ピアノの森   もしも、のだめがアニメ映画なら~? | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。



2007・邦画     ★★★☆☆(3.7)


監督:小島正幸

声の出演:上戸彩  神木隆之介  池脇千鶴  福田麻由子  宮迫博之  天野ひろゆき  ウド鈴木



父親の様な、立派なピアニストになる事が雨宮修平(神木)小学5年生の目標だ。

田舎に住む、お婆様の具合が悪くなった為に、母親と修平はお婆様の所に引っ越して来る。

此処には、物凄く大きな森があった…。  その森の横を通った時、ピアノの音色がした気がしたのだが…。



転校生としてやって来た修平は、「4歳からピアノを始めて、ピアニストになる事が夢」だと自己紹介をする。

と、いきなりガキ大将の“キンピラ”に目を付けられて、森の中にある壊れたピアノの音が出るかどうか、夜中に

試しに行けと命令される…。  が、其処にキンピラが唯一煙たがる一ノ瀬海(上戸)が割って入ってくれる。

「あのピアノは音が出るんだ!」そう言うと、キンピラと大喧嘩になる。


其処に音楽教師の阿字野壮介(宮迫)が入って来て、「早く帰れ」と一括される。



放課後、海は修平を森に誘う。  

森の中の其処には、まるでステージの様に優しい日差しが包み込む様に射し、信じられない事にデッカイ

グランドピアノが、置かれていたのであった。


壊れているなら音は出ない筈のピアノ、修平が弾いてみてもやっぱり音は出なかった。

が、「何やってんだ!」と海が弾くと、信じられない程の美しい音を奏で始めたのであった。

「俺のピアノなんだ!」と海は、誇らしげに言う。  修平は海のピアノの音色を聞いただけで、虜になってしまう。

「お前もピアノをやってるって聞いて、嬉しかったぜ!」  2人は、すぐに友達になれた。




ちょっとおっかない阿字野が事故で引退をしたが、昔日本を代表する様なピアニストだった事から、修平のレッスンを

して貰う様に母親と頼みに行くが、あっさりと断られる。

そして、森のピアノの事を阿字野に話す修平。  自分は音が出せないピアノを素晴らしい音色で弾く海の事を…。




その夜、阿字野は一人森の中に入って行く。  そして、海が奏でるピアノの音に涙するのであった…。

「一緒にピアノを弾かないかい?」


将来有望な修平のレッスンを断っておきながら、阿字野は何故海にそんな事を言ったのであろうか?

ピアノを習うなんて、これっぽっちも頭に無い海。  家が貧乏で、習い事など絶対に出来ないのだ。

しかし、阿字野から言われた言葉を聞かされた修平は、心に自分でも理解出来ない痛みを覚えながらも、海に

阿字野のレッスンを受ける様に勧める。


そして、キンピラと事ある毎に喧嘩をする海の手を取り「この手は、そんな事をする為にあるんじゃない!」と

怒ってしまうのであった…。


海は、果たして阿字野のレッスンを受けるのであろうか?  それは、一体何の為に?

そして、何故あの森のピアノは、あそこに置かれる事になったのだろうか?





《***》

「神童」の記事の時に、この作品の事もちょこっと書いたと思う。

コミックスの映画化で、実写版では無くアニメのままの映画化である。



修平

ピアノが好きとか嫌いとかではなく、父親がピアニストな為に自分も…、そう言う思いでピアノを続けている。

勿論、父親譲りで母親も音大卒だと言う台詞からも、完璧なサラブレッドなのだろう。



森にあるピアノを唯一弾ける少年。  楽譜も読めず、音楽の勉強らしきものは一切受けずに独学でピアノを弾く。

心から、まさに「音を楽しむ」この少年は、天才なのだろう。


そんな2人が偶然にも、田舎の小学校で出会う。  

其処に嘗ては、超有名なピアニストだったが、現在は夢を失ってしまった阿字野が再び海の演奏により、夢を

見ようとする。



海は、まるで「のだめ」そのモノ…。  ピアノは先ず、楽譜通りに正確に弾く事が何よりも大事。

のだめも海も、自分のイメージや自分の心地良い弾き方をしてしまう。

其処が又、一般ピープルには出来ない天才な所なのだが…。


ストーリーは、現在も連載中のコミックスの序盤部分を映画化されていた。

全く音楽を知らない海の為に阿字野が「ショパンなら子犬のワルツ」「ベートーベンならエリーゼのためにや運命」を

弾いてやる所等は、お子様向けに良いだろう。


まま、主人公達が小学5年生なので、お子ちゃま向けの作品なのだが、修平がかなり難しい事を話す大人な

少年だったので、あんまり小さなお子ちゃま達には、ちと難しいかもしれない。



声の方は、上戸彩が素晴らしかった。  いっそ、声優になれば?と思うほど。

そして、俳優の時も好きだが阿字野の声をやった、宮迫はかなり良いよ~~!




もっと、お子ちゃまお子ちゃましている作品かと思っていたが、大人が見ても充分に楽しめると思う。

が、私は…。  この続編の十年後の彼らの物語があるのなら、是非見てみたいのだが…。



合格そんな「のだめ」の情報が、今朝入ってきた!

来年の新春・スペシャルドラマとして2夜連続で放送が、あるらしい!

久々に「千秋様」に会えるのですね。  とっても、とっても楽しみだ~~!







《+++》

毎晩毎晩、同じ事ばかりを書くのは嫌になっちゃうけれど!何処をメンテナンスしたのでしょうか?

画像が、全く使用出来ない。


昨夜は、流石に諦めて翌日早朝に作業をしている。

ちょこっと寝て(1~2時間)、起きるこの時間は私の頭は全く回らないので、今も何を書いているのかくちゃくちゃ×☆◎…。

う~~ん、どうにかして欲しいなぁ~。



昨日は、久々に男前が熱を出し、学校を休んだ為に「アドレナリン」は止めにした。

でも、昼過ぎには元気になったので、試写会だけは行く事にしたら、こんな時に限ってマイ・ヤンガー・シスターから

TEL有り…。  ッププップ~叫び

「病気の息子をほっぽらかして、映画ですか?」と。

ゲゲゲ!  まぁ、良いけどね。  姪も病気だってさ!

お天気もややこしい、こんな時は気をつけましょうね。  色々な事にネ!