDo~ぞ!

 

どれぐらい大丈夫か? 確かめるのならオフィシャルサイトが見れるぐらいならOKでしょうか?

 

http://movies.foxjapan.com/28weekslater/   (マヂで危険ですから、覚悟してみてねん!)

 




《+++》

相当心の痛手を受けております…。

その上に、昨夜いえ今朝までのPC処理とかで、ヘロヘロなので、今日は3本一挙見しようと思っておりましたが

午前中はちょっと寝ましょうと思っています。

 

今月一杯は、新作記事が続くと思われます。

 

今年の目標のコメレスをする…、がもう既に…。  

週末には少しでもコメレスもしたいと思っていますが許してちょんまげ!